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2019.1129 O.A 釧路市立博物館 石川学芸員 「硫黄山に登った」 [motto museum]

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19年ぶりに再開した硫黄山の登山。今回はガイドがついて22名の方が参加したそうです。レストハウスに集合し、南側斜面から登り始め、クマ落とし、そして北側に降りてくるコース。木がないので、掴むものがないという事があったそうですが、そして風が強いと厳しいかも?という感想はあったのですが、心地よい3時間だったそうです。あまり登山登山という感じではないので、小学校中学年くらいから登れるのでは?と石川氏。やはりガイドの方がいらっしゃるといろいろな説明を聴きながらなので、あらためてこの道東の素晴らしさを再確認したようです。もちろん硫黄のこと、その歴史、そしてそこに生えている植物や棲息する動物たちのことも。次回は来春以降とのことですので、機会があれば参加してみたいツアーです。
さて、博物館の2階には新しいコーナーができています。もうすでにご覧になった方もいらっしゃると思います。簡易軌道に関するものです。企画展が以前ありましたが、そこで展示されなかったもの、写真や動画、切符や集乳缶、ジオラマが・・・。簡易軌道は幅広い年齢層に受け入れられ、多くの反響があったそうです。ここまでの反響は想定外とのことですが、レアな感じと可愛い感じが鉄道ファン以外からも好評の様です。簡易軌道とは地域を作ってくれたものの一つとおっしゃる石川氏。当時はあらゆるものを運搬し、人が動き、ものが動くという生活の基盤を支えたものです。そこをおさえると地域が理解できると・・・確かにそうですね。この展示は来年2月くらいまで。3月からは石炭列車のアレコレが展示される予定です。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2019.1128 O.A 邦楽(アイドル) [chord5]

・想い出の九十九里浜 / Mi-ke
・想い出の渚 / Mi-ke
・亜麻色の髪の乙女 / Mi-ke
・ブルーライトヨコスカ / Mi-ke
・白い白い白いサンゴ礁 / Mi-ke
・あの素晴らしい愛をもう一度メドレー / Mi-ke
~今回はアイドル編です。Mi-ke 特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏!今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

2019.1128 O.A 「山火事&ライトレール&フィルムフェス、そして雷」 [various story]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

南半球のオーストラリアはこれから真夏。
暑さが日により差があるそうで、22度〜40度とその日によってだいぶ違うそう。これは、今に始まったことではないそうですが。
でも今年は山火事が多いと。落雷、乾燥などが原因。街の中がくすんで見えるとおっしゃっていました。
空気が茶色に見えるみたい。さらに焦げ臭いそう。あちこちで山火事が起こっているからなのですね。
(収録中にも変な音が聞こえると思ったら雷の音でした。skypeの向こうの音がラジオの前のあなたにも届くはず・・・)
最近のトピックスといえば・・・ライトレール(2輌くらいの路面電車)が街の中を走るそうです。
開通は12月7日とか。それも全線ではなく、一部。全体の開通は2020年3月頃と。
でもだいぶ工事は遅れているそうです。
交通渋滞緩和のために考えられたそうですが、実際どうなるのか?また、市民は見守っている感じなのかもしれません。
最終的には12キロ、19駅が完成するとのこと。間違いなく観光名所的な感じにはなるのでしょうが、
そこに住む方々にとっては車の他にライトレールが増えることで、さらに渋滞するのでは?という声もあるとかないとか。
そして、毎年恒例のジャパニーズ・フィルム・フェスティバルが開催されました。今年で23回目。日本文化を広げるため行われているそう。
邦画、アニメなど英語の字幕付きで上映されているそうです。およそ10日間から2週間にわたり各都市で繰り広げられるそう。
やはりアニメ等は地上波でもだいぶ前から放映されていることもあり、人気は高いそうです。
収録後に「今日上映のアニメ<名探偵コナン>を観に行こうと思ったら、予約で満席でした。やっぱりアニメ映画は大人気です。」と鈴木氏からメールが届いていました。
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dual exhibition tamako kataoka & tatsuoki nambata [path-art]

tamako.jpg 片岡球子、1970、屈斜路湖 -.jpg 片岡球子、1993、横たわる裸婦.jpg
片岡球子は札幌出身、難波田龍起は旭川出身。ともに北海道に生まれた画家は同い年です。
2020年に生誕115年を迎えるお二人の展覧会。
片岡球子は大胆な構図にエネルギッシュな色使いが有名な日本画家です。
「人のかなしみ、苦しみの時に その人のこころに 何かを点じられるような、
そういう絵が一枚でも 描けたら、と・・・」という言葉を残しています。
90歳になってからも毎週の様に富士山に登り、絵を描くことを続けていました。
彼女は生涯を通して何を求め、何を表現したかったのでしょう。

