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memory in me [path-art]

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今までは生徒たちに関わるお話しを伺ってきたので、今回は更科結希氏ご自身の作家活動について伺いました。
小さい頃から絵を描くことや工作などがお好きだったのかと思いきや・・・どちらかと言うと苦手な方だったと意外な言葉が。
小学4年の頃に出会った斎藤一明氏。そこから世界が変わったそうです。
いきなり油彩を習ったそうですが、それまでの絵の描き方とまるで違い、そこで色で描く楽しさを覚えたとおっしゃっていました。
それまでは線で描き、そこに色をつける感じだったのに対し、面で描くことを教えられ、立体的に物事を捉えることを学んだのだそう。
絵を描くことの他にも、物事を立体的に捉える考え方、見方、宇宙のこと、音楽のこと、色々と教えていただいたそうです。
一番最初に自分自身の意思で作りたいと思って作った作品は、中岳一年の夏休みに作った人物像。立体です。
現在に至るまで人間、人に興味があり、それをモチーフに制作することが多かったと。
ただ、大学院生の時に表現のあり方を模索し、インスタレーションにも興味を覚えます。
そこから記憶というキーワードの元、制作活動を続けて現在に至ります。
対象が人物であっても、器であっても、必ずそこには記憶が存在し、自身の記憶をたどり、作品を作られているそうです。
「近い将来、自分を振り返る意味でも一度作品展をしたいなと考えています。日程を決めてしまうと、すぐに動き出す感じだと思うのですが・・・。」
楽しみに連絡を待ちたいと思います。
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※尚、写真は更科結希氏からお借りしました。

2020.0410 O.A 釧路市こども遊学館 小笠原学芸員 「おうちdeあそぼう!」 [motto museum]

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新型コロナウイルスの感染拡大を防止のため施設の休館などがあり、遊学館も休館していると思われがち。ワークショップやサイエンスショーなどは当面中止に。そんな中、お家にいても楽しめることを・・と遊学館のスタッフは色々と考え、即実行。本当にスピーディに動かれました。1:家の中で、少人数でも遊べること。2:家にある材料や道具でできる工作。3:過去に遊学館で実施したプログラムを取り入れる。この3つがキーワードです。遊学館で15年間蓄積したプログラムはたくさんあります。そんなプログラムをこの機会に・・ということで発信中です。メニューはたくさん。大きく分けると、季節の折り紙、遊び色々(新聞紙遊び、楽器作り、ペットボトル工作)、伝承遊び(あんたがたどこさ、あやとり)、科学工作、実験(アイス作り、フルーツ飴作り)、天体観測(春の星座探し等)。どれもこれも遊学館で今までやってきたメニューです。これをご覧になると遊学館でどういったことをやっているのかが一目瞭然。実は一番最初に実施したプログラムが折り紙。これは向かい合って撮影すると全くわからない。そこで考えたスタッフ、脚立を用意し、折り紙をおる人の頭の上の方にタブレットをおき、そこで録画。編集も効果音もなるべく省略し、シンプルに作られています。こんなにスタッフの顔がわかる動画は他のmuseumにはないかもしれませんと小笠原氏。動画慣れしているスタッフも、恥ずかしがり屋のスタッフもとにかく精一杯、自分たちができることを紹介しています。大きな嬉しい反響もあったそうです。他の全国各地のmuseumとの連携も生まれ、新たな何かが見えてきたのはいうまでもないことの様です。
http://kodomoyugakukan.jp/

2020.0409 O.A BAND [chord5]

・You Know What I Mean / Jeff Beck
・Air Blower / Jeff Beck
・Led Boots / Jeff Beck
・Play With Me / Jeff Beck
・Two Rivers / Jeff Beck
~今回のバンド編、Jeff Beck 特集です。
今回は、ギターリスト ソロ特集。第2弾は3大ギターリストの一人、ジェフベックです。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

2020.0407 O.A 「自然は相変わらず美しい」 [various story]

江畑兵衛さん(TRIPLANE)
http://www.triplane.jp/

本当はツアー最中のはずでしたが、現在のところ、予定していたツアーは延期。
曲作りをなさっているそうです。また、週に一度はライブ配信も実施。これはリハーサルの模様をそのまま流しているとのこと。
実は、兵衛氏、小学生の頃は志村けんを目指していたそうです。大好きで将来の像がまさに志村けん。
そうなろうとして生きてきたとおっしゃっていました。
小学2年生の時、社会科の授業で郵便局の仕事を知ろうと身近な人にお手紙を出しましょうという事があったそうです。
ほとんどの人がおじいさんかおばあさんに手紙を書き、その返事が届いたら発表しましょうというもの。
そこで兵衛氏は志村けんの事務所に「弟子にしてください」と手紙を出しました。
発表する時になって自分だけに返事がこないという状態に・・・。
子供心にとてもショックを受けたそうで、ただ、まだ諦められずに小学5年の時に再度ファンレターを出したそうです。
でもやはり返事は来ず、小学6年で音楽の道にそれが変わりました。
「志村さんがお亡くなりなったことにより、とても身近にこの新型コロナウイルスについて真剣に考える様になりましたよね。」
その発信力もすごかったと思います。さいごまで私たちに何かのメッセージを届けてくれた感じがします。
さて、今回の収録は3月31日。その時点で東京はいつ外出ができなくなるかもしれないということもあり、スーパーなどでは物が足りなくなっているとのこと。
買いだめしたくなる気持ちはわかる気もします。兵衛氏も初めて薬局の開店前に並んでトイレットペーパーやティッシュを購入なさったそう。
「そうそう桜を見てきましたよ。4月初旬くらいまではまだ咲いているところもあるかもしれないですね。自然は相変わらずで・・・癒されますよね、」
今は自分ができることをやっていくしかないですよね・・と収録後に彼の口から出た言葉がとっても印象的でした。
※写真は江畑兵衛氏からお借りしました。
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blackboard art [path-art]

