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2018.1130 O.A 釧路市立博物館 石川学芸員「韓国江原道のこと」 [motto museum]

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全炭博研。正式には、全国石炭産業関連博物館等研修交流会。この会を2011年に立ち上げ、会長をなさっている石川氏。発足当初は13名で始まったそうですが、今では60名以上が参加なさっているとのこと。学芸員を含め、いわゆる石炭マニアの方々が集まり、産炭地を学び、情報交換などを目的に毎年1回開催されているそうです。その目的地が今回は韓国、江原道だったということなのです。閉山してしまっている場所が多いそうですが、もちろん現役で頑張っているところもあり、入坑も体験。とても親切にしていただいたとおっしゃっていました。石川氏が感じたことは、閉山した後の活用がとても上手に行われているということ。炭鉱とアートがとてもうまくかみ合っているアートマインという美術館にも感動なさったそうです。炭鉱やアートが単体として存在するのではなく、歴史を残そうという気持ちとクリエイティブなアートが違和感なくマッチしている感じがしたと・・・。さらに、センスの良さも感じたそうです。韓国での4泊はとても充実した日々だったみたいです。他の国とのつながりで学ぶこと、人として交流することの大切さ、面白さを実感なさったのでしょう。今後もお互いに交流しながら情報交換などを展開していきたいとおっしゃっていました。そして、何より本場のプルコギを含む韓国料理が美味しかったそうで満面の笑みで教えてくださいました。「名前もわからないおかずもとても美味しくて、ご飯を3杯も食べちゃいましたよ~。韓国から帰ってきたら体重が増えてました。」
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2018.1129 O.A 邦楽(アイドル) [chord5]

・恋する夏の日 / 天地真理
・恋のインディアン人形 / リンリンランラン
・甘い経験 / シェリー
・青春の坂道 / 岡田奈々
・みかん / 大竹しのぶ
・横浜いれぶん/ 木之内みどり
~今回は70年代アイドル編です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏!今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

2018.1129 O.A 「ラグジュアリー・・・!?」 [various story]

松瀬 一昭さん(シンガーソングライター)
https://m.facebook.com/matsusekazuaki

まずは、プライベイトな話題から。実は明日、岩手の宿に泊りに行くそう。素泊まり。1年前からの予約が必要なスペシャルな宿。
座敷わらしが現れることで知られる旅館 菅原別館と言われるところです。
昔から、座敷わらしは幸運を運んでくれるといわれており、運良く座敷わらしに出会うことができれば出世できるともいわれている宿なんだそう。
たまたま友人からお誘いがあり、そういう流れかな?と思いたち・・・今に至るといった感じ。
あまり疲れていると、寝かせてくれるみたいですから、体力温存してから会えたら良いなとおっしゃっていました。
そして、11月から行なっているアコースティックワンマンの集大成的なライブが12月18日に開催されます。
大阪で開催されるプライベイトアコースティックマンワン。サポートミュージシャンとしてヴァイオリン、ピアノ、ギターが入るとか。
松瀬氏はほとんど歌がメインになる感じでしょうか。
しっとりとした大人な感じのライブになりそうです。クリスマスも近いので、そんな趣向もどこかで・・・かもしれません。
今回で松瀬氏の今年の出演はラストとなります。少し早いのですが、2018年を振り返っていただきました。
今年初のバンドでのワンマンライブを開催したり、去年7月から今年の6月までシングルを出し続けたり、その他にも初めて挑戦することが多かった年と。
来年以降も新たにチャレンジすることを楽しみになさっています。
さしあたっては、ご自身のMVを作ってみたいそうです。誰かに依頼して撮影してもらう感じ?でもご自身でも撮影なさりたいとか。
両方バージョンを見てみたいですね。
全国各地にライブでお出かけになっているので、その土地土地の美味しいものを頬張っている松瀬氏の映像をふんだんに入れ込んで・・・
楽しいMVになりそう!!今はスマホでも簡単に編集ができる時代ですからね・・・
近い将来そんなMVが見ることができるかな?楽しみに待ちたいと思います。

starlit sky photograph [path-art]

