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2019.1031 O.A 邦楽(TV・アニメ曲特集) [chord5]

・オリーブの首飾り / ポール・モーリア (メルシャンワインCM)
・エーゲ海の真珠/ ポール・モーリア(メルシャンワインCM)
・渚のアデリーヌ / リチャード・クレイダーマン
・レディ・ダイ / リチャード・クレイダーマン(江崎グリコCM)
・水曜日の夜 / ニニ・ロッソ(水曜ロードショーTM)
・アゲイン〜AGAIN〜 / コロンビア・オーケストラ(Gメン75&82TM)
~今回はドラマやCMのイージーリスニング特集です。
曲のセレクトは斎藤氏です。

2019.1031 O.A 「湿原はどうして紅葉しないの?」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

紅葉がそろそろ終わり、落ち葉が目立つようになってきました。
そんな中、ポロト沼では今年はすでにオオワシがやってきたそうです。10月16日に渡ってきたそうですが、これは一番早い記録とか。
通常は10月下旬が多いそうです。さらに、オオハクチョウの姿も。秋を越して冬がやってきたみたいな感じさえします。
今回は日高氏から「どうして湿原の中は紅葉しないのでしょう?」という質問から始まりました。
どうしてかしら?木々がないから?ヨシとスゲが多いから?
湿原の中にはハンノキがたくさんありますが、確かにハンノキが紅葉しているのを見たことがありません。
実は緑の葉をつけている時からパラパラと落ちるそうです。気づいたらあれ?葉がない!という状態。
春夏の気温の高い時期に葉は多くの日光を浴び、自らの葉緑体から栄養分を作り出します。これが光合成。
でも、秋になり、気温が下がり始めると、光合成から受けるエネルギーが小さくなり、木が葉を維持するためのエネルギー量と採算が合わなくなってくるのです。
そこで、耐えきれなくなった木は葉を落とすための準備を始めます。その葉が役割を終える過程で、葉の色の変化が起こるのです。
木々にとって
最小限のエネルギーで
春までやっていこうという
節約術みたいな感じでしょうか。
必要なものがなくなった木は葉を捨てます。その中に老廃物さえ入れて。さらに水抜きもして。なんと効率よくできているのでしょう。
さて、窒素は蛋白質や核酸を作るのに必須の元素なのですが、空気中の80%近くを占める分子状の窒素は、植物も動物も利用できないそうです。
利用できるのは一部の細菌類だけ。ハンノキは根に特殊な根粒を作り、窒素を固定する細菌を住まわせ、光合成で作った炭水化物を与えて飼育しているのです。
そこで、窒素源を大事に使う必要がなく、緑の葉ごと捨てることができるのです。
だからこそ、栄養の少ない湿原でも生きていけるのでしょうね。

all of Long-tailed Tit [path-art]

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シマエナガ丸ごとわかります。
被写体としてはとても難しい鳥です。小さいし、動きが早いし、すぐ移動してしまうし。
その一瞬をおさえるためにどれだけの時間を費やしたのでしょう?と余計なことを考えてしまいます。
北海道、そしてこの道東だからこそ撮れた写真。
小首を傾げるのが他の鳥よりも得意?な鳥。
実物よりも静止画の方が可愛さが増す?鳥。
子供よりも親鳥が可愛いく見える鳥。
餌をヒナに与える前にクルクル回ってホバリングをしたり、凍った樹液が大好きだったり。
1年を通じて見えてくるシマエナガの生態。
山本氏は鳥が大好きですが、シマエナガだけを追っているわけではありません。
阿寒の森をフィールドにしている彼にとっては、すべてが被写体になるのです。
植物も動物も菌類も・・・。
すべては森を考えるためのツールとして存在しているのですから。
「いつもこの帽子をかぶって講演しているんですよ。これから札幌、釧路他様々なところで写真展やスライドトークショーを予定しています。」
シマエナガ悩殺小首傾げポーズを真似る茶目っ気たっぷりの山本氏でした。
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2019.1025 O.A 釧路市立博物館 貞國学芸員 「カラスの翼と羽」 [motto museum]

