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with LOVE [path-art]

たくさんの想いがつまっています。
医療従事者の方々にエールを送ることができないだろうかという私の1本の電話に「早速やりましょう!」と快諾してくださった
北海道教育大学附属釧路中学校 美術教諭 更科結希氏。
生徒さんに「医療従事者の方々が大変な思いをして釧路の医療を守ってくれています。
私たちが、毎日安心暮らしていられるのは、命を守る砦があるからです。
アートは、人々の心を安心させられたりメッセージを伝えることができます。
ぜひ、みなさんでアートの力で応援しませんか?」と伝えてくれました。
そしてそれぞれが感じた、伝えたいことを写真と言葉で表現してくれたのです。
01側.jpg02真野1.jpg 03真野2.jpg04有田.jpg 05石井.jpg 06千葉.jpg07背戸田.jpg
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11原.jpg12原2.jpg13菅野.jpg14竹内.jpg
一人一人が少しでもこれをご覧になった方が癒される様、
元気が出る様、応援している気持ちが伝わる様に・・・
一生懸命考え表現してくれた作品の数々、この想いは絶対伝わると信じています。
今回のpath-artでは、北海道教育大学附属釧路中学校 2先生の美術の授業で取り組んでいただいた模様、作品に関して
2年生を代表して10人の生徒さん(側さん、真野さん、有田さん、石井さん、千葉さん、背戸田さん、大城さん、原さん、菅野さん、竹内さん)と
美術教諭の更科結希氏にインタビューさせていただきました。


2021.0205 O.A 釧路市こども遊学館 多胡学芸員 「冬の星座の見つけ方」 [motto museum]

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星座を見つけるのは難しいですよね・・・。でも冬は釧路は晴れることが多いので、空気も澄んでいて星座を見つけるチャンス!!とのことで教えていただきました。2月の上旬、夜の8時頃南を向いて、真ん中くらいの高さの空を見ると、リボンを縦に結んだような特徴的な星並びを見つけることができます、このリボンの星並びがオリオン座。オリオン座は巨人の狩人オリオンの姿です。向かって左側の右腕には太いこん棒を持ち、頭上に高く掲げています。向かって右側の左腕にはライオンの皮でできた盾を持っています。その右肩で輝く赤い星が1等星のベテルギウス、オリオンの左足に輝く一等星はリゲル。オリオンの腰のベルトに輝く3つ等間隔で並ぶ星は三つ星と言います。このオリオン座を見つけることができると、冬の星座をいくつも見分けることができるそうです。例えば、オリオンの腰の部分の三つ星を右上に線を伸ばすと赤く輝く星があります。牡牛座の一等星、アルデバラン。さらにもう少し伸ばすと数個の星たちが集まっているのが見えます。プレアデス星団。日本ではスバルという名前の方が有名ですよね。そしてもう一つオリオン座に戻り、右下の青白いリゲルと左上の赤い星ペテルギウスを線で結び、そのまま左上の方に2倍ほど伸ばすと、2つの仲良く並んだ星が見つかります。これがふたご座の星々。自分のお誕生日星座は誕生日の3~4ヶ月前の夜8時頃に南の空で見つけることができるそう。ぜひチャレンジしてみてくださいね。この他にも冬の星空にはたくさんの星座があります。夜空には一等星は21個しかないのですが、冬にはそのうち7個をみることができるそうです。ほかの季節に比べると明るい星が多く見つけやすいということ、窓から南の空を眺めてみるだけでも色々な星座を見つけることができると思います。
http://kodomoyugakukan.jp/

2021.0204 O.A 邦楽(アイドル) [chord5]

・NAI・NAI 16 / シブがき隊
・100%…SOかもね! / シブがき隊
・仮面舞踏会 / 少年隊
・君だけに / 少年隊
・STAR LIGHT / 光GENJI
・ガラスの十代 / 光GENJI
~今夜はアイドル編。男性アイドル特集です。
曲のセレクトは今回は村田氏!今夜は村田氏とmidoriでお送りします。

