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collaboration workshop [path-art]

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とっても楽しそうなワークショップが芸術館と美術館のコラボ企画として初開催になります。
芸術館 藤原学芸員と美術館 武束学芸員にお話しを伺いました。
芸術館と美術館の間には釧路の様々なランドマーク的なものがたくさんあります。
もちろんそれ以外の足元のお花を描いても・・・
石畳を描いても・・・
なんでもありの自由な時間です。
最終的には美術館から芸術館までのマップをみんなで作ろうというワークショップです。
芸術館と美術館の外観風景は釧路在住のイラストレーター遠藤理子氏が描いたそうです。
どちらの館からスタートしても大丈夫です。また、歩くのが大変という方はどちらかの館だけでも大丈夫。
年齢制限はありません。最終的にできた作品は後日、芸術館や美術館で展示されます。
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8月10日(土)11日(日)両日とも10:00~15:00
・北海道立釧路芸術館、または、まなぼっと幣舞704号室 どちらかに向かってください。
・イラストカードと、地図、白いカードをもらいましょう。
・もう一つの館に向かいながらお気に入りの風景をスケッチしたり、写真を撮ったり。
・到着した館でもう1枚のイラストカードをもらい、白いカードに絵描きあげたら、自分の絵と2枚のイラストカードを地図に貼って完成。
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制作した釧路のマップを展示
・8月16日(金)〜18日(日) まなぼっと2F 自由広場
・8月21日(水)〜25日(日) 芸術館フリーアートルーム

2019.0726 O.A 釧路市立博物館 野本学芸員 「屈斜路湖にイトウがいた!」 [motto museum]

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とは言っても昔のお話しです。
10年ほど前に、野本氏がイトウの生息記録に関する文献を整理するかたわら、昭和初期に書かれた報告書の一文に釘付けになったそう。その内容とは・・・。昭和4年(1929年)頃の話しとして「イトウは主に釧路川に生息しているが、5月上旬から産卵の為に釧路川を遡上して屈斜路湖流出部付近までやってくる。そのイトウを狙って、屈斜路湖内に刺し網を仕掛けて、体長約67〜98cmのイトウを捕獲し、人工採卵を行い、受精させた」という孵化場の事業報告でした。また、当時の同孵化場におけるイトウ親魚捕獲数については、1928年〜1935年の8年間に合計1517尾のイトウ親魚の捕獲を行い、イトウ稚魚の放流事業を実施とあったそうです。試験的事業とはいえ、80年以上も前に道東の奥地でこれだけ大規模なイトウの孵化放流事業が行われていたことを知り驚いたと。でもそれ以上に驚いたのは「合計1517尾」「毎年200尾前後」というイトウ親魚捕獲数を指す数字。当時、イトウのメスのお腹を切って卵を取り出す方法で行なっていた事を考えると、多くのイトウが犠牲になっていたことは想像に難くありません。でも8年に及んだ事業の最終年(1935年)の捕獲数は280尾。それ以前の過去7年間で累計1362尾ものイトウ親魚の捕獲を行った後の話しです。この数字に間違いがなければ、ものすごい数のイトウが当時、屈斜路湖に産卵遡上していたことになるのです。その後、人工孵化放流事業終了した約3年後の1938年、屈斜路湖にいたイトウは思いもよらぬ理由で全滅することに。実は1938年に屈斜路地震で湖水が酸性化し、ほぼ全ての魚類が死滅したのです。それから月日は流れ、今から20年位前にはアメマス、サクラマス等のほとんどの魚たちが屈斜路湖に戻ってきたそうです。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2019.0725 O.A 邦楽 [chord5]

・未来予想図II / 河村隆一
・I LOVE YOU / 森進一
・悲しみは雪のように / 五木ひろし
・SOMEDAY / 矢野顕子
・恋 / 中森明菜
~今回は邦楽一般。今回は80年代ヒット曲 カバー特集です。
今夜は松谷氏とmidoriでお送りします。 セレクトは松谷氏です。