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最近は、目にする機会が増えて来た星景写真。
実際に撮られる方も増えているみたいです。その背景には、最近の星空ブームがあり、雑誌やテレビなどでは特集を組まれることもあるそう。
星景写真は、星空と地上の風景を同時に写し込む、天体写真と風景写真の中間に位置するジャンル。
ただ、内海氏の作品の特徴は、星空に人工物を入れて撮影するところです。
星景写真を撮り始めて9年。撮影方法はだいぶバリエーションが増えたとおっしゃっていました。
撮り始めた時は、街明かりのある場所で星の動きを表現したものが多かったそうですが、その後、天の川をメインにした作品に・・・。
そして現在は360度のパノラマ写真に取り組まれています。最近は昔の人々が見ていたであろう星空を再現すべく遺跡などを入れ込み撮影なさっているとか。
明るい時間帯でも常に星のことを考えながら物事を見てしまうと・・・。
夜の撮影、怖い経験はなかったのでしょうか?
普段からクマに遭遇しないように、鈴やラジオを使っているそうですが、知床周辺の地区で、逆に音に反応して近づいて来たクマがいたそうです。
姿は見えなくても独特の匂いですぐわかるそう。
どうしても撮りたくて下見までしていた場所だったそうですが、危険を感じ、すぐに車に逃げ込んだと教えてくださいました。
以前お話しを伺った時と比べると、作品の変化がすぐわかるほど。
よりアーティスティックになった感じがしました。
以前は撮影場所に一人ということが多かったそうですが、最近では5人くらいの方と出会うことも。
それだけ星景写真がメジャーになってきたということなのでしょう。
今度お話しを伺う時にはどんな作品を見せていただけるのか・・・とっても楽しみな作家さんです。
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※尚、写真は内海大輔氏からお借りしました。
(内海大輔 星景写真展×エムズマツナミ「道東の星空」は12月下旬まで釧路町桂木 エムズ・マツナミで開催中)

2018.1122 O.A 洋楽(SIMON&GARFUNKEL特集) [chord5]

・The Sound of Silence
・Scaborough Fair
・El Condor Pasa
・Bridge Over Troubled Water
・Mrs.Robinson
~今夜の洋楽編は、SIMON&GARFUNKEL特集です。
洋楽編、セレクトしていただいたのはToshi氏。
出演もToshi氏とmidoriでお送りします。

2018.1122 O.A 「フクロウの耳」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

おそらく日高氏から伺うのは初?と思われるフクロウのお話しです。
木々の葉が落ち、枝だけになり、鳥たちを観察するには見やすい環境の冬になりました。
森の鳥の代表とも言えるフクロウ。木の上にいる鳥と書く梟。漢字のフクロウもまさに木とつながりが深いことをうかがわせます。
彼らは夜行性なので昼間はじっと見つからないようにしているそうです。
小鳥たちに見つかると「ここにフクロウがいるよ〜」とうるさく騒がれるそう。なぜなら彼らにとってフクロウは天敵だから。
そのフクロウ、とても耳が良いそうです。獲物(特にネズミが多いそうですが)の音をきき、狙いを定めるそう。
雪が降ってトンネルを作って移動するネズミたちをじっと観察し、トンネルのどこにいるのかさえもピタッと合わせて捉えるそうです。
人間の耳は前後左右の音は聞き分けることができますが、上下の音の違いを判断することは難しいものです。
それに比べるとフクロウの耳は左右でついている位置の高さが違うのです。それにより上下の音を聞き分けることができるとか。
さらに顔が集音器の役目を果たしているそうです。
ほとんどの鳥は飛んでいると風切り音が意外と聞こえるそうですが、フクロウはその音がしないそう。
フクロウの羽はとても柔らかく音がしないようになっているのです。
日高氏は、森の中でフクロウに出くわすとフワフワしていて、まるで夢の中の様に感じるとおっしゃっていました。
フクロウの顔は人の顔に似ていると言われます。目が二つで前を向いています。
ただ首は270度くらい回るそうです。流石に360度とはいかないそうですが・・・。逆に目は動かせないのです。
だから首をぐるっと回してモノを見るという訳です。
これからの季節、コミミズク、エゾフクロウ、シマフクロウ等も・・・場所によっては姿は見えなくても鳴き声は聞くことができるかもしれません。

