SSブログ

2020.0710 O.A 釧路市立博物館 加藤学芸員 「ヤチボウズが風景印に!」  [motto museum]

1.jpg 2.jpg
加藤氏が2019年秋にイオンモール釧路昭和店内郵便局に依頼され、「奇抜なものが良い」という局長からのリクエストがあり、考えたのがヤチボウズをモチーフにしたもの。イオン釧路昭和がある場所は釧路湿原の一部だった場所。湿原の植物と言えば・・・ヤチボウズ。ただ、ヤチボウズだけでは地味なのでクシロハナシノブとミズバショウを配置。春先のヤチボウズとミズバショウ。初夏のヤチボウズの上のクシロハナシノブ。どちらも実際にある光景です。さらに、霧や湿原を飛ぶタンチョウ、遠くには阿寒連山も描きました。湿原にかかる霧は戦国絵巻などの場面切り替えの時に使われるモクモクした感じをイメージしたそうです。山に関しては湿原の風アリーナの展望台に出向き、木道からも阿寒連山を撮影なさったそう。山並みを忠実に再現し、雌阿寒岳と阿寒富士、雄阿寒岳が入る様にしたそうです。小さなものなのに手間暇がかかっています。これは説明を受けないとわからないかもしれません。全体のイメージはヤチボウズの中にさらにヤチボウズが入っている感じなので、可愛らしい。やはり評判は良いそうです。特に一番上のよく人の頭の毛に例えられるポヨポヨした部分です。また、風景印の台紙として釧路湿原ヤチボウズマップを作成なさいました。これがまた面白い。気軽にいくことができてヤチボウズをたくさん見ることのできる場所、ヤチボウズがモチーフになっている建造物(湿原展望台や湿原大橋)も載っています。風景印さらに釧路住吉郵便局からも依頼され作成。博物館と春採湖、そして石炭列車が配置されています。こちらも変形印です。たまにはお手紙を書いてこんな素敵な風景印で誰かに送ってみたいですね。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。