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2020.0901 O.A 「秋は着々と忍び寄る・・・」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

霧多布湿原も緑から黄緑、茶色が目立つようになってきました。お花のシーズンはほぼ終わり、今はススキやヨシの穂が目立つそうです。
ススキは9月終わり位、(一度霜に当たるとより白くなり綺麗になるそうですが)夕日に当たってキラキラするそう。
そして、大きなフキの葉がしおれて倒れている姿を多く見かけるように。
「まるで夏の力が落ちた感じ。それまで頑張っていたのに・・・」と日高氏。
鳥たちも囀りをやめたみたい。いないのではなく、今は渡りの準備の栄養補給等で忙しいようです。
オオジシギも9月中旬にはオーストラリアに渡って行きます。ですから今のうちに栄養をたっぷりとり体力をつけているのです。
「肝臓にエネルギーを蓄えるんですよ。だから鳥は脂肪肝にはならないのです。」
長距離を移動しなければならない鳥たちはすでに移動を始めています。小さなシギの仲間はすでに霧多布の海岸にきていたそう。
ロシアから日本に渡り、これから東南アジアやオーストラリアへ向かいます。
ノビタキは10月中旬に東南アジア方面に向かって行きます。今は木の実を食べたりしていて活動はあまり活発ではないそう。
逆に北へ戻ってくる鳥で一番早くやってくるのがコガモ。このコガモを見かけると秋を感じるとおっしゃっていました。
それから・・・最近、日高氏は犬の散歩中に頭とお腹がない鮭を見かけたそうです。どうやらクマのお腹におさまったみたいです。
「クマも人間に見つかる年と見つからない年があるみたい。おそらく毎年出てきているんでしょうね。」
※写真は日高哲二氏からお借りしました。
シギ.JPG ノビタキ.JPG さけ.JPG

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