SSブログ

mystery of music and Fingerprints [path-art]

1.jpg 2.jpg 3.jpg 4.jpg 5.jpg 6.jpg 7.jpg 9.jpg 10.jpg 11.jpg 12.jpg 13.jpg 14.jpg
謎だらけ・・・だからこそロマンがある。
生物学者であり、フェルメールが大好きな福岡伸一氏が謎解きに挑戦しているプロジェクトの全貌がひとめでわかる・・・そんな展覧会です。
17世紀オランダ絵画黄金期を代表する作家の一人、フェルメールの全37作品がここで見ることができるのです。
もうすでにこの世にないものもあるので、世界中にあるフェルメールの作品を全部集めることは不可能なのです。
キャンバス地に描かれた絵画を最新のデジタルリマスタリング技術で、描かれた当時の色調とテクスチャーを求めて再創造したものです。
経年変化した絵画とはまた違った魅力がそこにはあります。
色々なネタがあって、その音声ガイドを聞きながら進むと楽しさ倍増!!(音声ガイドは観覧料の他に350円が必要です。)
例えば地理学者と天文学者は同一人物か?
その人物はフェルメールと同時代のオランダ人科学者アントニ・ファン・レーウェンフックなのか?
楽譜には何が描かれているのか?
絵画の中にある絵画はフェルメールのおばあさん所有のものなのか?
ある作品に描かれている人物は娘なのか?
まだまだ・・・謎がたくさん作品からふられてきます。ちょっと変わった展覧会。フェルメールにどっぷり浸かってみませんか?
(フェルメール 音楽と指紋の謎展は10/18まで釧路市立美術館で開催中)

2020.0828 O.A 北海道立釧路芸術館 藤原学芸員 「ビーズから色々考える」 [motto museum]

IMG_9376.jpg IMG_9378.jpg
今年10月末に芸術館で予定されている展覧会に向けて、網走市にある北海道立北方民族博物館へ調査に行かれた藤原氏。ビーズにハマりかけてる?というかハマってしまったみたいです。ビーズの歴史は古く、紀元前10000年以上前のアフリカに遡るそう。当時はダチョウの卵の殻からビーズを作っていたとか。アフリカから次第にヨーロッパやアジアとの交易や交流を通じて自然素材からガラスや金属等、素材を多様化させながら世界各地に広まったのです。ビーズは装飾品として、あるいは儀礼のための道具としても使われました。今なぜ美術館での開催を考えたのでしょう?この様ないわば人類の歴史と深く関わるアイテムであるビーズと、それを使った装飾品は、民族学的な視点はもとより、人間にとっての「美」のルーツを探る試みとしても近年注目されているそうです。2012年には、国立民族学博物館のコレクションから、ビーズ発祥の地、アフリカにおける展開にスポットを当てた「ビーズインアフリカ」という展覧会が神奈川県立近代美術館で開催され、話題を集めたそう。ビーズの魅力を伺いました。ビーズも、糸による刺繍も非常に近しい場面でいわゆる装飾として取り入れられていること。また、どちらもとても小さなエレメントであること。一針一針のステッチやビーズの一粒一粒でできているという共通点があるのですが、今回の調査でパッと見た時の表面的な華やかさはもちろん、その内側に秘められた一筋の凛とした意思を感じたそうです。この作品の内側にある見えないエネルギー、凛とした意思とも感じられる力が、ビーズの装飾や刺繍の美を支えている様に感じたとおっしゃっていました。装うとは・・美とは・・・。私たちにとってとても身近でまた根源的でもある問いと向き合わせてくれる存在なのではないかと藤原氏は考えています。
http://www.kushiro-artmu.jp/

2020.0827 O.A 邦楽 [chord5]

・RIDE ON TIME / 山下達郎
・踊ろよ、フィッシュ / 山下達郎
・SPARKLE / 山下達郎
・GET BACK IN LOVE / 山下達郎
・さよなら夏の日 / 山下達郎
~今回は邦楽一般。 山下達郎特集です。
セレクトは村田氏。出演 村田氏 & midoriでお送りします。