BLUE FIELD [path-art]

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6.jpgすごくシンプルに、自分が表現しなかったら生まれないものを作るべきだと思っています。
個人的かつ不思議な体験、なぜこんなことが起きるんだろうということ・・・
それは自分の中でだけ起きる時もあるし、親しい他者との間ですごく不思議なことが起きてたりすることについて、何かを考えたり、
それに形を与えて表現していくことは自分にしかできないことだと思うそう。
一般的ではない、普通には気づかれずに流れてしまうような色々な面白いことがあると思うと。
そういうことについて自分なりにやる。それを探している感じ・・・。

様々な作品の根底にあるのは、代表的なものとして「夢」があります。学生になって最初に自分に問いかけたのは、「私にしかできないこととはなんだろう。
なおかつ、独りよがりではなく、私にしか語れないけれど私を超えているような体験とは?」ということ。
夢というのがもともと興味はあったそうですが、夢で見るものは、自分がみた夢は他の誰も見れない。
でも自分が作ったわけではない。自分のシステムのどこかが作っているとはず。だから夢の中で驚いたり、不思議な体験があるわけです。
それは個人的でありながら、個人を超えた、主観的でありながら客観的でもあるということ。自分が表現しなければこの世に絶対出てこないもの・・・。
そうやって始めた作品たちなのに・・・自分にしか見えない作品だったものが、親しい他者がそれを見て、絵画にしてしまうということが起きてきたりしたそうです。
それが、泉の話とハートマウンテンという作品。これは、最初に設定したものを超えて行く様な・・・自分にしか見えないはずの夢が他の人に見えている。
自分にしか描けないはずだった絵が他の人によって描かれることがあるというもの。
描いた本人も自身も考えていなかったことが引き出されてきたり、それには相当な年月がかかるそう。
そういう息の長い営みの中で起きてきて、それは自分の中で流すことはできないものだし、何かの形で表現したいと思ったのです。

お母様が小さいときから描いていた彼の作品を全部取っておいてくれたそうです。それを見返す時がたまにあると・・。
・・・・・・
ハートマウンテンを制作している時に、小さな頃描いた山の絵を見た。
そこには不思議な穴が開けてあり、その穴を自分が開けたことすら覚えていなかった。
でも、ある時フッと自分で穴を開けたと思い出す。
それは画面の奥の世界に行こうとしていた。
イメージの奥に突き抜けて行こう。どこまでも奥に行ってやろうと・・・。
出来上がった作品がそこで終わりというのではなく、
そこを突き抜けて行くための通過点の様な、そこの入り口みたいなものを作っているのかもしれない。

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※尚、写真は富田俊明氏からお借りしました。
(<Path-Art>の仲間たち展は12/23まで釧路市立美術館で開催中)

2018.1115 O.A 邦楽  [chord5]

・Shangri-La / 電気グルーヴ
・ポケット カウボーイ / 電気グルーヴ
・N.O. / 電気グルーヴ
・富士山 / 電気グルーヴ
・虹 / 電気グルーヴ
~今回は邦楽一般。電気グルーヴ特集です。
今夜は松谷氏とmidoriでお送りします。

