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2019.0426 O.A 釧路市こども遊学館 小笠原学芸員 「木と遊ぶ」 [motto museum]

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スタジオにはたくさんの木材が・・・実は今回の大型連休に釧路市こども遊学館では「木のおもちゃであそぼう!」がスタート。様々なものを自分で作って持ち帰ることができたり、みんなで同じものを体験するものの中からいくつかご紹介いただきました。木との触れ合いを通して子供たちの心を育てる木育。良質な木のおもちゃや工作、木のぬくもりと触れ合うことで感覚や創造力、発想力が育まれます。五感をフルに使って遊ぶことで、見て触れるだけではなく、その匂いや温度、色、模様、音、肌触りも感じることができますよね。
まずは魔法の板、カプラについて。ウエハースの様な形をした木片が4000ピース。これで家を作ったり、車を作ったり、かまくらを作ったり。最後に壊す爽快感。子供でなくても大人でもワクワクしてしまいそう。もちろん子供だけではなく大人も一緒に参加することができます。さらにスタジオには可愛い丸太が。。。いもむしかくれんぼというタイトルがついています。いたってシンプルな遊びですが、何度も繰り返しやってみたくなる内容です。そして、私に出されたmissionはストラップを作る事。しずく型の木に直径1.5cmほどの穴が空いています。そこにガラス玉(とんぼ玉)を入れてストラップにするというもの。まずはしずく型の木を綺麗にヤスリで磨き上げます。ここで質感の変化を感じることができ、さらに木とガラスという異素材の組み合わせも楽しむ事ができます。とんぼ玉は全てボランティアの手作りだそう。色々な色あり、模様あり、質感も透明なものやマットなものと様々です。一つを選ぶにしても迷ってしまいます。そんな楽しい体験をしながら世界にたった一つのストラップが完成するのです。まだ他にも沢山のイベントがあるので、詳しくは遊学館のHPをチェックしてみて下さいね。
http://kodomoyugakukan.jp/

2019.0425 O.A 洋楽(CHRISTOPHER CROSS特集) [chord5]

・Ride Like The Wind(風立ちぬ)
・Seiling
・All Right
・ニューヨーク・シティ・セレナーデ Arther’s Theme(Best That You Can Do)
・Say You’ll Be Mine
~今夜の洋楽編は、CHRISTOPHER CROSS特集です。
洋楽編、セレクトしていただいたのはToshi氏。
出演もToshi氏とmidoriでお送りします。

2019.0425 O.A 「ツアー中の体調管理って?」 [various story]

江畑兵衛さん(TRIPLANE)
http://www.triplane.jp/

現在、ツアー真っ只中の兵衛氏。そこで、忙しいアーティストの方の体調管理の仕方に興味がありお聞きしました。
昔は何も考えず、寝不足も気にせず、突っ走っていた感じと。体と脳が別の人格なら、体は脳の奴隷みたいな感じで、体を酷使していたそうです。
ただ、30歳くらいの時にこのままの歌い方だと歌えなくなると言われ・・少々考え始めるように。
でもまだ自分は大丈夫という変な自信もあり、なんとなく頭の中にその言葉を覚えている・・・という感じだったそう。
自分たちの歌は、音域も広く、カラオケで歌う感じの歌い方は続けられない。もっと喉をいたわらないと。。。
3日間連続のライブや、全国ツアーを続けるには少し喉をいたわる歌い方をしなければと思い始めたそう。
ボイストレーニングを受けていた時期にも重なり、声の出し方を変えたり、歌う前のほぐし方、身体の使い方等にも変化が。
今年40歳になる兵衛氏、現在は、身体とうまく付き合う、向き合う時間も作られています。身体と対話している感じと。
CDをお聞きいただけると歌い方の変化には気づく方もいらっしゃるはず。徐々に変わってきているそうです。
ご自身としては声の出し方は昔と今では全然違うそうです。
ところで、験担ぎみたいなことはなさるのでしょうか?
兵衛氏はライブ前にスティックタイプの蜂蜜を飲むそうです。
「効くかどうかはわからないのですが、なんとなく気休めかな?他にはオリーブオイルを飲む方や揚げたチキン系のものを食べる方もいらっしゃるそうですよ。」
もちろんツアー中の飲み会も今では遅くても午前1時や2時にはお暇するようにしているとか。
他にはなるべく喋らないようにしているそう。特に飲み会はお酒も入るし、声も大きく出すことになるので・・・。
アーティストの方にとっての体調管理、それぞれ違っていても何かはなさっているみたいです。験担ぎについては色々な方にお話しをお聞きすると面白そうですね。

humorous! witty! the playful ukiyoe [path-art]

