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art brut intersecting hearts 1 [path-art]

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日本のアール・ブリュット展が世界各地で開催され、大きな関心が近年寄せられています。
アール・ブリュットとは、フランスの画家:ジャン・デュビュッフェにより提唱された、専門教育を受けない作家による既存の芸術とは一線を画す「生の芸術」のこと。
彼は、伝統や流行などに左右されずに自身の内側から湧き上がる衝動のまま表現した芸術に価値を見出し、それを高く評価しました。
他に、アメリカなどではボーダレスアートという呼び方もされていたりするものです。
今回、北海道の現代アーティスト6名が、北海道内の福祉団体などの創作拠点20カ所以上を調査し、それぞれの視点で作家や作品を選びました。
その結果、迷いに迷い40名以上の作家による500点ほどの作品が展示されるという展覧会になっています。
現代アーティストの目による作家の選定にも興味をそそられます。
どの作家がどの作品を選んだのかということも作品紹介のところに名前が載っているので、確認することができます。
生き生きとした線・色。作品一つ一つからのエネルギーが半端なく私たちに迫ってきます。
突き動かされてできた形。止むところのない衝動。
私は、丸裸にされる感覚を覚えました。
ぜひ、作品のエネルギー、そこから伝わる何かを感じ取っていただきたいと思います。
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(北海道のアール・ブリュット こころとこころの交差点は3/31まで北海道立帯広美術館で開催中)

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