a feeling towards a person A swaying human figure [path-art]
人・ひと・ヒト・・・・・
釧路市立美術館の所蔵品の中から「人」にターゲットを集めた作品が展示されています。
描かれているのは人間ですが、少し不思議な感じのする作品が目につきます。
ずっと見ていると、その作品の世界に吸い込まれてしまいそうな、そんな感じがするのです。
作品数は決して多いとは言えないのですが、その分、1点1点に時間をかけて世界感に浸ることができます。
作家がヒトとどう向き合っているのか?
人をどうとらえているのか?
また、自分とどう向き合おうとしているのか?
人を通して何を見ているのか?
色々なことを想像しながら作品をご覧いただけると面白いと思います。
油彩画なのに日本画のように見えたり・・・
版画なのにスケッチのように見えたり・・・
綺麗に見える女性の腕が3本あったり・・・
作品にはそれぞれの意味が、作家の意図が隠されていると思います。
作品を通して自分と向き合う時間ができるかもしれません。
(人への想い 揺れる人間像は4/21まで釧路市立美術館で開催中)
2019-03-27 10:00