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2020.0609 O.A 「壮絶バトルの末に・・・」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

ポロト沼にはタンチョウが住んでいます。このコーナーでもそのタンチョウに関するたくさんのお話しを伺ってきました。
でもどうやらそのタンチョウが縄張りを追われてしまった様です。
日高氏がポロトに住む前からそこにいたタンチョウ。当初は家族4羽でいたのですが、そのうちメスがいなくなり、お父さんタンチョウが子供2羽を育てていました。
そのタンチョウです。
ある日気づくと、ものすごい戦いを繰り広げていたタンチョウたち。
首にくちばしで噛みつき、羽はボロボロになり、全身泥だらけに。そして違うタンチョウがポロトを縄張りに。
なぜそんな事がわかるかというと、タンチョウの個体にリング足環がついているものがあるからなのです。
当初長い間ポロトにいたタンチョウのオスにはリングが付いていて、その後代わったタンチョウにはリングがなかったそうです。
ところが・・・
またそのタンチョウから他のタンチョウにかわったそうなのです。最後に縄張りを確保したのはある意味漁夫の利?
ただ、真相はわかりません。日高氏曰く、「本当に戦いをまた繰り広げて負けたのか?もしくは前の戦いのダメージがあまりにもひどくて死んでしまった?のかも」
それだけポロト沼はタンチョウにとって恰好の餌場でもあるのです。沼は海と繋がっていて餌が毎日豊富にある事。そして周りが丘に囲まれている事等。
今年は人の姿が見えないこともあり野生動物はいつもよりも元気に暮らしているのかも?
日高氏が手作りした巣箱もずっと使われていなかったのに、今年はアリスイというキツツキの仲間が利用しているそうです。
このアリスイはドラミングもせず、自分で巣を作ることをせず。朽木や他のキツツキが使った巣を使ったりするそうです。
夏鳥がほとんどやってきて、賑やかに囀る夏はまだまだこれから・・・。
※写真は日高哲二氏からお借りしました。
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