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memory in me [path-art]

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今までは生徒たちに関わるお話しを伺ってきたので、今回は更科結希氏ご自身の作家活動について伺いました。
小さい頃から絵を描くことや工作などがお好きだったのかと思いきや・・・どちらかと言うと苦手な方だったと意外な言葉が。
小学4年の頃に出会った斎藤一明氏。そこから世界が変わったそうです。
いきなり油彩を習ったそうですが、それまでの絵の描き方とまるで違い、そこで色で描く楽しさを覚えたとおっしゃっていました。
それまでは線で描き、そこに色をつける感じだったのに対し、面で描くことを教えられ、立体的に物事を捉えることを学んだのだそう。
絵を描くことの他にも、物事を立体的に捉える考え方、見方、宇宙のこと、音楽のこと、色々と教えていただいたそうです。
一番最初に自分自身の意思で作りたいと思って作った作品は、中岳一年の夏休みに作った人物像。立体です。
現在に至るまで人間、人に興味があり、それをモチーフに制作することが多かったと。
ただ、大学院生の時に表現のあり方を模索し、インスタレーションにも興味を覚えます。
そこから記憶というキーワードの元、制作活動を続けて現在に至ります。
対象が人物であっても、器であっても、必ずそこには記憶が存在し、自身の記憶をたどり、作品を作られているそうです。
「近い将来、自分を振り返る意味でも一度作品展をしたいなと考えています。日程を決めてしまうと、すぐに動き出す感じだと思うのですが・・・。」
楽しみに連絡を待ちたいと思います。
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※尚、写真は更科結希氏からお借りしました。

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