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2019.0802 O.A 釧路市立博物館 石川学芸員 「出会いと別れ・・石炭列車編」 [motto museum]

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石川氏がまだ釧路に住んでいない時、東京から石炭の研究でいらっしゃった時に石炭列車と対面。「次回いらっしゃった時にはぜひ・・」という言葉を受け、それから間も無くまた釧路へ。最初に乗せてもらった時の感想はただただ感動しかないと。写真もあまり撮れず。どこを見たら良いのか、気になるものばかりで、運転している方や景色、計器類等々を含め、キョロキョロしていた覚えがあるそうです。関係者の方の優しさにも触れ、忘れられない思い出となりました。2回目に乗車した時には石炭を積むところ、降ろすところに注目。実は研究として、記録に残すという側面からも石川氏は石炭列車に30〜40回は乗せていただいたそうです。その中でも記憶に残っているのは夕日の素晴らしさ。千代の浦海岸を経て知人へ向かう途中の絶景は感動を覚えたそうです。私も一度、番組の企画で乗せていただきましたが、同じく夕日は見ることはできませんでしたが、その車窓から見る景色はとても素晴らしいものでした。海岸線ギリギリのところを走って行きますから。石川氏の中では2002年から2019年まで幾度となく乗った石炭列車。廃止になるという知らせを聞いた時にはまさに寝耳に水という状態で駅に駆けつけたそうです。最後に乗せていただいた時にはカメラも持たず、心と目と耳で感じる時間にしたそう。その度ごとに石炭の積み方が違ったり、操作する方によっても違いがあったり。同じ時はおそらく一度もなかったのだと想像できます。石炭列車がなくなり悲しむ方々もたくさんいらっしゃったことと思います。釧路市立博物館では11月2日から石炭列車にターゲットをあてた写真展を開催するそうです。様々な方が撮られた石炭列車にまつわる色々な写真。気になる方はチェックしてくださいね。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

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