2020.0825 O.A 「中庭つき40畳の事務所?!」 [various story]

林田健司さん
http://hayashidakenji.com/#!/home

健司氏や夏川りみ氏、そして島のカッコ良い男たちで出資した会社、54エンタープライズ合同会社の事務所というか箱が5年経ってやっと完成。
もちろん今までにも活動はなさってきました。石垣島を中心とした総合エンターテインメント企画会社です。
その名が54エンタープライズ。この54ってどういう意味があるのかしら?
八重山に伝わる伝統工芸、八重山ミンサー。これは木綿糸を平織りで仕上げていく織物で、五つのマス目と四つのマス目を織り込んだ特徴的な模様には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末長く・・・」という思いが込められているそうです。
石垣島在住のミュージシャンと
石垣島特産品拡め隊のメンバーを中心に
・石垣島を世界へ。
・子供たちの未来のために。・楽しい事をしよう。
この3つを合言葉に
2016年5月4日 設立されたのです。ですから社名にはこの皆のいつ(五つ)の世(四つ)の想いが込められているのです。
まだお披露目までには時間が少々必要なので、今回は室内だけのお写真です。
ここでライブ配信もできるかも・・・
そして広い中庭があるので、もしかするとここでライブもできるかも・・・なんて。
星空を見上げながら音楽を楽しむことができるなんて幸せ〜。
でもライブだったら健司氏を見つめるでしょうから空は見上げないか・・・(笑)
今だからできることを模索して、前に進んでいる感じがお話しの中からも伝わってきました。
次回は外観もご紹介できるかな?
※写真は林田健司氏からお借りしました。
1.jpg 2.jpg 3.jpg IMG_9457.jpg

kushiro color project・・・3 [path-art]

どんな作品を作るのか、構想・妄想の時間を経て、いよいよ制作開始です。
すでにデッサンをもとに作り始める生徒、まだ表現する方法を実験している生徒等々。
見ているこちらが楽しくなってきます。
IMG_9248.jpg IMG_9249.jpg IMG_9251.jpg IMG_9252.jpg IMG_9253.jpg IMG_9255.jpg IMG_9256.jpg IMG_9257.jpg
いきなり椅子に白い色を塗りだした・・・ここには国際化を考える釧路を表現したい
発泡スチロールは?・・・どうやら釧路の春先の雪を表現するらしい
釧路の海を表現したい・・・作った色に青を少し入れたい。青いセロハンを使う?和紙にする?
液体粘土でどうするの?・・・鳥を作りたい・・・
頭の中のものを自分で作った絵の具を使ってさらに発展させて何かを表現する。難しくて楽しくて自由な時間。
IMG_9258.jpg IMG_9259.jpg IMG_9260.jpg IMG_9261.jpg
今回のプロジェクトは先生にとっても生徒にとっても初めての体験。
先生はいつかは釧路の何かを使って美術の授業をやってみたいと思われていたそうですが、まさかそれが実現するなんて・・・と。
この機会に自分たちが住んでいる釧路を考えることにつながれば・・・。
物事の捉え方がもっと自由にあらゆる方面から考える事ができるようになりそうです。
制作は夏休みあけからまた始まります。
※北海道教育大学附属釧路中学校 美術(更科結希氏)の授業にお邪魔して、取材させていただきました。作品作りは2Bの授業でした。
今回は土探しにもご協力いただいた北海道教育大学 境智洋氏にもお話しを伺いました。