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ものすごい江戸の浮世絵に圧倒されます。
どれもこれもユニーク。江戸の粋を感じます。
遊び絵とは、江戸時代に庶民の間で流行した浮世絵の中でも、遊び心にあふれた造形が特徴的な作品のことをいうそうです。
「ダジャレ」「クイズ」「パズル」「ペーパークラフト」等々。現在にも通じるものが沢山。
7つのコーナーにわかりやすく展示されています。「よって、たかって、こしらえる」「ふしぎなからだー合体・あべこべ・顔三つ!?」
「幸せはこぶラッキーアイテム」「人も世相も茶化しちゃえ!戯画ワールド」「身振り手振りでこれな〜んだ?」「みんな大好き おもちゃ箱」
「チャレンジ!江戸っ子と知恵くらべ」タイトルを眺めているだけでも頭の中がワクワクしてきませんか?
100点以上のユニークな作品が所狭しと並んでいるので、じっくりと作品に向き合うと時間の経つのはあっという間。
その時代だからこその作品、風刺のきいたもの、これって今もあるよねと言ったもの、現代の私たちに足りないものがそこにはあるかもしれません。
しばしの間、江戸ワールドにつかって楽しいひと時を過ごすことをお勧めします。
展示の中には触れて楽しむものもあります。一つの見方だけではなく、多方面から眺めると何かが見えてきたりもします。
その辺りは江戸っ子の頭の柔軟さを感じてしまいます。
現代人が江戸の作品で脳トレ・・・絵師たちはそんなことをもちろん想像もせずに制作したのでしょうが、
現代と違うもの、変わらないものを感じつつ楽しい時を過ごす事ができると思います。
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(江戸の遊び絵づくし展は6/19まで北海道立釧路芸術館で開催中)

2019.0419 O.A 釧路市立博物館 戸田学芸員 「まちなみを記録する」 [motto museum]

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今月の初めまで開催されていた企画展「あの頃の釧路」を終えて感じたことを中心にお話しが広がりました。この企画展は市民グループ「真砂町倶楽部」の代表の木村浩章氏がデータとして収集された写真を紹介するものでした。ご覧になった方も多数いらっしゃると思います。内容は、1960年頃と、1980年代〜1990年代の北大通の街並み、当時の映画館、丸三鶴屋などの写真です。土日を中心に若い世代から高齢者の方まで幅広い方々が時間をじっくりかけてご覧になっている姿が印象的だったとおっしゃっていました。特に高齢者の中には、写真を前に語り合いながら談笑する姿も。おそらく当時にかえって記録を再現なさっていたのかもしれません。ある意味タイムスリップなさっていたのかも・・・。そんな方から当時のお話しをお聞きすることもできたそうです。博物館は写真や実物資料をとおして記録を残していくことのできる場所だとあらためて認識したと戸田氏。さらに、目に見えない当時の様子(記憶)を記録することの重要性も再認識なさったそうです。今後どう展開していくのがベストなのか?その方向性を模索中です。写真については、身近なスナップ写真も、今日的な目で見ると貴重な資料であるということは再三お話しして下さいましたが、プライベイトなことが敬遠される風潮の中で、なかなか難しい問題も孕んでいると感じているそうです。さらに、現在の写真も今後重要な資料として存在する事になるのですが、スナップというよりはデータとして残ることが予想されます。それをどう管理するのか?また貴重な生きたお話しも文面で残すのか?音源としてデータで残すのか?やりたいこと、やらなければならないことは山ほどあるのです。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2019.0418 O.A 邦楽 [chord5]

・ブルースカイ / チューリップ
・青空 / ザ・ブルーハーツ
・星のラブレター / THE BOOM
・月 / 桑田佳祐
・流星 / 吉田拓郎
~今回は邦楽一般。今日のテーマは「空」
今夜は松谷氏とmidoriでお送りします。 セレクトは松谷氏です。

