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pencil fighter [path-art]

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細木るみ子氏はずっと紙と鉛筆にこだわって制作を続けて来ました。
日々、鉛筆画と格闘を続け、またそのために実験も繰り返して来たのです。
例えば、鉛筆をカメラにかえ、針や糸にかえ、そして油彩などの画材をかえ・・・。
あくまでも鉛筆画のために生まれた作品は、形であったり、光であったり、色であったりを
探求するための手段・・・かもしれません。
・私は紙と鉛筆の可能性を探る
・私は糸に形を見る、作品の始まりを見る
・私は描くことの根源に迫ろうとする
・私は景色に光を見る、作品の未来を見る
・私は音楽に色を見る、作品の夢を見る
「絵を描き始めると、何かが動き出す。何もナイト思っていた地面の奥に水源があったみたいに。
紙の奥からじわじわと、時には爆発するようにビジョンが自然と湧いてくる。
でも、そのビジョンは、最初からはっきりしているわけではない。予感のような線、気配のような光と影。きわめて繊細な感触のようなもの。
それらが私の感覚を動かしていく。」
細木氏が語った素描についての一文です。
常に新たなものにチャレンジし、当たり前というものを一度取り払らい正面から真っ向勝負する。
自身がさらに研ぎ澄まされる様、別の手段を試みる。
そこから生まれる新しい感覚に身を委ね、新たな自身が現れ始める。
ワクワクする見たこともない森に出かけて、そこで何かを発見して楽しんだり、びっくりしたり、感嘆したり。そんな感覚を味わっていただけると思います。
全てを思い切り表出させた細木氏の世界。現場の常に動いている感じに近い臨場感のある空間が美術館で再現される・・・そんな空間が拡がります。
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(<Path-Art>の仲間たち展は10/22から11/24まで釧路市立美術館で開催)

2019.1011 O.A 釧路市埋蔵文化財調査センター 高橋学芸員 「ミニチュア土器」 [motto museum]

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土器は基本煮炊きをする、液体を注ぐ、貯蔵する等の用途があるのですが、ミニチュア土器はその大きさからそれらの用途を満たすものとして製作されたのではないと推定される土器。ミニチュア土器は縄文時代からすでに存在していて、土器文化期ではだいたい製作されていると思われると高橋氏。そのミニチュア土器は、実際の大きさの土器をそのまま縮小している精緻なタイプと粗雑なタイプの2タイプに大きく分かれるそうです。粗雑なタイプは文様がないものも多く、ミニチュア土器と分けて、手づくね土器と呼ぶ場合もあるそう。その用途は明器という副葬品としての性格が考えられるそうですが、詳細のところはわかっていないとのこと。釧路市内でもミニチュア土器が出土しています。そこで今回2点のミニチュア土器をお持ちいただきました。まずは緑ヶ岡遺跡出土の幣舞式土器。大きさは手の平に乗るくらいの小さなもの。器の表面に綺麗な文様が。。。底にも縄文がつけられています。このまま一輪挿しにもなりそうな感じが。この通常の大きさの土器は博物館に展示されています。もう一つのミニチュア土器は幣舞2遺跡の擦文土器。こちらはより小さなもので、あまり模様がはっきりしていない感じです。ただ、底には線の様な文様が施されていました。「勝手な考察なんですが・・・擦文のミニチュア土器は、残っている部分から考えると、幣舞式の土器と同様、舟形をしている。そして、擦文土器は深鉢形と高杯がほとんどで、幣舞2遺跡からも舟形のものが出土していない。口縁部の沈線や底部の沈線を見ると、舟形土器の文様を真似たのではないのか?同じ遺跡に住んだ擦文人が竪穴住居を作る時に、この手の縄文土器が出てきたのでは?そこで舟形の土器と出会って余った土器で作ったのでは?」高橋氏は今後も調査を続ける模様です。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/maibun/shisetsu/1001.html

2019.1010 O.A BAND [chord5]

・The Power of Equality / RED HOT CHILI PEPPERS
・I Could Have Lied / RED HOT CHILI PEPPERS
・Suck My Kiss / RED HOT CHILI PEPPERS
・Give It Away / RED HOT CHILI PEPPERS
・Californication / RED HOT CHILI PEPPERS
~今回のバンド編、RED HOT CHILI PEPPERS 特集です。
90年代のバンドから。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