2020.0821 O.A 釧路市立博物館 戸田学芸員 「100年前の釧路」 [motto museum]

0821mmt.jpg
今年は国勢調査の年です。10月に入ると始まりますが、5年に1度のこの調査の第1回目が今から100年前の1920年に始まりました。大正9年のことです。釧路市立博物館に収蔵されているものの中に当時の記念品があるそう。それは鉄瓶。国勢調査の文字があり、また日本地図も。鉄で作られた灰皿などもあるそうです。現在では対面ではなく、ネットでの調査も行われているそうです。100年の間には色々な変化もあるのですね。逆に変わらないものもあるかと思いますが。さて、100年前の釧路はどんな感じだったのでしょう。現在の釧路市ですが、当時は釧路町から釧路区となったそう。今の東京都渋谷区という区とは違うそうです。それからまもなくして市になったそうです。さらこの年8月には洪水が発生しました。この状況を記録した絵葉書も博物館には収蔵されているとのこと。翌年には新釧路川の工事が始まったそう。やはり土砂が港に流れ込むことを防ぐのが大きな目的だったとおっしゃっていました。100年前の釧路の人口は39,000人。漁業も製紙も炭鉱も盛んな頃。よく言われる3大基幹産業はすでに確立されていたそうです。2つの会社を統合し、大平洋炭礦が創立されたのも100年前。また、製紙業と関連して林業も盛んだったそう。阿寒湖畔や弟子屈等の木材を川を使って流し、釧路まで運び、それは鉄道の枕木として日本国内のみならず、海外にも輸出されたとのこと。逆に考えると鉄道がそれほど盛んになってきた頃でもあったのです。ということで、今回は国勢調査の始まりから発展して100年前の釧路のことを戸田氏に教えていただきました。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2020.0820 O.A BAND [chord5]

・Hey Joe / Jimi Hendrix
・Stone Free / Jimi Hendrix
・Purple Haze / Jimi Hendrix
・Voodoo Chil / Jimi Hendrix
・Little Wing / Jimi Hendrix
~今回のバンド編、Jimi Hendrix 特集です。
今回は、ギターリスト ソロ特集。番外編。
「ここで、ジミヘン(60年代)をやっておきたいのです。
60年代ということで、今までボツにしてきましたが、ギターリスト ソロ特集 番外編で是非とも・・」
と河口氏からのアツ〜いメッセージがありました。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。


2020.0818 O.A 「The Dish!まさにお皿・・・!」 [various story]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

オーストラリアも新型コロナウイルス感染者が増え、特にビクトリア州メルボルンでは8月2日からステージ4の規制が導入されました。
少なくとも9月13日まで。仕事や治療などを除く午後8時から翌日午前5時までの夜間外出禁止令が出ているそうです。
もしこれに違反すると罰金が$1652(約12万5000円)とのこと。それでも結構違反者はいらっしゃるそう。
州外への移動もできない状態にも一時的にはなっていると・・・。
海外はもちろん他の州へも行けない状況なので週末を利用して州内を旅行なさったそうです。
目指したのはParksという町。彼の自宅から360km、車で約5時間。お目当は通称ディッシュ(The Dish)という電波望遠鏡があるパークス天文台。
かつては南半球最大の電波望遠鏡で、1969年、アポロ11号が月面着陸に成功した時に、宇宙船からの信号をNASAに中継する役目を担ったそうです。
ディッシュが中継した映像は、ニール・アームストロング船長とエドウィン・オルドリン月着陸船操縦士がムーンウォーキングをした時に使用されました。
とにかく大きなお皿といった感じだったそうで、直径が64mもあるそうです。
その後、南アフリカの「ミーアキャット」に抜かれたので、現在は南半球で2番目の大きさとのこと。
さてこのエピソードを元にしたオーストラリア映画の「The Dish」が2000年に公開され、オーストラリアでは結構ヒットしたそうです。
主演はサム・ニール。ニュージーランド人ですが、オーストラリアでも人気があるそう。有名な主演映画は「ジュラシック・パーク」のグラント博士。
「オーメン」の完結編、「オーメン最後の闘争」ではダミアン役を演じているとのこと。
日本では「月のひつじ」というタイトルで2002年に公開されているそう。気になる方はチェックしてみてくださいね。
パークス天文台を見学した夜には、近くの小さな天文台のツアーに参加し、大きな望遠鏡で土星の環や木星の衛星などを見たそうです。
ひつじがたくさんいる牧歌的な他に何もない大地。自然あふれるところに大きな大きなお皿。いまが冬の南半球での鈴木家での週末旅行のひと時でした。
※写真は、鈴木雅章氏からお借りしました。
2.jpg 3.jpg
5.jpg 4.jpg

potatoes save the world [path-art]

