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kushiro color project・・・1 [path-art]

今年の春に釧路らしい何かを使って絵の具を作れないかしら?とある方に相談されました。
私が思いつくのは・・釧路といえば湿原?海?そこにある素材は・・・泥炭?昆布?
そこでいつも番組にお世話になっている新庄氏、そして境先生に相談!
そこからがこのプロジェクトのスタートです。境先生は独自に釧路市内を駆け回り、素材ななりそうな素材を見つけては実験。
そこでできた絵の具を美術とコラボして作品を作りたいよね・・・なんてお話しから教育大附属中学校の美術 更科氏に連絡。
あれよあれよという間にスケジュールが決まりました。今回から4回に渡ってその模様をお送りします。
地学と美術のコラボ・・時に生物?
まずは生徒に教える前の下準備。素材集めは附中の学校のグランドから・・・
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一ヶ所から色々な色の土が・・・。火山灰のようです。粘土みたい。
黒っぽい色やら黄色やら・・・。
では他にどんなところがある?と思いついたのが岩見浜。あそこには石炭層も・・・
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今まで探していた中でレッドと言われる色がここにはありました。
黄色や茶色のバリエーションは豊かなのですが、ないのが赤や緑や青。

地味な色ですが、何色か集まり始めました。
さあ、この粘土や岩をどう絵の具にするのでしょう?
まずは大学で素材作りです。
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「こんなに簡単にできるんですね・・これなら生徒たちでもできますね」
まずは試してみる。
今度は生徒たちがいよいよ実践に入ります。
この時点での境氏が作り出した釧路カラーです。
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2020.0710 O.A 釧路市立博物館 加藤学芸員 「ヤチボウズが風景印に!」  [motto museum]

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加藤氏が2019年秋にイオンモール釧路昭和店内郵便局に依頼され、「奇抜なものが良い」という局長からのリクエストがあり、考えたのがヤチボウズをモチーフにしたもの。イオン釧路昭和がある場所は釧路湿原の一部だった場所。湿原の植物と言えば・・・ヤチボウズ。ただ、ヤチボウズだけでは地味なのでクシロハナシノブとミズバショウを配置。春先のヤチボウズとミズバショウ。初夏のヤチボウズの上のクシロハナシノブ。どちらも実際にある光景です。さらに、霧や湿原を飛ぶタンチョウ、遠くには阿寒連山も描きました。湿原にかかる霧は戦国絵巻などの場面切り替えの時に使われるモクモクした感じをイメージしたそうです。山に関しては湿原の風アリーナの展望台に出向き、木道からも阿寒連山を撮影なさったそう。山並みを忠実に再現し、雌阿寒岳と阿寒富士、雄阿寒岳が入る様にしたそうです。小さなものなのに手間暇がかかっています。これは説明を受けないとわからないかもしれません。全体のイメージはヤチボウズの中にさらにヤチボウズが入っている感じなので、可愛らしい。やはり評判は良いそうです。特に一番上のよく人の頭の毛に例えられるポヨポヨした部分です。また、風景印の台紙として釧路湿原ヤチボウズマップを作成なさいました。これがまた面白い。気軽にいくことができてヤチボウズをたくさん見ることのできる場所、ヤチボウズがモチーフになっている建造物(湿原展望台や湿原大橋)も載っています。風景印さらに釧路住吉郵便局からも依頼され作成。博物館と春採湖、そして石炭列車が配置されています。こちらも変形印です。たまにはお手紙を書いてこんな素敵な風景印で誰かに送ってみたいですね。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

2020.0709 O.A special murata [chord5]

・Through the fire / Chaka Khan
・SLOW & EASY / ZAPP & ROGER
・Go On Without You / Shirley Murdock
・After The Love Has Gone / Earth, Wind & Fire
・The Greatest Love Of All / Whitney Houston
~3回にわたってspecialでお送りしているシリーズ。
ラスト第三弾は「洋楽 R&B編」です。
セレクトは村田氏。出演 村田氏 & midoriでお送りします。