2019.1010 O.A 「レコーディングスタジオからこんにちは!」 [various story]

江畑兵衛さん(TRIPLANE)
http://www.triplane.jp/

ミニツアーと同時進行しながらのアルバム制作のひと時。
レコーディングボーカルブースからの電話収録。なんだかその光景を想像しつつ一人面白がってしまいました。
「おやすみは、自分の時間を作ろうと思わないとダメですよね。メリハリがつかなくて・・」と兵衛氏。
確かに受験生みたいとおっしゃっていましたが、拘束される時間がないからこそ、自分で時間管理をするのはとても難しい事なのだと感じました。
兵衛氏はただダラダラとしてリフレッシュができるそう。
文字にすると語弊があるかもしれませんが、映画を観るとか、サッカーを観るとか・・・そういうことをすると頭を使ってしまうのですね。
ですから結局いつか見ようと思ってためているものは、やがて消去することに。
通常、お笑いなどを見てリラックスして、お腹が空いたらお料理を作っているそうです。
自分の中でのon offをしっかり管理しないと、いつまでも仕事、いつまでもおやすみという感覚に陥ってしまうのかもしれません。
最近は、人の歌詞をしっかり読んでいるそう。また、曲も様々なものをお聞きになるそうです。
音の洪水で嫌にならないのかな?と思ったのですが、「楽しいですから。。」と。
今まで、歌いたいことを歌ってきたので、人の歌詞を読むと、切り口が違って新鮮で、自分にとって刺激になることがあるとのこと。
わかりますよね。切り口が変わると世界が変わって見えることもありますから。
10月20日はZepp Sapporo で15th Anniversary Special Liveがあり、その後はレコーディングに突入。
もしかすると、次回には新曲披露・・・なんて。あるかしら???

hokusai [path-art]

まさに世界を魅了した葛飾北斎。彼の作品が約120点、プラス弟子たちの作品が展示されています。
葛飾北斎といえば・・・広重、歌麿、写楽と並び、江戸時代後期い活躍した浮世絵師としてあまりにも有名です。
役者絵、美人画、摺物、読本挿絵、妖怪絵、風景画、そして肉筆画等、幅広いジャンルで偉業を成し遂げました。
中でも有名なのは、北斎漫画や富嶽三十六景。どこかで必ず一度はご覧になったことがある作品だと思います。
「富嶽三十六景の中の『神奈川沖浪裏』の波がすごい迫力なんですよ。写実とフィクションが同居していて・・。
さらに今回の作品展、彼の波の表現力を見比べていただきたいです。
年代によって描き方が違うんですよ。そのあたりも注目してご覧いただきたいですね。」と福地氏。
葛飾北斎 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏.jpg 葛飾北斎・冨嶽三十六景 凱風快晴.jpg
北斎の特徴は、役者絵や美人画だけに止まらず、風景画を描いたこと、そして大胆な構図や新たなものに挑戦し続けたことなのでしょうか。
ゴッホはもちろん、海外の作家にも多くの影響を与えました。
今回の展示ではフランスの作家、アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔36景」も展示されています。
富士山を描いた浮世絵師として、世界的に有名な北斎の代表作「冨嶽三十六景」、そして、
パリの浮世絵師と呼ばれた版画家アンリ・リヴィエールが描いた「エッフェル塔三十六景」。
日本とフランスのランドマークである「富士山」と「エッフェル塔」をモチーフに描かれた作品を見比べるのも面白そうです。
今回「冨嶽三十六景」のうち26点、「エッフェル塔三十六景」は36点、展示されています。
様々な角度から葛飾北斎の画業に触れることができる内容になっています。
アンリ・リヴィエール エッフェル塔三十六景 より.jpg 葛飾北明 手紙を読む美人図.jpg.jpg
※尚、写真は北海道立帯広美術館 福地大輔氏からお借りしました。
(世界を魅了した浮世絵師 北斎展〜師と弟子たち〜は11/24まで北海道立帯広美術館で開催中)

