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human being base [path-art]

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彼の原点は・・・ニルスのふしぎな旅。
「ちょっと隣の町に行ってくるね」と行って気球で出かける・・・そんな感じで旅ができたら最高ですよね。
ガチョウのモルテンを気球にかえて、世界中の空を旅しているのが八戸氏なのです。
気球だったら、自分で作ることができるかも。
実際に中学から高校3年までアルバイトでお金を稼ぎ、生地を買い、ミシンで縫い、手作りで気球を作ってしまいます。
「気球から見ると、今まで見えなかったものが見えてくるんだよね。」
その魅力にとりつかれたまま、大人になった八戸氏は瞳を輝かせて色々なお話しを聞かせてくださいました。
彼の作品に出てくる世界各地の人々は誰も彼も笑顔が眩しい。
ほんわかする1シーンです。
ただ、彼は一人で気球を操縦し、撮影もしているわけですから、その場面を想像してみると、そんなに呑気な感じではないと思います。
1つの作品から浮かび上がるストーリー。永遠に流れる時の中でのほんの1瞬の出来事。
「人間ベースが面白んだよね。」
その言葉が心に残りました。
飛行機でもなく、ヘリコプターでもなく、気球に乗る感覚。おそらく彼の作品をご覧になった方にはそれが伝わることと思います。
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※尚、写真は八戸耀輝氏からお借りしました。
(八戸耀生写真展は6/13まで北海道立釧路芸術館で開催中)

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