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long light time [path-art]

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人も風景もするタイプとおっしゃっていましたが、鶴居でもいつも通りの撮影ができたそう。
特に鶴居からということもなく。ただ、知らない人ばかりを撮影したので、そこが違ったかなといった感じ。初心に帰る感じがあったそうです。

鶴居の歴史やアイヌのこと等を勉強した結果、作品を撮って写真集にする流れと。
「アイヌ文化がある場所で、倭人が入って来て、倭人文化、日本文化になる時に差異とか・・でも地名は残ったりする等重点的に考えていたなと思います。」

鶴居の魅力は光が綺麗。東京だと夕焼けは基本的に見えないと。斜光で強い光、ヨーロッパみたいな光がこの辺はあると思ったそうです。釧路にもあるのかもしれないけれど、鶴居は草原というか、広いので光が見やすい感じ。綺麗な光の時間帯が長いと思いますと秦氏。

「朝も昼も夕方も夜もあるけれど、それだけではない。夜に人工灯で撮ったりもできますし。夜にドライブをしてヘッドライトで人を照らして撮ったりとか。
結局生活に密着して、遊びに行っている時や何かの帰りに撮ったりしていますね。だから大半の作品は、場所は鶴居とわからないことの方が多いかな。」

IMG_5406.jpg普段東京では個展の展示のためにやっている感が拭えない。でもそれとは違い、1年間という期間で自分の好きな様にできたので、いつもよりも長い期間考えることができたり・・・ということはあったそう。
それはおそらく作品に反映されたりすると思われます。
こねくり回して悪くなる場合もあるそうですが、また、タイミングが悪くなってしまうこともあるそうですが、
今回は1年間知らない場所で、北海道、鶴居というのは良かったと思っていると。考える時間も制作する時間も。

最初鶴居に来てイメージと違ったところから、どの様な作品を作ろうかなと考え出しました。
北海道や村のイメージが覆された感じがあったそうです。そこで考えたりしたことが基本良かったと。

「特にこれ1点というものはないですね。人をメインで撮っているので、全体を平均化してこの辺に住んでいる人たちだよ・・・みたいな。
人間ってこんな感じだよみたいな風に作っています。」

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※尚、写真は 、ART IN RESIDENCE at TSURUI,AKAN PROJECT 2018.3~2019.2 移住写真家の一人 秦雅則氏からお借りしました。

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