2019.1004 O.A 釧路市こども遊学館 角田学芸員 「スズメは恐竜???」 [motto museum]

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まずは、こんな質問からスタートです。「次の中で恐竜はどれ?ティラノサウルス、ゴジラ、プテラノドン、モササウルス、スズメ」答えが、ティラノサウルスとスズメ。?マークが頭の中にたくさん。ゴジラは想像上の生き物ですね。プテラノドンとモササウルスは恐竜ではなく、爬虫類の仲間。爬虫類と恐竜の見分け方のポイントは脚の付き方なのです。恐竜は体から地面に向かって垂直についていて、爬虫類は体に対して横や斜めについているとのこと。もともと恐竜の祖先は二足歩行をしていたと考えられているので、そのため脚が垂直についていた方が安定するからなのだそう。
さて、恐竜の定義は、「トリケラトプスとスズメの共通祖先以降の子孫」トリケラトプスというのは、サイの角が多くて、襟巻きトカゲみたいなヒラヒラがついている恐竜です。現在では、鳥は恐竜から進化してきたと考えられています。スズメもカラスもニワトリも定義としては、恐竜の中の1グループという扱いになるので、恐竜と言って問題ないことになるそうです。実は最近の図鑑にはこの話が載っているのですが、今の大人が子供の頃の図鑑には書かれていなかったのです。鳥が恐竜から進化したかどうかという問題は長い間、論争になっていました。東北大学田村先生のチームが研究した結果、2011年に発表したのです。実は、恐竜の前足は第1-2-3指なのですが、鳥は第2-3-4であると言われてきたのです。それを実験し直し、鳥も第1-2-3指だということを証明したのです。ものすごい発表ですよね。これで今までの説が覆され、鳥も恐竜だとなったのです。
http://kodomoyugakukan.jp/

2019.1003 O.A 邦楽(アイドル) [chord5]

・裸足の季節 / 松田聖子
・青い珊瑚礁 / 松田聖子
・〜南太平洋〜サンバの香り / 松田聖子
・SQUALL / 松田聖子
・風は秋色 / 松田聖子
・Eighteen / 松田聖子
~今回はアイドル編です。松田聖子特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏!今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

2019.1003 O.A 「ワンちゃんが仲間入り!」 [various story]

上村知弘さん(カメラマン)
http://www.tntnaturecon.com/

上村宅に仲間入りした1匹のワンちゃん。奥様のタミーさんがもらってきたそうです。アラスカンマラミュートとハスキーの雑種。だいたい4歳くらいとか。
その子はヤマアラシを2回食べて前の飼い主に捨てられてしまったそうです。
ヤマアラシ?どうやら動くものに反応したのか?遊び心だったのか?知る由はありませんが、それを口にするとどうなるのかを詳細に説明してくださいました。
ヤマアラシの針は釣り針の様にかえしがついているそう。ですからなかなかそれを取り除くことが難しいそうです。
目隠しをしてとるか?もしくは獣医さんのところに連れて行って麻酔をかけてとるとか。どちらにしてもとても痛そうです。
そんな訳で捨てられていたワンちゃんにタミーさんが一目惚れして上村家にやってきたのです。
とても人懐こく、人に対しては感じの良い性格なのだそう。でも同じ犬仲間とはあまり仲が良くないそうです。
すでに一緒にキャンプにも連れて行ったそうですが、来年はカヌーデビューさせたいともおっしゃっていました。
9月は標茶からのグループがいらして、アラスカヘインズでクマを見たり、クルアニ国立公園でセスナに乗って世界最大級の氷河を眺めたり、
楽しく充実した時間を過ごしたそうです。
氷河はやはり別世界。約1時間の飛行だったそうですが、北海道にすむ私たちにとっても見たことのない大自然が眼下に広がっていたのでしょうね。
オーロラもとても調子が良い状態が続いているそうです。
なぜか春と秋に綺麗に見える確率が高いそうですが、9月はとても素晴らしいオーロラがかなりの確率で楽しむことができたそう。
9月は暖かい日が続き、いつもと違うかな?と思ったそうですが、ちゃんと下旬にはいつもと同じ気温に戻ったとか。最近は氷点下になる朝もあるそうです。
※写真は上村知弘氏からお借りしました。
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the phases of the force [path-art]

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IMG_6370.jpg 会場に広がる作品の数々。
空間とともに生きる作品たち。
嶋崎氏が語る宇宙象とは・・・
世の中に存在する全てのものに共通するカタチ。
時代を超えてそこに在る。
ガラス彫刻、ドローイング、絵画。
表現方法は違ってもそこに流れる作家の想いが一言で表現された「宇宙象」
時間と空間、そこに流れる空気。
全てが大きな一つの作品となって目の前に展開される・・・そんな展覧会です。
閉館後の夜の芸術館では作品たちがおしゃべりをしているのが想像できるような・・・
そんなことを考えてしまうイマジネーション拡がる作品群をじっくりとご覧になってはいかがでしょう。
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(宇宙象 嶋崎誠展〜ガラスの魂が語る〜は11/7まで北海道立釧路芸術館で開催中)

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