2021.0202 O.A 「アルバム完成〜!!」 [various story]

江畑兵衛さん(TRIPLANE)
http://www.triplane.jp/

まずは・・・なぜか小さい頃の節分の思い出話からに・・・。
節分には親戚や近所の子供達が集まり、お父様が鬼役で、大きな器からお菓子や豆(落花生)を撒き、
それをみんなで拾うということをなさっていたそう。
たくさん拾って自分の机の中に入れて・・・。兵衛氏はすぐに食べてしまったみたいですが。
七夕にはまたお菓子をもらいに近所の家を訪問し、そこでまたお菓子をゲット。楽しそうな子供時代を語っていただきました。
さて、2月24日リリースのアルバムが完成したそうです。「Tokyo Biotope」
コロナ禍の中、2020年はこのアルバムのために過ごしたと言っても過言ではないと。
曲作り、アレンジ、ともにたっぷりと時間をかけて熟成。ただ、時間をかければ良いものができるとは限らないとも。
「今回ほど1曲1曲と向き合ってアルバムを作ったことはない位かもしれませんね。」
まだ曲との仲が冷めずに少し冷却時間をおいてから、ジワジワと客観的にみえてくるのかもしれません。
今回のアルバムの中でのイチオシをお聞きしようと思ったのですが、なかなかこれとは言えないほど複雑なものの様です。
例えば、狙った通りに思惑通りにできたと達成感に満ち足りていても、それが果たして良いものなのか?
逆に力を入れずにラフにできたものが、結果的にはよかったということもあるそうです。
今回のアルバムに関しても手応えはあるけれど、果たしてそれがどうなのか?あとあと色々と思うそう。
あえてアルバムタイトルに「東京」と入れた彼の思惑。今だからこそできたアルバムなのかもしれません。
また、「東京」を意識して、そこからまた始める。相当な覚悟でこの「東京」という文字を使った感じがお話しを伺っていて伝わってきました。
※写真は江畑兵衛氏からお借りしました。
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paintings related to water [path-art]

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IMG_0856.jpg 水といった何を思い浮かべますか?
色々ありますよね?
今回は釧路市立美術館のコレクションを水をテーマに切り込んだ作品たちが並んでいます。
釧路にはすぐ側に海があります。
釧路にゆかりのある作家さんばかりですので、やはり海に関するものが目立ちます。
ただ、海といっても季節、時間、波の感じは様々。
4つのコーナーに分かれていますが、作家の視点がとても面白く興味深いです。
海辺、霧や雪や氷、漁船が集まる港、そしてイメージとしての水。
画材も様々ですが、何より水があるその場で作家を何を感じ取り、
どう表現したのかに注目するとより楽しめる展示だと思います。
自然をテーマにした作品は世の中にたくさんありますが、その中でも水のフォーカスすると釧路がたくさん見えてきます。
こんなにも素晴らしい題材が釧路にはあることをあらためて実感する内容です。
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(美術の中の水展は2/14まで釧路市立美術館で開催中)

2021.0129 O.A 釧路市立博物館 城石学芸員 「アイヌの編み物のこと」 [motto museum]

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編み物と織物の違いってわかりますか?難しいですよね。技術的な定義としては、織物は縦糸と横糸があり、その縦糸にテンションがかかっているもの。テンションがかかっていないものが編み物とされているそうですが、そう簡単には割り切れるものでもなさそうです。ところが、アイヌ語の場合は、作る対象物によって呼び方が変わるそう。例えば、シタイキは織り機で作るアットゥシ等。オシケは、編み袋とか帯等。テセはゴザ。とてもわかりやすい感じがします。その編み物に使う道具がとても変わっていると思ったのですが、ゴザを編む場合、石をおもりに使い単純作業の繰り返しで徐々に編んでいきます。ゴザは日常生活にも儀礼にも欠かせない道具。材料には、ガマやフトイ等の植物を主に使います。模様を入れる儀礼用には、赤や黒、茶色の布や染めたオヒョウ・シナの繊維を編み込み、編むための糸には、伝統的にはオヒョウの繊維から作った糸などを使ったそうです。模様は線対称のものが多く、装飾的に描かれたものの様です。編み袋も基本実用的なので、模様がないものが多いのです。山へ山菜を採りに行った時にそれを入れたり、狩猟をした際に切り分けた肉等を入れたりもしたそう。現在はお土産用として刺繍や毛糸を使った模様が入っているものもあるそうです。編み物の素材としては、ガマ、ブドウの蔓、オヒョウ、シナなどの植物繊維を使うことが多く、現在は新しい素材としてビニール製のものや毛糸なども使われているそう。織る・編むという伝統的な手仕事の技術、そしてその技術を用いて作られた品々。そこにはそれを使う相手へのアイヌ女性の様々な思いが込められていると感じるのは私だけではないでしょう。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2021.0128 O.A 洋楽(映画主題歌 特集) [chord5]

・Unchained Melody / The Righteous Brothers
・Stayin' Alive / Bee Gees
・Footloose / Kenny Loggins
・Hazy Shade of Winter / The Bangles
・I Will Always Love You / Whitney Houston
・Up Where We Belong 愛と青春の旅だち / Joe Cocker & Jennifer Warnes
~今夜の洋楽編は、映画主題歌 特集です。
洋楽編、セレクトしていただいたのは村田氏。
出演も村田氏とmidoriでお送りします。

