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2020.0312 O.A 「鳥たちは動き出しています!」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

お家にこもってばかりいないで、こんな時には散歩に出かけましょう。
鳥たちはもう子育ての準備をしているみたいです。外に出て散歩をしていると、何処かから鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
そんなシーズンです。ハシブトガラやシジュウカラ、そして、ゴジュウカラの地鳴きも聞こえてくるかも・・・しれません。
そして、ラブラブの光景も見ることができるかも・・・と日高氏。
オジロワシのカップルは今の時期は鳴きあったり、滅多に見ることができないかもしれませんが、一羽が木の枝を掴みそれを落とし、
もう一羽がそれを受け取ったりということをしたり。
さらに、オスとメスが脚の爪を絡めてグルグル縦に回転して落下していくということをするそうです。
まるでケンカをしているみたいに感じますが、今の季節だけ。・・・ということでどうやら求愛行動の様です。
また、北帰行が始まっています。3月4日にはポロトの上空を50羽くらいの白鳥が風蓮湖へ向けて飛んで行ったそう。
白鳥はまず声が聞こえてきて、そのうちV字編隊で飛んで行く姿が見えます。
また、ガン、ヒシクイ等も戻ってきているそうです。
森に行くと、エゾモモンガにとっても求愛シーズンで、夜行性の彼らも今は昼間に活発に活動しているとのこと。
「今年はベニヒワ、マヒワもやってきていますよ。彼らば数年に一度くらいやってくるのですが、今年は群れに出会いますね。
遠くからみるとスズメより一回り小さい感じ。でも野原にはスズメはいないので、じっくり見てみてくださいね。
ベニヒワは額に赤い模様がついています。マヒワは黄色い感じ。今は草の種を食べています。」
※写真は日高哲二氏からお借りしました。
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wakamono art 01 [path-art]

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十勝帯広でワカモノの作家を応援しようというプロジェクトがあります。
カフェを併設するギャラリーのガレリア オリザと子供たちの創造力による体験活動「ココ to ミライ」等を企画するNPO法人ASAがコラボ企画しました。
10代から20代、アート活動をなさっている方を大人がサポートして発表の場を・・ということで考えられたそう。
今年1月から4月までのロングランで、順次色々な若手アーティストが作品を展示しています。
写真、アクリル・ペン画、油彩、イラスト、シルクスクリーン、立体造形、切り絵等々、様々なジャンルの作品たち。
どれもとってもフレッシュ。エネルギーが伝わってくる。。。そんな感じがします。
自分の作品を多くの方に見てもらう機会はそんなにあることではありません。
おそらく展示方法さえどうして良いのかわからない・・そんな経験を積みながら大きく成長していって欲しいですね。
「若い人たちに空間さえあれば、なんでも発表できることを体験・体感して欲しいんです。」と大久保氏。
今回は、ギャラリー ガレリア オリザのオーナー、そして自らも写真作家として活躍中の大久保真氏にお話を伺いました。
お借りした作品は、上の写真が外崎朋宏「GREED」、下の写真が・渡辺さやかイラスト展になります。
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※尚、写真は大久保真氏からお借りしました。
(十勝・道東≧ワカモノアート展は4/5まで帯広市 ガレリア・オリザ(ミントカフェ内)で順次開催中)
〜今後のスケジュール
・3/10〜4原色展(10代の4人の作家、油彩)
・3/17〜寺沢りえ展(アクリル画)
・3/24〜前田魁夢(切り絵)
・3/31〜八木橋幸(油彩)

2020.0306 O.A 北海道立釧路芸術館 藤原学芸員 「三岸好太郎」 [motto museum]

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三岸好太郎は、1903年に札幌で生まれ、1934年に旅先の名古屋で病死するまであまりにも短い生涯をおくりました。画業も10年ほど。彼が制作を行った大正末期から昭和初期は日本の洋画界がヨーロッパ絵画の新しい潮流を吸収しながら、ようやく一人歩きを始めた重要な時期でした。いわば青春期とでも言うのでしょう。三岸好太郎は、まさにこの時代に画家になるために上京します。アルバイトをして苦労しながら独学で絵の腕を磨き、やがて綺羅星のごとく画壇に登場。初期は平面的な具象、素朴な情感の漂う人物画、風景画等を描いていました。1926年、中国を旅行します。制作の新たな方向を模索していた彼にとって、中国での見聞は、やがて三岸の作風の展開に転機をもたらすことに。1929年、三岸は道化をモチーフとした作品を発表します。その表現は、彼の新しい境地を示すものとなり、憂いを感じさせる道化等一連の作品が制作されていくことになります。その後1932年、大きく作風を転換。ひっかき線による作品や抽象作品など、前衛的な作品が。1934年、三岸の作風はまたも大きく変貌。蝶や貝殻がモチーフとなり、夢幻的な光景が描かれました。短い間に次々と作風を変化させ、挑戦し続けた感じの三岸、「新しいことに次々挑み、様々な評価と脚光を集めながら、突然に飛び立っていった・・まるで彼が描いた蝶の様に。」とは藤原氏。フレッシュでエネルギッシュな画業は、まさに日本洋画の青春期を体現していたのかもしれません。北海道ゆかりの画家たちにとってフロントランナーの様な存在だったのでしょう。彼の作品には様々な作風のうちにも一貫して特有のロマンティシズムが流れていると言われています。その背景には大正デモクラシーの自由な気風に満ちた札幌での生活、自然豊かな北国の風土があったのではと考えるのは自然な流れだと私は思います。
http://www.kushiro-artmu.jp/