2018.1115 O.A 「実は今回もホテルの一部屋から」 [various story]

林田健司さん
http://hayashidakenji.com/#!/home

前回に続き、東京のホテルから・・・。11月13日の石垣島でのライブ終わりで東京へ。
そして今、11月17日に横浜で開催されるエロティカオのライブを控えているそんな時。
エロティオのライブは、それぞれに練習をし、1回のリハで決めるという形。ただ、演奏する曲がなかなか決定しないのが玉に瑕?
少々いつもとは違う健司さまがそこにはいらっしゃいました。(笑)
さて、前回お話しなさっていた3泊5日のタイはとても素晴らしかったと・・・。
トムヤムクンだけを食べに行かれたとおっしゃっていましたが、25年ぶりのタイは、大都会に変身していたそう。
素敵で素晴らしい街に感動なさった様子です。タイで普及している三輪自動車のタクシー:トゥクトゥクは、今や観光客を乗せるもの。
東京でいうなら人力車みたいな感じでしょうか。
トムヤムクンの美味しいお店を事前にチェックし、お出かけになったのですが、これが最高だったと。
旨味しかない!辛味はあまり感じない。やっぱり本場のトムヤムクンは美味しかったそうです。
中には木の端みたいなものがたくさん入っていて、これは食べない方が良さそうです。健司氏は食べたそうですが・・・。
基本的にマッシュルームみたいなものとエビだけであとはスープを飲むのがよろしいみたいです。
屋台は美味しいものがたくさん。少々気になる衛生面ですが・・・。「あまり良くないかもしれないけれど美味しいですよ〜」なんて。
とにかくお腹のお薬をたくさん持っていかれたそうです。那覇からバンコクまでなんと4時間強。快適な空の旅だったとおっしゃっていました。
実はLCCで行かれたそうですが、一番前の席は足も伸ばすことができるしアッという間だったみたいです。
釧路からも石垣島がとても近くなりました。ピーチで関西空港に飛び、そこから石垣島へ一っ飛び!ただ
関西空港周辺で1泊は必要なんですが・・・。本気で石垣島行きを考える私がそこにはいました。

AM(273) ・AM(Dayzzz) ・2 Blind Spots [path-art]

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元々は、守章はyoshiaki MORI(弟)とmasaaki MORI(兄)の双子の兄弟ユニット。二人の間の関係性から作品を作ってきました。
8年前にユニットとして途切れた時期があり、それからは、滞在制作や地域の状況を読み取りながら制作するという様な作品に切り替えたところがあるそうです。
二人のユニットで制作された時の大きなテーマは距離感。
その後震災をテーマにしたり、防災無線の音をテーマにしたり、作られるものは音や映像等様々。形として残らないようなものを扱っていると思うと。

守(弟)氏のやっているものは現代美術と呼ばれるもの。大学では、建築や家具等身の回りのものをデザインすることを主に勉強していたそうです。
現在、物事を考える時に、環境・範囲から人々があまり気づいていないところから調べ上げて作品を作るという流れを経るそうですが、
それは、デザイン科のプロセスの作り方の授業の影響があると。

今回の作品は、8年前にユニットとして途切れた兄との関係性を見直すことにフォーカスする事に。キーワードにあるのが原点回帰。
3点中、2点は音作品。8年前に兄と決裂を決定づけた作品、AM(273) (2010)という作品。
決裂して8年というユニットとしての空白期間を成分としながら、そこから分離したような新作。AM(Dayzzz) (2018)
そして、もう1点は、立体の作品。展示室の柱が気になり、それを解析した2つの焦点という作品 2 Blind Spots (2018)

今回二組を結びつける「リップ・ヴァン・ウィンクルからの手紙」。これはアメリカの独立戦争の頃の話。アメリカ版浦島太郎みたいな物語のこと。
「この展覧会の打診があり、郷里の石巻にいる兄に連絡したところ、兄が19年前に富田さんから届いた手紙を19年後の東京にいる僕(弟)に
それが送られてきたんです。・・そこから始まったんですよ。」
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※尚、写真は守章氏からお借りしました。
(<Path-Art>の仲間たち展は11/17から12/23まで釧路市立美術館で開催)

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