2019.0418 O.A 「今日は文化についてのお話しを少々・・・」 [various story]

上村知弘さん(カメラマン)
http://www.tntnaturecon.com/

移民としてカナダに住んでいる上村氏は、外国に住んでいる日本人が見る日本社会や、外国に住んでいて見える日本の文化を考えることがあるそうです。
カナダには、とても移民が多いそう。ユーコン準州にも日本人は100人くらい。
現在人口の10%が外国生まれの人たちがいらして、どんどん増えているみたいです。
自分の国の文化を持ちながら、外国で暮らし、2つの文化を使い分けながら生活するってどんな感じなのでしょう。
まずは一番のネックは言葉だったそう。なんとなくわかりますよね。
言葉が通じる日本人同士でも理解し合うことは難しいのに、さらにハードルが上がるのですから。
先日、村祭りがあり、そこに様々な国の方が集まり文化交流が行われたそう。
日本の文化を理解してもらおうと、御神輿や盆踊り、和太鼓の演奏、空手や合気道などなどが披露されました。
集団で同じ踊りをすること、特に盆踊りなどはビックリされたそうです。
上村氏が数年前、東京でホテルに泊まった時にそこのスタッフがフィリピンの方だったそう。
カナダにもフィリピンの方がたくさんいらっしゃるのですが、日本にいらっしゃるフィリピンの方とは違ったそうなのです。
自国の文化を持ちながら、今住む外国の文化にあわせて暮らす。経験のない方には理解するのが難しいのかもしれません。
でもこれから先、日本にもたくさんの移民の方がいらっしゃることになるのは間違いのない事実。
今後どう彼らを受け入れ、お互いに認め合い、共生していくのか。
しっかりと考えていかなければならない時期にもうすでにきているのだと上村氏とお話しをしていて感じました。
言葉の壁を超えて、お互いの文化の違いを認めて、ともに生きることのできる世界を築いていくことはできないことなのでしょうか。

memory of fog [path-art]

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抽象、具象ともに描かれる伊藤氏。
釧路に住み7年の月日が流れました。釧路で連れていってもらった湿原に魅せられ、釧路での抽象画のメインテーマは湿原。
水や土が分かれる感じ。
色々なものが含まれているカオス的なものを感じた湿原に通いました。
それを抽象的表現で作品になさっています。
東京などでも作品展をなさっているのですが、東京の方と釧路の方との受け取り方が違うところにハッ
となさったと・・・・・。
おそらく彼女が表現するもの、作品から私たちは身近な感じを嗅ぎ取ったのかもしれません。
様々な色、表面には現れないけれど深く眠っている色、そこに存在する何か・・・。
曖昧なものに焦点を当てて今までは描かれていたそうですが、湿原に出会って、その曖昧なものの意味を深く考えることに。。。
今回はたくさんの本と居心地の良い空間の中で作品は展示されています。
圧倒される数の本とともに、彼女の描いた湿原の奥深さにも出会うことができると思います。
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※尚、写真は伊藤恵里氏からお借りしました。
(伊藤恵里 霧の記憶展は5/6まで鶴居 ギャラリーツルイの小屋で開催中)


2019.0412 O.A 北海道立釧路芸術館 熊谷学芸員 「仏教美術と版画」 [motto museum]

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世界最古の木版は、日本の奈良時代の「百万塔陀羅尼」。これは手に乗る位の大きさのもの。鎮護国家と滅罪を祈願するために、100万の小塔に納めて、仏教寺院に奉納された陀羅尼なのだそう。塔の中に木版で掘った陀羅尼を刷った紙が入っているそうです。この他にも日本の仏教の歴史を辿ると色々なところで木版が活用されていることがわかります。
徳を積むために推奨される行為の一つが「仏像をつくること」。でもそれはごく普通の一般人にはなかなかできない事です。そこで、木版のスタンプの様な仏像ができました。これは印仏と呼ばれるそうです。このスタンプを使い、お寺で新しい仏像をつくる時に信者が皆で紙に印仏をペタペタ押して、それを仏像の中に入れました。まるで自分の分身の様な感じでしょうか。こうする事により、仏像をつくる事に自分も参加し、その仏と縁が結べた(結縁)とされたのです。また、勧進札にも木版が使われています。勧進とは、お寺の建物や仏像を修理する時に信者から寄付金を募ることです。元々は仏道に入ることをすすめる事でした。この寄付のお礼に、本尊などの仏像が摺られたお札をプレゼントしたのです。そのお札を自分の家に貼ることで、徳を積む行為にも繋がったのでしょう。どちらにしても木版は日本人にとって昔から身近な存在だったことは事実。現在、北海道立釧路芸術館で開催されている「江戸の遊び絵づくし」は浮世絵がたくさん展示されています。浮世絵はとても精緻な木版画。細やかな技術の上に成り立っています。つくる事が大変だとしたら娯楽のための「遊び絵」は大量に作られることはなかったかもしれません。江戸時代の人にとっても木版は大変身近な技術であったと想像できるのです。
http://www.kushiro-artmu.jp/

2019.0411 O.A BAND [chord5]

・今すぐ Kiss Me / LINDBERG
・ROUGH DIAMOND / LINDBERG
・BELIEVE IN LOVE / LINDBERG
・恋をしようよ Yeah! Yeah! / LINDBERG
・Magical Dreamer / LINDBERG
~今回のバンド編、LINDBERG 特集です。
セレクトは河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

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