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soil and pencil à la mode [path-art]

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5.jpg天からこぼれ落ちてきたなにかを土でこしらえ、
見たことのないなにかを鉛筆は探し続けている。
土から生まれた「かたち」と鉛筆が刻む「けしき」のアラモード。
彫刻は村中鉄也氏、そして鉛筆画は細木るみ子氏。
ご夫婦での2人展です。
お互いに作家として一番身近で、理解しあえるもの同士の時がそこには流れます。

村中氏の通常の作品は具象が多く、人体の形に似た彫刻をメインになさっています。
自分自身が制作していく中で、静かな空間になったり、あるいは時として感情が荒々しく出ても良いと思っているそうです。
「作品から滲み出てくるような物語を感じてほしい」一つの作品だけではなく、作品群の中から見えてくるものを感じてほしいそう。
物語を閉じ込めた作品ができたら良いとおっしゃっていました。
それぞれに作家として素晴らしいと思うところを伺いました。
村中氏から・・・「鉛筆で抽象画をずっと続けているその持続力、どこをその発想を源にしているのか?横で見ていてもわからないんです。そこがすごいと思います。」
細木氏から・・・「作品を見る眼、アドバイスのセンスがピカイチ。独自の発想を持っているところ。
作品は静謐なイメージですが、常に実験をやり続けているバイタリティとエネルギー、発想を形にする凄さ、何が出てくるかわからないドキドキ感かな?」

感情の赴くまま・・その動き、空間の中で蠢く土のダイナミズム。そして、勢いと刺激のある空間がそこには広がっています。
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※尚、写真は村中鉄也氏と細木るみ子氏からお借りしました。
(土と鉛筆 アラモード 村中鉄也×細木るみ子は8/25まで帯広市大通南6 ミントカフェ内ガレリア オリザで開催中)

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