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learn by yourself [path-art]

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美術の公開授業が開催されます。以前にもこのコーナーに作家として出演頂いた更科結希氏に今回は教師としてお話しを伺いました。
お題は「子どもを遊ばせたい遊具デザイン」。これを中学生に考えてもらおうという企画です。
実は現在、公園は増えているけれど、そこで遊ぶ人が減っているという現実があるそうです。
もちろん子供の数が減っているということがあるのは否めませんが、聞き取り調査やアンケートによると、遊びたい遊具がないという声が・・・。
子供たちは少しスリルのあるものに期待をする気持ちがあるそうですが、安全面の上からはそれは実用的でない等、抱える問題は複雑です。
そこで、安全面を考慮しつつ、遊びたくなる遊具を皆で考えてみようとなったのです。
自分たちの経験に基づいてどう考えるのか、問題点をあげてどう解決するのかなどを話し合い、
その後自分たちでプランを練るならどうするべきか大きなテーマを決めたそう。
例えば、ナチュラルとか、未来的な感じとか・・それをもとに形を考えている段階。
最終的にはミニチュア版を作ることにしているそうですが、大事なのはそこに至る過程。
「学校の中でやっている授業だけど、もう少し自分の生活している社会に目を向けてみた時に、
こういったことも改善できるとか、興味関心を強く持ってもらえるきっかけになれば・・・」
ゆくゆくは社会を作る人たちですから、美術の側面から地域を見てもらいたいと語る更科氏。
教師としての温かい眼差しがとても印象的でした。
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※尚、写真は更科結希氏からお借りしました。普段の美術の授業の風景です。
(公開授業は10/31 北海道教育大学 附属釧路中学校で開催)

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