難波田龍起は洋画、抽象画を追求しました。彼の作品からは音やpoemが聞こえてきそうです。
「開拓の精神を受けついでいる 僕は、芸術の上で
未知の密林を切りひらいていかなければならない。」
初期には風景画なども描いた彼ですが、戦後次第に画面の抽象化を強めていきました。
高村光太郎を師とし、内面的で現代的な造形を追い求め、独自な世界を展開したのです。
彼の作品からは何かが聞こえてきそうな錯覚さえ覚えます。
同じ時代を生き抜いた二人の画家の作品が同時に展示される展覧会。
表現方法は違ってもその根底には北の大地の何かが反映されているのでしょうか。
“ï”g“c—´‹N A1956 A‹O Õ.jpg 難波田龍起、1953、北国の家 .jpg 難波田龍起、1966、青 .jpg
※尚、写真は北海道立釧路芸術館 熊谷麻美氏からお借りしました。
(生誕115年 片岡球子と難波田龍起展は11/30から2020年2/11まで北海道立釧路芸術館で開催)

2019.1122 O.A 釧路市立博物館 野本学芸員 「小さな川の重要な役割」 [motto museum]

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小さな川には何もいないのでしょう?と言われることが多いと野本氏。ところが、川幅4.5メートル未満の川にはたくさんの生物が存在しているそう。さらに生物多様性のためにも重要な役割を果たしているとのこと。一見目立たないドブ川で多くの生き物が命をつないでいるのです。ただ、この様な小さな川は物理的にも手続き的にも工事が行われやすいということもあるのが現実。例えば、明渠排水事業、道路や橋の前後で施設を強化するためにコンクリートの建造物を作る等。それが遡上障害となっている場合があるということなのです。魚たちが遡上する川の上流では、魚の産卵環境が整っている場所が多いのです。幻の魚と言われるイトウの主な産卵場所になっていたり、サケ・サクラマス・カラフトマス等の産卵場所になっていたり。と言うことは、そこにやってくるシマフクロウやタンチョウ、オジロワシ等の採餌場にもなるのです。またさらに哺乳類にも影響してきます。その小さな川を守ることで、少しの配慮で、それらいきものを守ることができる環境と、いきものの命が守られるということ。ほとんどが人間が作り出した環境でいきものたちを滅ぼし、あるいは絶滅に追い込む危険性もあるということなんですね。最近、釧路川支流で魚道つくりに参加なさった野本氏。絶滅危惧種のイトウの遡上を妨げているとして、急な流れを緩める落差工1箇所に手作りの木製の魚道を設置したそう。今後は産卵環境を整え、釧路川水系で激減した生息数回復を目指すことに。釧路自然保護協会、行政、研究者、地域住民が約30人参加したそうです。色々なタイプの落差工があるそうですが、そこに少しだけ手を添えるだけで守ることができる命があるなら続けて欲しいと思った私です。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2019.1121 O.A 洋楽(GEORGE BENSON特集) [chord5]

・Give Me The Night
・This Masquerade
・Stardust
・Here,There,And Everyehere
・You Don’t What Love Is
~今夜の洋楽編は、GEORGE BENSON 特集です。
洋楽編、セレクトしていただいたのはToshi氏。
出演もToshi氏とmidoriでお送りします。