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鳥は空を飛んでいるイメージですが、その飛び方は大きく4つに分けることができるそうです。一つは羽ばたく。ホバリング(停空飛行)。ゆっくり降りる滑空。そして、羽ばたかず風を受けながら飛ぶ帆翔。もちろん一つの個体が色々な飛び方をするのですが、得意なものがそれぞれ違うのです。例えば、アオサギ。翼は長方形で幅広く、ゆったりとした飛び方が得意。いわゆる滑空。アホウドリなどの海鳥は、細長く、風を受けて効率よく飛ぶことが得意。帆翔です。そして、フクロウは翼が丸いそう。林の中を飛び回るため、小回りが利くようになっているのです。飛び方の得意不得意は翼の形に左右されるのです。ではカラスはどうなのでしょう?カラスの翼はそこそこ幅広く、長さもあり、丸みもあるそう。つまりだいたいの飛び方をそこそここなせる器用貧乏タイプとか。バランスが取れているとも言えそうです。これは、カラスが様々なものを食べるからこそ。空から獲物を探す、狭い森やビル群の中で獲物を追いかける、木に止まっている昆虫を捕まえる等多様な採食方法を駆使するからなのだそう。だからこそ都市生活にも対応する事ができている賢い鳥だとも言えるのです。そして、最近のトピックスとして、カラスもオスの方が綺麗という説も出ているそう。カラスの羽をよく見ると、緑色、紫色、青色に見える事がありますよね。その色がオスの方が綺麗なのだとか。やはり栄養が豊富、体が健康な個体がより綺麗な色になるそうです。羽の表面にケラチンというタンパク質があり、これが光を散乱させることで角度によって綺麗な色に見えるのです。そして、一枚の羽を見てみると、内側ではなく外側だけが綺麗に見える様になっているそう。これも進化の過程でそうなったそうです。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2019.1024 O.A 洋楽(CRUSADERS特集) [chord5]

・Street Life
・Help
・Soul Shadows
・The Way It Goes
・明日への道標
~今夜の洋楽編は、CRUSADERS特集です。
洋楽編、セレクトしていただいたのはToshi氏。
出演もToshi氏とmidoriでお送りします。

2019.1024 O.A 「西表に・・・」 [various story]

林田健司さん
http://hayashidakenji.com/#!/home

大阪ライブで燃え尽きて島に戻った健司氏。
今月末には西表でのPAのお手伝いと、夏川りみさんのライブ関係のお手伝いが。
西表までは石垣から船で1時間くらいかかるそうです。
西表では節祭(しち)と呼ばれるお祭りがあるのですが、これは約500年前から行われているもので、国の重要無形文化財にも指定されているそうです。
ここにはミリク様という神様が登場するそうで、このミリク神の中に入ることができるのは49歳の男性と決まっているそう。
49歳の男性が何人もいる場合は4月から数えてはやく生まれた順で決まるそうです。
ミリク神は神儀式の開始から終了まで中に入りっぱなし。時間にして約6〜8時間ほどでしょうか。その間トイレにもいけず、飲食もままならないとか・・・。
祭は演舞、ミリク行列、狂言、棒術、獅子舞などの芸能が奉納され、沖から岸に向けてハーリー競漕が行われるそうです。
このお祭りは、豊作への感謝と五穀豊穣、健康と繁栄を祈願するものとのこと。
踊りも素晴らしく、以前釧路にいらした時にこのお話しを熱く語ってくれた健司氏。
一度は拝見したい、行ってみたい、そんなお祭りの一つですね。
そして、彼のSNS上でも写真がアップされていた納豆のお話し。ナットちゃんと呼ばれるこの納豆はとても美味しいそう。
タレが醤油みたいな感じではなく、出汁の感じがしてとにかく美味しい!!と。
ただ、こちら収録中に調べてくださったのですが、那覇で製造されているみたいです。沖縄旅行の際には是非チェックを!!(笑)
※写真は林田健司氏からお借りしました。
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eastern hokkaido [path-art]

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07.jpg自分の写真集が完成!!
どんな気持ちでしょう。
最高ですよね。
作品展は音楽でいうとライブ、写真集はずっと残りますからね。
何よりも自分が今、住んで、撮影し続けている土地への思いが伝わるかな・・・と佐藤弘康氏。
酪農に携わる人々やそれを取り巻く風景を、
ご自身も労働者として働きながら見つめ続けてきた作品の数々です。
私は彼の撮る牛や人々の息遣い、そこにある空気感が大好きです。
そしてモノクロにこだわる彼の色使いが好きです。あえて色使いと言いたいです。
彼はモノクロにこだわるのは、色がない分、光と影を意識して撮影する面白さがあり、
プリントでは暗室で自分独自のトーン(階調)で、
自分なりの解釈で映像表現ができる奥深さが魅力とおっしゃっていました。
「新しくどんどん変わっていくものよりも、古くて変わらないものの方が自分に合っていると思います。だからモノクロやフィルムにこだわっているんです。」
撮影する視点は、今回昔撮った作品を見ている中で、あまり変化がないと感じたそうです。
写真集を作るにあたって改めて感じたそうです。本質は変わっていないのかもしれません。
ただ、作品をセレクトする視点が変わったと感じるそうです。
最近は、酪農をテーマにした作品群を撮り続けることは継続し、
開拓をテーマにした作品制作も進めているそう。彼の視点でどの様な作品が増えていくのか楽しみです。
全国各地で彼の作品を様々な方にご覧いただき、何かを感じていただけると嬉しいな・・と1ファンとして感じました。
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※尚、写真は佐藤弘康氏からお借りしました。
https://hpf.official.ec/items/23547290

