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pencil fighter [path-art]

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細木るみ子氏はずっと紙と鉛筆にこだわって制作を続けて来ました。
日々、鉛筆画と格闘を続け、またそのために実験も繰り返して来たのです。
例えば、鉛筆をカメラにかえ、針や糸にかえ、そして油彩などの画材をかえ・・・。
あくまでも鉛筆画のために生まれた作品は、形であったり、光であったり、色であったりを
探求するための手段・・・かもしれません。
・私は紙と鉛筆の可能性を探る
・私は糸に形を見る、作品の始まりを見る
・私は描くことの根源に迫ろうとする
・私は景色に光を見る、作品の未来を見る
・私は音楽に色を見る、作品の夢を見る
「絵を描き始めると、何かが動き出す。何もナイト思っていた地面の奥に水源があったみたいに。
紙の奥からじわじわと、時には爆発するようにビジョンが自然と湧いてくる。
でも、そのビジョンは、最初からはっきりしているわけではない。予感のような線、気配のような光と影。きわめて繊細な感触のようなもの。
それらが私の感覚を動かしていく。」
細木氏が語った素描についての一文です。
常に新たなものにチャレンジし、当たり前というものを一度取り払らい正面から真っ向勝負する。
自身がさらに研ぎ澄まされる様、別の手段を試みる。
そこから生まれる新しい感覚に身を委ね、新たな自身が現れ始める。
ワクワクする見たこともない森に出かけて、そこで何かを発見して楽しんだり、びっくりしたり、感嘆したり。そんな感覚を味わっていただけると思います。
全てを思い切り表出させた細木氏の世界。現場の常に動いている感じに近い臨場感のある空間が美術館で再現される・・・そんな空間が拡がります。
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(<Path-Art>の仲間たち展は10/22から11/24まで釧路市立美術館で開催)

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