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outdoor sculpture [path-art]

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釧路市内はたくさんの野外彫刻が存在します。あまりにも有名な幣舞橋の四季の像他、北大通りを歩いても見かけるものがたくさんあります。
普段は視界に入っていてもあまりじっくり観察することがないという方が多いと思います。
その野外彫刻には、それぞれ意味があったり、その由来に釧路の歴史を感じるもの、教訓的なものもあ流そうです。
釧路市内には野外彫刻が50以上、道東となると100以上のものがあるとのこと。
その野外彫刻にターゲットを当てて釧路の街を改めて観察しようとしたのが今回の作品展です。
瀬戸氏も調べていてわかったことなのですが、まず野外彫刻は役場にあり、次に公園にあり、そして橋の周りにあるそう。
なぜ橋なのかは不明なのですが、いきなり野外彫刻が現れるというよりは、その様な流れがあるそう。
中には人間国宝の方のものがあったりもするそうです。
大きなものとして釧路公立大学の前庭の中央に位置するモニュメントがあります。
この作品は下田治氏が制作なさった「イマジナリー・オーロラ」というもの。
1924年満州に生まれた彼は、鋼板をつなぎ合わせた立体造形を手掛け、ニューヨークを拠点に活動を続けたそうです。
この作品は彼を釧路へ招き、釧路製作所で制作を行ったもの。
どこかで制作しこの地へ運んだというものではありません。この地だからこそできた作品と言えると思います。
街歩きをする時のテーマとして野外彫刻を選んでみると、また別の角度からその街が見えてくるかもしれません。
今回の作品展では、釧路を描いた絵画とともに、野外彫刻のパネル展示などがあります。
街を知るそのヒントがたくさん隠されている感じがしました。
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※尚、下段の写真は釧路市立美術館 瀬戸厚志氏からお借りしました。
(道東の野外彫刻展は9/16まで釧路市立美術館で開催中)

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