2019.1018 O.A 釧路市立美術館 佐藤学芸員「絵馬堂と美術館は似ている?!」 [motto museum]

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奉納大絵馬は神社やお寺に奉納された大きな絵馬のこと。題材は馬、歴史的人物、神話などの物語、船などが多いそう。絵馬堂はその絵馬を主に神社などの境内に掲示したものです。元となる絵を地元の絵師がアレンジして描くことが多かったそうです。同じ物語が描かれたものでも、地域によって好まれる場面が異なっていたり、元にしたと思われる絵(絵巻)と微妙にズレがあったりするそう。そのズレこそが大絵馬の特徴を示すものと佐藤氏。例えば、「神功皇后図」の大絵馬は、古事記や日本書紀に登場する「神功皇后の三韓征伐」の物語を描いたものですが、これらは3つの系統に分類されると考えたそうです。一つは説話図系統、一つは母子図系統、そして縁起図系統。説話図系統は、神功皇后にまつわる説話を絵画にしたものですが、神功皇后が新羅に上陸した場面を描いた大絵馬には本来登場しないはずの海や神功皇后の子である応神天皇が追加されているものがあったそう。母子図系統は、神功皇后、赤子の応神天皇、皇后の側近である武内宿弥の3名が描かれていますが、皇后の立ち位置や赤子への視線が作品によって異なると。縁起図系統は、「神功皇后縁起絵巻」を元にしたと考えられるそうですが、絵巻の中で描かれる場面はほぼ決まっているそう。大絵馬は絵馬堂やお寺の本堂など参拝者の目につくところに飾られる事が多く、絵馬堂は、日本で美術館ができる以前から画廊的役割を果たしていたのでは?と佐藤氏。絵馬堂は主に神社にあるのでその地域に根ざしていると言えると。美術館もその地域の作家の作品を多く所蔵しています。そして、その作品は地域の風景を描いた絵画等地域の風土に影響を受けた作品が多いと。美術館は地域に根ざした活動をしている・・これらの事から絵馬堂と類似すると考えたそうです。
https://k-bijutsukan.net/

2019.1017 O.A 邦楽 [chord5]

・CRY ON YOUR SMILE / 久保田利伸
・木蘭の涙 / STARDUST REVUE
・埠頭を渡る風 / 松任谷由実
・月と太陽 / 米倉利紀
・Moon Light Lover / サザンオールスターズ
~今回は邦楽一般。今回は何と無く秋を感じる曲特集かな?
今夜はmidori一人でお送りします。

2019.1017 O.A 「ラグビーは人気スポーツ」 [various story]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

いつもはskypeでの収録ですが、今回は帰国中とのことで、スタジオにお越しいただき収録となりました。
日本とオーストラリアの違いについて色々と考えていたのですが、現在もまだ開催中のラグビーW杯について。ラグビーについてのお話しになりました。
オーストラリアではクリケットと並ぶ国技の様なもの。それくらい人気のスポーツとのこと。
1987年にW杯が始まり、1991年と1999年にはオーストラリアが優勝しました。2015年にはニュージーランドが優勝し、オーストラリアが準優勝。
ですから小さい頃からラグビーには親しんでいる様です。
実はW杯のラグビーの他に、アメリカンフットボールとミックスした様なナショナルラグビーリーク(NRL)と
オーストラリアンフットボール(AFL)と呼ばれるものがあるそうです。
NRLは、イギリスで1895年に発祥、現在16チーム、そしてAFLは、メルボルンで1859年に発祥し、現在18チームが存在しているそう。
どちらもプロチームもあり、毎週の様にテレビでも試合が放送されているそうです。日本の野球みたいな感じでしょうか。
使うボールはほとんど同じ、でも大きさが少々違うみたい。もちろんルールが違うそうです。
NRLはシドニーやクイーンズランドで人気があり、AFLはメルボルンで盛んの様です。
それぞれ贔屓のチームがあるので、ユニフォームを着て応援に会場に駆けつけたり、パブで飲みながら応援という方が多いとのこと。
実は夏はクリケット、秋冬はラグビー、AFL・・・と同じスタジアムで行うので、年間を通してスポーツ人気は高いのですね。
もちろん他にもマリンスポーツ、テニス、ゴルフ、ジョギング等々様々なスポーツを楽しむ方が多いのも事実です。
サッカーでもラグビーでもユニフォームの色に黄色と緑色が使われているのですが、彼らのチーム名がワラビーズ。
あのカンガルーよりも小さな可愛いワラビーの名前がついているのです。
強靭な男性がタックル姿を見て、可愛いワラビーの姿をイメージする方はあまりいらっしゃらないかな?と思いますが、何と無くクスッとしちゃいます。
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