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the fantastic world of print art [path-art]

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大きな作品が迫ってきます。
どれもこれもプリントアートと呼ばれるものですが、その技法は様々です。
日本の版画は、1950年代、世界的に高い評価を確立。その後60年代半ばになると新たな展開が次々と見られるようになります。
磯辺行久や靉嘔らにより、シルクスクリーンを駆使するなどした大型作品が制作されるようになっていきました。
それらの作品は、その斬新な表現、版画の概念を覆す革新的なものとして注目を集めたのです。
この時期には、また写真製版を用いた作品が盛んに制作されるようになり、
近年では、コンピューターやカラーコピーなど、日々進歩する技法を取り入れ、制作の幅はどんどん広がっていきました。
新しい技法を使いつつ、自分の表現にあうものを選び出す・・・
ハイテクとアナログが交差する作品、見ていても不思議な感覚に襲われます。
一見デジタル的な感じのする作品も、実はよく見るとアナログ的な技法を重ね合わせたものだったり、
あれ?これは写真なの?と思うものがあったり。
まさに奇想天外なアートを楽しむ展覧会です。
どれもこれも大きな作品なので、じっくりその世界に入り込んで見るのも楽しいかもしれません。
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※尚、写真は北海道立帯広美術館 光岡幸治氏からお借りしました。
(奇想天外〜プリントアートの世界展は6/17まで北海道立帯広美術館で開催)

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