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黒板でのアートが完成していく過程です。
ひぐちりさ氏は学校で子供たちに美術を教える傍、ご自身でもイラストをメインに制作活動をなさっています。
学校で働き始め、各行事で装飾をする時に生徒に描かせたのがスタート。指導するためにまず自分でやってみようとしたのが黒板アートを手がけたきっかけとのこと。
黒板アートって難しいのでしょうか?黒板に限らず、制作全てにおいて、彼女は制作よりも制作前の構想の段階が大変かなとおっしゃっていました。
特に、素材の特性を理解すること。ここをしっかりしないと、黒板の良さが活きないと感じるそう。
黒板の地は黒なので、紙に描くように影として色をつけていくと反転してしまい、「明るさ」の表現になってしまう。
また、紙のように塗り重ねができない、色数が少ない。そこが、デメリットのようでもあるし、メリットでもあると思うと。
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限られた条件(色や素材)の中で、カタチ作られていく事。学校では板書として日常的に用いられているものが、非日常のものに変容した時に楽しさを感じるそうです。
また、生徒や他の教員の反応を見た時が嬉しいとも・・・。
基本的には5色のチョークだけ。黒板の上で面として色を作り上げ、最終的には線で仕上げる。
「チョークを混ぜて出していく微妙な色合いがいいんです。以前描いていた油絵の色彩と少し似ていると思います。
初期段階では、ひたすら色をのせるだけ単調なチョークの色だったのですが、コツを掴むと最初の段階で下地を作成し、そこから色を取ったり、
線描を加えることでこの感じになってきました。」
どの作品にも、りさtasteが現れています。
イラストの作品や油絵の作品を知っている私にとっては、どんな素材でも自分らしさを表現できるって素晴らしいと思いました。
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※尚、写真はひぐちりさ氏からお借りしました。

2020.0403 O.A 釧路市立博物館 石川学芸員 「雄別炭礦閉山50年」 [motto museum]

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雄別炭礦は1921年に開坑し、1970年2月27日に閉山しました。今年、閉山して50年を迎えたのです。「50年掘り続け、閉山して50年、記念すべき年なんですよ。」ということで、今年の12月からは釧路市立博物館で雄別炭礦閉山50年の企画展を開催する予定とのこと。現在、まさに資料を収集している途中です。今までにも関係者のお話しを伺ったり、資料も関係者からお借りしてという事もなさっているそう。その中で気になったものとして、お店の包装紙があったそうです。普通なら捨ててしまいそうな品物ですが、生活の香りのするものが嬉しいと。他には、マッチの箱や地図、手ぬぐい、ポスターなども。人々が暮らした痕跡がそこに残っているものが、ご覧になった方にとっても懐かしいと感じるのではないでしょうか。知らない方にとっても生きた暮らしの雰囲気が伝わるのではと思います。現在、プレ企画として、当時の写真をイオンモール釧路昭和内郵便局と釧路愛国郵便局で展示しているそうです。また、イオンモール釧路昭和内郵便局では、閉山50年記念消印を押してくれるそう。2月27日から始まったそうですが、多くの方で賑わっていたそうです。さらにデザインが炭礦の坑口というのもレアですね。「何より閉山50年記念・・の消印なんてほかに聞いたことはないですよね。」その通りだと思います。まだまだ博物館では雄別・尺別・上茶路炭礦に関する証言・写真・当時の資料や道具等を募集中とのこと。お心当たりのある方はぜひ博物館へご一報を!「書籍〜釧路炭田・炭礦(ヤマ)と鉄路と〜は2014年の初版以来、版を重ねたのですが、さらに石炭列車の廃止を反映させた増補版を刊行しました。興味のある方はぜひ!もちろん雄別のことについても記していますよ〜。」と石川氏からのお知らせでした。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2020.0402 O.A 邦楽(アイドル) [chord5]

・雪にかいたLOVE LETTER / 菊池桃子
・卒業-GRADUATION- / 菊池桃子
・もう逢えないかもしれない / 菊池桃子
・夏色片想い / 菊池桃子
・Say Yes! / 菊池桃子
・渋谷で5時 / 菊池桃子
~今夜はアイドル編。菊池桃子特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏!今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

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