SSブログ

2020.0703 O.A 釧路市こども遊学館 小笠原学芸員 「釧路の海を考える・・・」 [motto museum]

1.jpg 2.jpg
最近、海に行ったり、眺めたり、海で遊ぶ機会はありますか?小笠原氏はよく海にいかれるそうです。釣りに行ったり、ボーッと海を眺めてお菓子を食べたり・・・。気分転換にはうってつけですよね。先日海に行ったらビーチコーミングをしている方にばったり。ビーチコーミングとは、海岸等に打ち上げられた漂着物を収集したり、観察したりする行為のことを言うそうです。その方はオオバンヒザラガイ貝を集めていたそう。まるで蝶々みたいに見えるので蝶々貝とも言われているそう。さて、釣りに行った時に目にするのがゴミの多さ。私も砂浜でよく見かける光景ですが、小笠原氏は車から海に家庭ゴミを不法投棄する瞬間を目撃したそう。ゴミを簡単に捨てる・・・環境に対する意識の低さに以前から疑問を感じていたそうです。こんなに海が側にあるのに。彼女は斜里町の出身です。釧路に来て感じたのは、釧路の子供たちが海と親しんでいる印象が薄かったと。そこで遊学館では身近な海を知り興味や関心を持って欲しいと様々な企画を実施して来ました。例えば、2010年には海と船の企画展「わたしたちのくしろ 海となかよし」を開催。海に関する様々な体験活動を通じて、地域の豊かな海の恩恵を感じ、広く地域文化や産業、自然環境について考えるイベントになりました。また、2015年には夏休みイベント「すすめ!うみたん〜みんなと海の大冒険〜」という海の工作ワークショップなども開催。ただこれからは社会教育施設として子供たちへ環境教育を一方向でアプローチするのではなく、地域の様々な方と連携して、海を教科横断的な学びのテーマとして広げていきたいと考えているそうです。体験を通じて持続可能な環境意識を醸成していけたら・・・と彼女の思いは拡がります。
http://kodomoyugakukan.jp/

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。