2020.0707 O.A 「ドライブインシアター初体験!」 [various story]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

オーストラリアでもドライブインシアターの人気が高まっているそうで、鈴木氏も初体験。
実は以前からあったそう。世界初のドライブインシアターは1933年ニュージャージー州の工場経営者が経営したもの。
オーストラリアでは1954年に最初のドライブインシアターがオープンしたそうです。一時は300ヶ所以上がオープンし、世界で3番目に多かったそう。
鈴木氏が行ったところは、元々ドライブインシアターとして建設された常設のシアター。やはり大手の映画チェーンが経営しているそうです。
ただ、単館だけの経営形態もあるみたい。料金は1本分で、2本みたい時には2本分を払うそうです。
車1台分の料金がそこは30オーストラリアドル。
1台6人までok。場所によっては8人までokというところも。彼はスクリーンは2面。平日は1本ずつ合計2本。土日は時間をずらして2本ずつ、合計4本上映。
上映される映画はクラシックなものから新作も。家族連れでみることができる映画が多いそうです。
なんと1スクリーンで300台から350台収容可能。さすがスケールが違います。もちろん小さなところでは二桁の収容台数のところもあるそう。
通なドライブインシアターの鑑賞の仕方も教えてくれたのですが、それは放送でチェックして下さいね!
くれぐれも子供は運転席や助手席には乗せない方が良さそうです。
そうそう・・ドライブインシアターの他にはアウトドアムービーといって、車に乗ったままではなく、芝生の上に座ってみる方式もあるそう。
ビデオでもなく、映画館でもなく、外で楽しむ映画も楽しいですね。
※写真は、鈴木雅章氏からお借りしました。
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painter of the wind [path-art]

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中島潔という作家は知らなくても、その作品はご覧になった方も多いはず。
細かいタッチと優しい色合い、そしてなんとも言えない子供達の表情、微妙な心地よい色調。
佐賀県生まれの彼は18歳で上京し、独学で絵を学ぶことに・・・。
28歳で渡仏後、本格的に画家になることを決意。彼の作品は懐かしい故郷への憧憬を繊細なタッチで描いたものでした。
風の画家と言われる所以は、優しい風が吹き抜ける様な臨場感でしょうか。
1970年代の作品は日本画に近い感覚で少女を描いています。その後の時代とともに変化する子供達の表情。
そしてそこに描かれる自然の植物・・・
様々な変化を見てとることができると思います。
また、2010年には京都・清水寺成就院に奉納する46枚の襖絵を完成させました。
さらに2015年には京都・六道珍皇寺に「地獄心音図」が奉納されました。
この世のやり場のない怒りやもたらされるべき救いを「地獄絵」に託して描くことを決意して取り組んだ作品です。
今回展示されている作品は100点以上。そこにいま生きている中島潔の過去から今までをご覧いただける内容になっています。
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※尚、写真は北海道立帯広美術館 福地大輔氏からお借りしました。
(中島潔展〜今を生きるーそして伝えたいことーは9/6まで北海道立帯広美術館で開催中)

2020.0703 O.A 釧路市こども遊学館 小笠原学芸員 「釧路の海を考える・・・」 [motto museum]

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最近、海に行ったり、眺めたり、海で遊ぶ機会はありますか?小笠原氏はよく海にいかれるそうです。釣りに行ったり、ボーッと海を眺めてお菓子を食べたり・・・。気分転換にはうってつけですよね。先日海に行ったらビーチコーミングをしている方にばったり。ビーチコーミングとは、海岸等に打ち上げられた漂着物を収集したり、観察したりする行為のことを言うそうです。その方はオオバンヒザラガイ貝を集めていたそう。まるで蝶々みたいに見えるので蝶々貝とも言われているそう。さて、釣りに行った時に目にするのがゴミの多さ。私も砂浜でよく見かける光景ですが、小笠原氏は車から海に家庭ゴミを不法投棄する瞬間を目撃したそう。ゴミを簡単に捨てる・・・環境に対する意識の低さに以前から疑問を感じていたそうです。こんなに海が側にあるのに。彼女は斜里町の出身です。釧路に来て感じたのは、釧路の子供たちが海と親しんでいる印象が薄かったと。そこで遊学館では身近な海を知り興味や関心を持って欲しいと様々な企画を実施して来ました。例えば、2010年には海と船の企画展「わたしたちのくしろ 海となかよし」を開催。海に関する様々な体験活動を通じて、地域の豊かな海の恩恵を感じ、広く地域文化や産業、自然環境について考えるイベントになりました。また、2015年には夏休みイベント「すすめ!うみたん〜みんなと海の大冒険〜」という海の工作ワークショップなども開催。ただこれからは社会教育施設として子供たちへ環境教育を一方向でアプローチするのではなく、地域の様々な方と連携して、海を教科横断的な学びのテーマとして広げていきたいと考えているそうです。体験を通じて持続可能な環境意識を醸成していけたら・・・と彼女の思いは拡がります。
http://kodomoyugakukan.jp/

2020.0702 O.A special murata [chord5]

・Play that Funky Music / Wild Cherry
・Ride on B.T. / B.T. EXPRESS
・SMILE / THE EMOTIONS
・Boogie Wonderland / Earth, Wind & Fire
・Relight My Fire / Dan Hartman
~前回から3回にわたってspecialでお送りしているシリーズ。
第二弾は「ディスコ編」です。
セレクトは村田氏。出演 村田氏 & midoriでお送りします。

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