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the form of memories [path-art]

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「あっこの建物あったよね〜」
「ここはまだそのままだよ」
「この辺り見たことある〜」
そんな声が聞こえてきそうな展覧会です。
釧路市立美術館の収蔵作品の中から風景にターゲットをしぼり、セレクトされた秀作が並んでいます。
収録は収蔵庫で行ったので、その写真を載せさせていただきましたが、その一部をご紹介。
まず、菊地隆三「興津海岸」〜釧路で左官業を営みながら、北の海岸風景をテーマに制作を続けた作家。乾いた草むらと雪の白が、丹念に描きこまれています。
この作家は黒を使わず、全体が明るい雰囲気。その中で浜の静かな冬のひと時を感じることができます。
そして・・西塚栄「山湖」〜釧美展、道展を中心に作品を発表し、道東の自然を題材に、力強い日本画を描きました。
青を使った表現。様々な青で緻密に自然を表現しています。
羽山雅愉「曙光」〜教員として勤めるかたわら制作を続けた作家です。
黄色を貴重とした夜明けの一瞬をとらえた柔らかな光が特徴的。こちらの作品も静けさを感じる作品です。
それぞれの時代の街の様子や自然の光景が特徴的に描き出されている風景画の数々。作品からは画家たちの建物や場所への深い愛情が感じられます。
(想い出のかたち展は2/17まで釧路市立美術館で開催中)

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