2019.0725 O.A 「オーストラリアのお酒事情」 [various story]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

私はオーストラリアの方はビールを良く飲む方々というイメージを持っていたのですが、鈴木氏もオーストラリアに住み始めた頃にはそう感じたそうです。
20年以上の前のこと。パブで立ち飲み。ほとんどおつまみは食べないそうです。
ポテトチップスとか、フライドポテトとかナッツくらい。
友達同士で出かけると、「シャウト」と言って交代でおごる習慣があるそう。あとで合流するとだんだん人数が増えるので、先に「シャウト」した方が良いかも?なんて。
でも酔っ払ってくると誰がどこまでおごったのかわからなくなることもあるそうです。
ちなみに「シャウト」とは諸説あるそうですが、ガヤガヤしている店内なので、叫ばないと聞こえないから・・という意味とか。
やはりオーストラリアの方はお酒が強いみたいです。
体格も良いですし、日本人はアルコール分解酵素が少ないとか無いとか言われますが、そのあたりの違いもあるそうです。
ですから千鳥足で歩いている人をあまり見たことがないとおっしゃっていました。
パブなどでもひどく酔っ払っていると店の人に判断されるとお酒を売ってくれないそうです。
そして、公園やビーチなどでは飲酒が禁止されています。それを破ったら罰金もあるのです。
ただ、こっそり飲む方もいらっしゃるみたい。実際に捕まっているところを見たことはないそう。
オーストラリアのビールは日本と比べると結構割高。コンビニでは売っていないので、パブや酒店やディスカウントチェーンなどで買うことが多いそうです。
最近、若い人たちがお酒を飲まないという話をよく耳にします。日本ばかりではなく、ロシアとかでも。
オーストラリアも同じく、若者を中心にお酒の消費量が減っているそうです。
特にビールが減少気味。ただ、クラフトビールやスピリッツの人気は高まっているとか。
今回は、鈴木氏が実際のpubの音を送ってくださいましたので、少しだけですが、雰囲気が伝わると嬉しいです。

insider of contemporary art display [path-art]

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5.jpg6.jpg今回は、展示の裏話をメインに藤原学芸員にお話しを伺いました。
全体に作品のサイズが大きく、既存の展示壁の高さ2.7mを超える作品を躯体のレンガ壁に展示することに最終的に落ち着いたそう。
レンガの材質感や、高低差のある展示空間を生かして、空間と作品とが響き合う展示にしていこうと発想を転換し、計画をつめていったのです。
展示する作品の図面を5回ほど書き直し、さらに関係者と打ち合わせをして、実際に作品が届いてからもどういう展示にすると作品がいきるのかを考えこの形に落ち着いたそうです。
個々に数点ご紹介していただきました。

・エリック・シュミット《信仰告白》
〜展示室入口正面にある作品です。狩りの獲物を運びながら森を進む2人に誘われながら、展覧会に入っていくイメージです。
・ジュリアン・オピー《赤いショールをまとったマリア・テレジア》
〜レンチキュラーの立体感を出すため、近くから照明をあてることのできる天井の低いスペースに展示。
・ウェンディ・ホワイト《エラン(高梨沙羅)》
〜飛翔するイメージのため、天井の高い空間に。展示壁もとりはらって、レンガ壁に直接かけることで空間を生かしました。
・ヴィック・ムニーズ《メディアの海の旅人》
〜遠くからひいて観て、また近づいても観られるスペースにしたかったそうです。
・奈良美智《コズミック》
〜少女の無垢さ/したたかさを出すためには単体で展示したかったという事で、くぼんだ空間に1人でいる構成に仕上がっています。
他にも35mの美の回廊と名付けられた両端には草間彌生とエミリオ・ペレスの作品が対峙しています。
レンガの質感と現代アートの響きあい、スケール感がたっぷりと感じられる展示の仕方、
作品たちが生き生きと呼吸する感じが伝わってくると思います。
近くで、遠くで、また、作品と作品の共鳴も楽しみながらじっくり時間を過ごされることをおすすめします。
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※尚、奈良美智氏の写真は北海道立釧路芸術館からお借りしました。
(タグチ・アートコレクション 球体のパレットは8/29まで北海道立釧路芸術館で開催中)