今回で6回目になる巨大じゃがいもart project。
世界中の子供たちが描いたアート 約130ヶ国から毎年20,000点の作品が毎年届きます。
その作品を入れ替えながらの展示になっています。
巨大じゃがいもの骨格は、十勝平野のじゃがいも畑を守っている防風林の端材、農耕馬厩の古材、古紙などで立体空間を構築しています。
その中にはたくさんの子供たちが作った作品との異文化共生コラボレーションが展開されています。
数年前、国連で「じゃがいもは世界を救う」とペルー国が提唱採択されたそうです。
IMG_9202.jpg 2.jpg 3.jpg
4.jpg 5.jpg 6.jpg 7.jpg 8.jpg 9.jpg 10.jpg 11.jpg 12.jpg 13.jpg
「えっ?これが4歳のこどもが描いたの?」
「なに〜?この色はどうして?」
「すごい構図に微妙な色合い、それが12歳?」
とにかく感嘆の声しか出てきません。どうしてこの様な作品を作り出すことができるのでしょう?
中には難民の子供が描いた作品もたくさんあります。でも決して暗い感じではないのです。
このじゃがいものアートには素晴らしい「生きる」というpowerが漲っています。
余計なことを考えない。
シンプルな思い、純粋な気持ち。大人が忘れてしまっているものをここで感じていただけると思います。
この子供達のパワーで今の世界が少しでも良い方向に変わっていくことができたら・・・浅野修氏の願いです。
※十勝めむろ赤レンガ倉庫 代表であり作家の浅野修氏にお話しを伺いました。
(巨大じゃがいもアート展は9/22まで芽室 巨大じゃがいもアート館で開催中)

2020.0814 O.A 釧路市こども遊学館 多胡学芸員 「ほうき星・流れ星・火球・隕石」 [motto museum]

mm0814t.jpg
この4つの関連性は?ほうき星は彗星とも呼ばれ、長い尾を引く様子が知られています。ハレー彗星、百武彗星、ヘールボップ彗星、ネオワイズ彗星など聞いたことがありますよね。彗星は太陽の周りを回る天体の一種。今年7月に明るくなり肉眼でも見えたネオワイズ彗星は、この軌道は放物線にごく近い楕円軌道で、次に太陽に近づくのは5000年以上先とみられているそう。彗星の本体は核と呼ばれ、氷のほか塵を多く含んでいて「汚れた雪だるま」とも表現されるそうです。太陽に近づくにつれ熱を浴びて溶け出し、さらに太陽風によって溶け出した粒子が反対側に吹き流されて尾を作ります。彗星は惑星が出来始めた太陽系初期の情報を持っていると言われ、特に長い周期のものは太陽系のはるかかなたで冷凍保存されていた様な状態なので、太陽系の形成に関わる貴重な研究対象なのだそう。続いて流れ星。流れ星は流星とも言われます。流星が夜空の一箇所から四方八方に飛び出してくる様に見えるものを一つのグループと考え、流星群と言います。流星群はほうき星と関係があります。彗星は尾ができ、砂粒ほどの小さなチリを撒き散らしていきます。彗星の通り道を毎年同じ時期に地球が通過し、そこに残されていたチリが地球の大気に飛び込み、100km前後上空で発光して見えるもの、これが流星群となって見られるそう。そして、流れ星の中でも特に明るいものを火球と言います。流星と火球の見た目は似ていて、明るさの違いだけと思いますが、実はその起源は違うそう。流星の元はほうき星が撒き散らして太陽の周りを回っている数ミリ程度のチリですが、火球の多くはもう少し大きく、小惑星のかけら。中には大気中で燃え尽きずに地上まで落ちてくるものがあり、これが隕石になるそうです。
http://kodomoyugakukan.jp/

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。