2020.0305 O.A 邦楽(TV・アニメ曲特集) [chord5]

・柔道一直線(柔道) / 柔道一直線 テーマ
・行け!タイガーマスク(プロレス) / タイガーマスク テーマ
・サインはV!(バレーボール) / サインはV! 主題歌
・アタックNO.1(バレーボール) / アタックNO.1 主題歌
・あしたのジョー(ボクシング) / あしたのジョー テーマ
・エースをねらえ!(テニス) / エースをねらえ! テーマ
~今回はスポーツアニメ・ドラマテーマ特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏。

2020.0305 O.A 「お花の季節到来!」 [various story]

林田健司さん
http://hayashidakenji.com/#!/home

綺麗なお花が咲き乱れています。石垣島はもう夏?と思いきや、気温がまだ27度になったり、20度になったりと寒暖差が激しいそうです。
でも早いシーズンから暑い感じがすると健司氏。早くからデイゴの花が咲いたりということもあり、今年は台風が早くたくさんやってくるのでしょうか。
今年は島の子供達との音楽活動やご自身の曲作りに専念すると宣言通りの日々を送られています。
小学生ユニットが誕生したそうですが、詳細はまだ・・言えないそうなので、次回くらいにはお聞きできるかもしれません。
彼自身の曲作りは順調とのこと。すでに16曲(3月2日現在)。これをかたちにしていく段階と。
ほぼ2ヶ月咳がひどくて歌を歌うことができなかったので、やっと落ち着いて歌も歌い始めているそうです。
現段階では、ひらめくことをアウトプットする。これが一番大事なこととおっしゃっていました。
石垣島でも観光客の方は減っているそうです。健司氏自身は海外からの方をお見かけすることはあるそうですが、ホテル関係者のお話しではだいぶ減っているとのこと。
そろそろ海開きのシーズンです。ただ、現時点ではまだそれもはっきり決まっていないそう。
海開きは毎年違う海で行うそうです。今年の予定は、石垣島の底地(スクジ)ビーチ。
とても綺麗で良いところと。湾になっていてほぼ波もなく、遠浅の海。どこまでも綺麗な風景が続いているところなのだとか。
そこでよく「オニササ」を食べてゆっくりなさるそうです。
「オニササ」とは・・・?おにぎりとささみのフライをビニールの袋の中に入れてソースも入れて片手で食べることのできるものの様です。
それは、石垣市登野城の知念商会が元祖とされるそう。
のんびり海を目の前に「オニササ」を片手にゆっくりできたら最高ですね。
ちなみに、ささみのフライの他にもハンバーグ等もあるそうです。その場合は「オニハン」とでも言うのでしょうか???
※写真は林田健司氏からお借りしました。
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museum collection contemporary art in japan [path-art]

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もしかすると幻の展覧会に終わるかも・・・という中、収録。
今回の展覧会は北海道立釧路芸術館の所蔵作品の中からの紹介ですので、いつの日か目に触れることのあった作品、今後もその可能性のある作品たちが並んでいました。
現代美術というと、よく分からないと毛嫌いされがち。難しそうと言って見る前から遠ざけてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
藤原学芸員が私たちと同じ作品を観る側にたち、わかりたいと思った作品がご紹介されています。
今回は3点ご紹介いただきました。
・赤穴 宏:黎〜1922年、根室生まれの作家。戦時中、兵役を務めながら、もし戦争が終わって生きていたら絵描きになりたいと画家を志したのです。
初期は街並みや人物を具象的に描いていたのですが、1950年頃から幾何学的なフォルムに。
1960年さらに抽象化が進み、流動感と緊張感の溢れる大胆な筆触が画面を覆う様になります。まさにこの作品は1961年のもの。
「日本の風土や気候が自ずから持っている感情、例えば凄絶感とか湿潤感とかいったもの」を表現したいと記した様に、
この作品にも特別な自然の感情が託されていると言えるでしょう。
・岡沼 淳一:溯行〜1944年、函館生まれの作家。北海道学芸大学函館分校を卒業後、十勝へ移り住み教職に就きながら制作活動をスタート。
1974年、音更町を拠点としてからはニレの埋れ木を主な素材として抽象彫刻に取り組んできました。
この作品は見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
直線的な柱状の材が鋭く繰り返し屈曲する構成を全体像としながら、一つの側面には丸みを帯びた膨らみの連なりが掘り出されています。
均整のとれた構成美、素材感を引き出す丹念な表面処理は、彼の木彫作品において大きな魅力を担っています。
・山田 泰:春蕾似雷〜1965年、東京都生まれの作家。独学に近い形で絵画表現を学び、デザインの仕事の傍1990年代後半から作品発表を開始。
この作品は(全体と一部分アップ)2002年の作品で、垂直方向に見上げたアングルで、ソメイヨシノの幹、枝、梢がとらえられています。
まるで着物の帯みたいな色彩、質感、優しい表情が目の前に広がってきます。
実は今までにも何度も拝見したことのある作品ですが、今回新たな発見がありました。
作品を鑑賞する場所なのです。作品に向かって真正面から、右から、左から。。。
それぞれ見る場所によって違って見えるのです。この作品の真価はおそらく左下から右上に向かって視線を投げることなのだと思います。
そのスケール感、自然のエネルギー、神秘的な生命力を感じる作品です。
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(ワカリタイ ゲンダイ ビジュツは現在は休館中。今後は4/12まで北海道立釧路芸術館で開催予定)
※臨時休館:2/29(土)~3/19(木) ・・・3/31(火)まで休館延長。(2020.0320現在)
詳細は北海道立釧路芸術館へお問い合わせください。

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