2019.0719 O.A 釧路市こども遊学館 多胡学芸員 「アポロ11号月面着陸から50年」 [motto museum]

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今から50年前の1969年7月20日は人類至上に残るあの出来事があった日です。1969年7月16日アポロ11号は3人の宇宙飛行士を乗せ、地球を旅立ちました。打ち上げに使われたサターンV型ロケットは全長110m、これは30階建てのビルのような大きさとか。そして重さが3000トン。史上最大のロケットでした。アポロ11号は、地球を周回した後、月に向かいますが、司令船と着陸船から成り立っていて、月着陸の時には分離する仕組み。司令船コロンビア号にはコリンズ操縦士が残り、アームストロング船長とオルドリン操縦士が着陸船イーグル号で月面に着陸しました。(日本時間は7月21日の朝5時17分40秒に月面着陸成功)二人が月面を歩いたのが日本時間7月21日午前11時56分のこと、この様子は全世界に月から中継され、月面に着陸船のはしごをつたって降りる姿と「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」というあまりにも有名なアームストロング船長の言葉が世界中の人の心に響きました。人類史上初の月面着陸という偉業を一説には全世界で約6億人の方が固唾を飲んでテレビやラジオで見守ったそうです。その後7月24日に地球へ無事生還しました。
アポロ計画は、アメリカ航空宇宙局(NASA)による人類初の月への有人宇宙飛行計画で、1961年から1972年にかけて実施され、全6回の有人月面着陸に成功したのです。アポロ1号からスタートし、アポロ17号がラストとなりました。その17号は現在までのところ、人類が他の天体の上に降り立った最後の事例となっています。7月17日は満月でした。だんだん遅い時間に東の空から月が昇る様になります。晴れていたら空を見上げて、今から50年も前に月に人が降り立ったことに思いを馳せてみてはいかがでしょう。
http://kodomoyugakukan.jp/

2019.0718 O.A BAND [chord5]

・Room Service / KISS
・Rock Bottom / KISS
・Rock And Roll All Nite / KISS
・Detroit Rock City / KISS
・Shout It Out Loud / KISS
~今回のバンド編、KISS特集です。
セレクトは河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

2019.0718 O.A 「トウモロコシだ〜い好き!」 [various story]

江畑兵衛さん(TRIPLANE)
http://www.triplane.jp/

ツアーで美幌に行った時に手相をみることができる方にメンバー全員がみてもらったそうですが、兵衛氏は虚弱体質の不思議ちゃんと言われたそうです。
この後、ツアーが7月下旬から9月下旬まで続くそうですが、それまでのつかの間の休息の時。
話題はトウモロコシに。。。
トウモロコシの茹で方にも色々あり、お水から、もしくは沸騰したお湯に入れて・・・とそれぞれどうしたら美味しいのか気になるところではあると思います。
実は兵衛氏、トウモロコシが大好き。でもスーパーでトウモロコシを発見して食べたいな・・と思っても、
皮をむいて、茹でて・・という行程を考えると少々二の足を踏んでしまうこともしばしば。
さらに茹でるには1本という訳にはいかないし、茹でた後のお湯を捨てるのも勿体無いなと思っていたそう。
しかも茹で上がるまでその場を離れることができない。皆さんも経験あることと思います。
それを全て解決する方法が見つかりました。なんとレンジでチンする方法です。
スーパーなどで1本だけ買ってきて、皮をむき、ラップをして1本レンジに入れるだけ。
あとは出来上がりを待つだけです。
取り出すのを万が一忘れてしまってもラップにくるんであるので問題はありません。
というわけで、今年は現段階ですでに30〜40本食べているそうです。
「この調子だと今年はトウモロコシ100本いきそう〜」なんて。
とにかく簡単に美味しく1本からでも茹で上がるこの方法ぜひ試してみてください!!と真剣におっしゃっておりました。
トウモロコシの美味しい季節です。気になった方はトライしてみてくださいね。私も一度チャレンジしたいと思います。

future park and animals of flowers,symbiotic lives [path-art]

