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2020.0911 O.A 釧路市こども遊学館 小笠原学芸員 「のり研究開発実験!!」 [motto museum]

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今回はスタジオが実験室に早変わり!!のりにも色々な種類がたくさんありますが、ご自身でのりを作ったことはありますか?使用するのは4種類の白い粉、そして水。今回の4種類の粉は砂糖・塩・小麦粉・片栗粉。これを全部使っても1種類でもokとのこと。さあ〜どうしましょう・・・。私はまず小麦粉をセレクト、そして砂糖をそこに混ぜました。レシピを作るために全て分量はスプーン擦り切れ1杯が基本です。それを何回使っても構わないのです。とりあえず小麦粉2、砂糖2で一応完成させました。少しトロッとしていますが、粘着性はないかも?それがのりとして使用できるかの実験です。紙の上にのりを置き、そこに乾燥した豆をのせ、垂直にします。その状態で3秒保つことができたら完成です!!・・・やはり想像通りのりが緩すぎてタラ〜っとしてしまいました。そこで小麦粉1を足しました。最終的には小麦粉3、砂糖2です。何となくのりっぽく粘性も出てきました。さあ再度紙の上に乗せて挑戦!!今度は大成功です。これでめでたく商品化決定。そこで名前を考えます。あとキャッチコピーは?キャラクターは?と幅が広がります。観察・予想・実験を繰り返し、自分で考えて研究をする。トライ&エラーの体験。失敗したらやり直す、工夫する等自発的なチャレンジ精神が生まれる。科学だけではなく、商品とすることで消費活動や経済、流通、デザイン等他教科の横断型の学びに繋がるのです。小笠原氏が関わっているNPO法人の学習支援の事業所で「秘密のレシピ」というのり作りワークショップを行った内容をここで紹介していただきました。のりの研究開発を通じて科学的思考と自発的な探究心を育むプログラム、大人もハマってしまいます。
http://kodomoyugakukan.jp/

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