2019.1121 O.A 「僕はオスライオンかな?」 [various story]

江畑兵衛さん(TRIPLANE)
http://www.triplane.jp/

今回は収録時間に夢の中だった兵衛氏。きちっとしている方だとばかり思っていたのですが、実は今までにも飛行機に乗り遅れたり、軽い遅刻も結構あるとか・・・
私の中では意外だったのですが、どうやらファンの方の知っていらっしゃる事実みたいです。
そんな幕開けで打ち合わせもなしでスタート。
打ち合わせはいつもほとんどないのですが、今回は特に何も決めずに始めました。
話の中で兵衛氏の長所をお聞きしてみました。
「う〜ん。何かな?人を嫌いにならないことかな?」と。
多方面から人を見ようとする方なんですね。たとえ嫌なことがあっても、別の面から眺めることができる。素晴らしいことだと思います。
そして、こんな質問を投げかけてみました。「兵衛さんを動物に例えるなら・・・何?」彼の答えはオスライオン。
「ライオンってメスが狩をして餌をとってくるでしょう。それを一番最初に美味しいところを食べる。でも象徴みたいな感じ。」
「ではタンさんは?」ネコの皮を被ったトラ。
そして和也さんはヒヨコ・・・でも今はカモかな?な〜んて。
その理由はon airでチェックしてみてください。
それにしてもタンさんや和也さんはラジオで兵衛さんがこんなことを話しているなんて夢にも思っていないのでしょうね・・・(笑)

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力作がいっぱい。所狭しと並んでいます。
どの作品からもパワーをたっぷりと感じ、お腹がいっぱいになる感じです。
ジャンルは日本画、洋画、立体、水彩、版画等々。
作家が作品に込めた思い、考え、疑問、訴え・・・
様々な思考が目の前に現れては消え、交差します。
インタビューは釧路移動展の実行委員長 上野秀実氏にお話しを伺いました。
アートはそこに鑑賞する方がそれぞれに受け取ったものを自分の中でいかに消化するか・・・
感じるままに身を委ねて良いものだと私も思います。
会場いっぱいのエネルギーをたっぷりと感じてインスパイアーされまくりの時間でした。
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(道展釧路移動展は11/24まで釧路市立美術館で開催中)

2019.1115 O.A 釧路市こども遊学館 多胡学芸員 「天王星と海王星」 [motto museum]

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水星、金星、地球、火星、木星、土星は目に見えるので昔から知られていました。ところが天王星と海王星は肉眼でみることが難しいため、知られるようになったのは新しい惑星です。太陽系第7惑星の天王星は、太陽系惑星の中では木星、土星に次ぎ3番目に大きな惑星。地球がゴルフボール位とすると、サッカーボール位の大きさだそう。その特徴の一つは、自転軸の極端な傾きがあげられるそうです。黄道面に対してほぼ横倒しに倒れているのだとか。なぜこれほどまで傾いているのかははっきりしていないそうですが、地球サイズの天体が1回ではなく、2回衝突する必要があるというシミュレーション研究結果もあるそうです。海王星は、太陽系の第8惑星で、太陽系の惑星の中では一番外側を公転しています。肉眼で見ることができず、観測ではなく数学的予測によって発見された惑星。天王星の軌道の予期せぬ変化から、天王星の軌道が未知の惑星による重力的摂動によって生じているという推論を導いたのです。予測された範囲内の位置で1846年9月23日に望遠鏡を用いて発見されたそうです。天王星、海王星とも大気は主に水素やヘリウムで構成されています。これは木星や土星と同じです。でもその内部は氷と岩石で構成されているとのこと。そのため通常は、天王星と海王星は、木星や土星との違いを強調して天王星型惑星(巨大氷惑星)と呼ばれるそうです。どちらも青っぽい色をしているのですが、これは上層大気に含まれるメタンによって赤色光が吸収されるためなのだそう。天王星と海王星に接近した宇宙探査機は1977年8月20日に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局のボイジャー2号ただ1機。1986年1月24日に天王星に最接近し、そして海王星に最も接近したのが1989年8月25日。打ち上げられてから10年以上も経って近くに行くことができた・・・それだけ果てしもなく遠いということなのです。
http://kodomoyugakukan.jp/

2019.1114 O.A 邦楽 [chord5]

・Route 34 / HOUND DOG(ハウンド・ドッグ)
・BRIDGE〜あの橋をわたるとき〜 / HOUND DOG
・ONLY LOVE / HOUND DOG
・さよならの向こうに / HOUND DOG
・ff(フォルティシモ) / HOUND DOG
~今回は邦楽一般。今回はHOUND DOG 特集です。
セレクト・出演は、松谷氏・・・そしてmidoriでお送りします。

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