A-Table-where-Little-People-Live_main_high.jpg Animals of Flowers Symbiotic_main.jpg Hopscotch for Geniuses_main_high.jpg
team Labが帯広にやって来ました。
未来の遊園地は共創(共同的な創造性)をコンセプトにした教育的プロジェクト。
大きな展示室に6つの作品が展開されています。
動物の体には、花々が生えている。
花々は動物の体で生まれ、咲き、散って消えていく。
人々が動物に触れると、花々は散っていく。
花々が全部散ると、動物は消えていく。
参加することでストーリーが始まり、それはひとつひとつ違うものとなり展開していきます。
その瞬間瞬間に生まれ、その瞬間に終わりを迎える。
不思議な世界が広がります。手を触れることで一体感が生まれ、空間を作り上げていく感じでしょうか。
それぞれに反応して、それがさらに反応しあって世界が広がる・・・。
わかりやすく、さらに、他の人とかかわりを作り上げていく魅力を大いに感じる内容になっています。
main_Story-of-the-Time-when-Gods-were-Everywhere.jpg Sketch-Aquarium_main_high.jpg Sliding through the Fruit Field_main.jpg
※尚、写真は北海道立帯広美術館 薗田容子氏からお借りしました。
(チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達は9/1まで北海道立帯広美術館で開催中)

2019.0712 O.A 釧路市立博物館 加藤学芸員 「植物図鑑のオススメ」 [motto museum]

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よく「どういう図鑑を選んだら良いのですか?」と質問を受けることが多いそうで、今回は加藤氏オススメの図鑑を沢山スタジオにお持ちいただきました。もちろん植物に特化して。まず、基本の図鑑として梅沢俊氏「新北海道の花(北大出版会)」これは素人の方でもわかりやすい内容。というのは花や植物の色で分けてあるのです。黄色い花、白い花、赤い花等々花の名前を知るための、花の色で引く図鑑です。特徴も取り上げてあり、詳しい解説もついています。そこから少し上を目指す方へは、梅沢俊氏「北海道の草花(道新出版)」。少し大きめです。写真は全体像とアップのもの、デザインも見やすくなっています。お家に帰ってゆっくり見るというタイプかもしれません。そしてもう1冊は「北海道樹木図鑑(亜璃西社)」。街路樹等も収録してあります。葉、冬芽、タネなども載っていて見ていても面白く使いやすいそう。図鑑ですからどうしても価格としてはお高めです。そんな中、気軽に手にすることができるのがハンドブックタイプのもの。文一総合出版の「ハンドブック」シリーズはタンポポ、サクラ、シダ、雑草の芽ばえなど、1冊丸ごとその植物についてわかる内容になっています。ただし、こちらは北海道にないものも多く載っているそうです。他には専門的な図鑑もお持ちいただいたのでご紹介いただきました。「日本の野生植物」シリーズ 改訂版全5冊。新北海道の花などで分からなかったものを詳しく調べるための図鑑。検索表をたどって名前を調べる事ができるそう。専門用語が容赦なく書かれているので慣れていないと使いづらそう。さて、図鑑にも新たな波が来ているそうで、今までは植物の分類は形から系統を考察する形態分類だったのですが、現在はAPG 遺伝解析による分類に変わって来ているそう。現在は混在しているので調べるのがとても大変だと加藤氏はおっしゃっていました。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

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