2021.0126 O.A 「イギリスTV番組デビュー?!」 [various story]

上村知弘さん(カメラマン)
http://www.tntnaturecon.com/

今年はカナダ、ユーコンは暖かい様です。平年ですと、釧路よりもずっと寒さが厳しいはずなのに、今年は様子が違います。
日本には寒波がきて釧路も氷点下15度を下回る日々がありました。
ユーコン、雪は多い様で、スキーやスノーモービル、中にはかまくらを作って遊んだ方もいらしたみたいです。
日本のかまくらとほぼ同じ様な作りみたいですが、そもそもの由来は緊急避難用のシェルターとのこと。やはり歴史が物語る一つのストーリーなのかもしれません。
さて、この収録が日本時間の1月21日(木)15:00でしたが、実はこの後オーロラの生中継を依頼されたとのこと。
そのため機材を調達したり、寒さ対策のために何をすべきかチェックしたり、テストを繰り返したり、バッテリー対策をしたり・・・。
受けてしまってからやることがたくさんあって大変!とおっしゃっていました。
どうやらこの日は天気予報があまり良くなく、オーロラが綺麗に出るかどうか・・・
ということで、もしできなければ翌日に延びる可能性も。
イギリスのテレビ番組で夜の10:00からの2時間番組だそうです。コロナ禍で世界各地の良いところをテレビで見て欲しいということで実施しているそう。
どうか成功します様に・・・。彼のfacebookやYouTubeもチェックしてくださいね。
※写真は上村知弘氏からお借りしました。
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visualize what you can't see・・・akira wakita2 [path-art]

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脇田玲氏のインタビュー前回の続編です。
自分の手で作品を作り、その作品を通じて人と対話をする。
ダイアログをいかに誘発していくかに重きをおく様になったことが、今までとの違い。
人は死を意識すると様々なことを考え、追求するのです。
サイエンスは普遍性を大事にする。
アートは個人の特異性、ユニークさ。ユニークな個人が世界をどう見ているかを発信していく行為。
両者は対極にある様に見えるのですが、実は科学者が追求していることと、アーティストが追求していることは、
広い意味での原理・行為・世の中の法則みたいなものとおっしゃいます。
「芸術家が表現しているもの、追求しているものと、実は科学者が言うところの法則や原理と近いのでは?と思うのです。」
目指しているものは一緒なのでしょうか?こちらは寺田寅彦氏のエッセイをご紹介いただき、彼の考えもお話ししてくださいました。
これからのアートの果たす役割は?との問いに非常に重要な問いだと・・・。
人間の対立・分断はますます深まっていくと思う。なぜなら1ステップで誰とでも繋がるツールだから。
理解しがたい相手の間でさえ、対話をしようと・・必要と思う行為。
理解しがたい相手を理解しようと思う行為こそがアートの本質ではないかと思うとおっしゃっていました。
「見えないものを可視化する制作はこれからも続くと思うのですが、一方で全く違うものにもチャレンジしたいですね。
覆面アーティストとして、もっと社会性の強い作品を作ったり、
人様に迷惑のかからない範囲でゲリラ的に何かを置いてみるとか・・・とても興味がありますね。少し尖ったこともしてみたい気持ちがあります。」
とても刺激的で、興味深く、時間の経つのを忘れる位、充実した収録時間でした。
今後も機会があれば、色々なお話しを伺っていきたいと思います。
※尚、写真は脇田玲氏からお借りしました。

2021.0122 O.A 北海道立釧路芸術館 熊谷学芸員 「拝むだけじゃない仏様」 [motto museum]

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仏様といえば、お寺の仏像をはじめとして美術館や博物館では見るもの、拝むもの・・・というイメージです。ところが、見る・拝むにとどまらず、今回は使われてきた仏様のお話しです。スタジオにお持ちいただいたのが、「山越阿弥陀図」。鎌倉時代につくられた仏画の形式の一つです。その山越阿弥陀図の中でも有名な「金戒光明寺」には大きな山の向こうから姿をのぞかせる阿弥陀仏が描かれているのですが、左右の手はそれぞれ親指と人差し指で輪を作り、胸の高さまであげています。これは説法しているところという事を示すポーズです。そしてその指先には糸の痕跡が・・・。この糸は臨終を迎える人の手と繋いだものなのだそう。この作品はかつては屏風仕立てだったそうです。枕元にこの屏風を立て、糸を握ることで、阿弥陀仏と繋がることができるという感じでしょうか。極楽浄土へ連れて行ってもらえるイメージです。さらに阿弥陀仏は高いところから下を見下ろすような目をしています。床に伏せている人と目があう仕組みになっているのです。この様な仏画の他に、実際に仏像にも同じような糸がつけられているものもありました。「法然上人絵伝」には臨終を迎える法然に、仏像に結んだ紐を手に取るように弟子が勧めている場面が描かれています。ところで、芸術館で去年開催された毛綱毅曠展にも似たような作品があったのをご存知でしょうか?「建築古事記 天の浮橋」というタイトルがついた作品です。夕焼けのオレンジ色の背景がとても印象的だったもので、近未来的な構築物から顔を出す仏様の姿が描かれていました。それを山越阿弥陀図と比べると結構似ているそうです。おそらく毛綱氏が仏教美術史にも精通し、作品世界に取り込んでいたことを示しているのでは・・・と熊谷氏はおっしゃっていました。
http://www.kushiro-artmu.jp/

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