SSブログ

artist in residence at TSURUI,AKAN one year project [path-art]

IMG_3255.jpg東京から地元の鶴居に戻り、プロジェクトARTIST IN RESIDENCE at TSURUI,AKAN one year PROJECT 2018.3.1~2019.0228を企画なさった松井和哉氏にお話しを伺いました。
鶴居村に1年間作家に住んでいただき、住みながら作品を撮影し、
1年間で撮った写真を最終的には写真集として完成させるというもの。
今回は3名の写真家の方々が選ばれました。
1つのエリアを皆さんに知っていただくために、
絵を描いたり、文章を書いたり、陶芸をやってもなんでも良いと思ったそうですが、
ただ、写真が一番わかりやすいかなということでカメラマンの方が選ばれました。
今までは出版関係のお仕事をメインになさっていた松井氏。
でも他に映画を作ったり、ギャラリーを運営したり、ライブハウスをやったり、そんな会社にいらしたそう。
本はご自身で書いて出版することはずっとなさっていたのですが、写真は撮れなので今回の企画になったとか。
IMG_3263.jpg IMG_3264.jpg IMG_3265.jpg
お邪魔したのが松井氏がオーナーのツルイ小屋。ものすごい数の本がびっしり。
ご本人は数えたことがないとおっしゃっていましたが、公称は1万5000冊から2万冊。実は私設図書館なのです。
ここには松井氏の興味のある本が集められています。
鶴居村に生まれて、鶴居村には本屋がない。東京に行ったらいたるところで本を売っている。それで本を好きになったそうです・・・
今回のプロジェクトはカメラマン、写真。その後の展開もすでに松井氏の頭の中にはあるそうです。その先も・・・。
「そういう目標がないとつまらないじゃないですか。例えそれができなくても。。。
万が一うまくいかなくても、そのうまくいかなかったことがまた楽しいじゃないですか。経験になるし。」
IMG_3256.jpg IMG_3262.jpg
松井氏は本を買っている時が一番お好きと。読むのもお好きだそうですが・・・。
本当は1日1冊書いたいそうです。
「本当に本ってすごいんですよ。人間は目が2つあって、鼻が1つで、だいたい似ているじゃないですか。本は似ていないからね。
その似ていないものを作っているのが人間だからね。
だから人間がいかに色々な人がいてバリエーションが豊かというのは本を見ればわかるんですよ。
こんなことを考えている人がいるし、こんな形の本を作っているし・・みたいな。
人間が自由で色々なものを作れるという証が本なんですよ。」
ツルイ小屋から図録や写真集、本を出していきたい!!と最後に夢を語っていただきました。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。