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bird's-eye view [path-art]

IMG_1370.jpgプライベイトでは3年ほど前から釧路湿原を撮り続けていらっしゃる田中氏、
仕事ではミュージックビデオの仕事が多いそうです。
被写体は自然から人間まで、静止画と動画と空撮と作品も幅広いのです。始まりは空撮。
もともとミュージシャン目指して東京へ。13年位は着メロなどを作成し、会社勤めをなさっていました。
趣味でラジコンヘリをなさっていて、ドローンというものがドローンという名前すらなかった時から
その存在は知っていたそうです。
YouTubeで海外の方がドローン映像をアップしていたのがきっかけかも・・と。
こんなに綺麗に撮れるんだと思いご自身で購入。
東京のヨットハーバーみたいな所で、許可を取って撮影。初めてやった時に本当に感動なさったそう。
今までの生活から心が解き放たれた感じがしたとおっしゃっていました。
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最初は動画ばかり撮っていたそうです。地元に帰ってきた時には釧路湿原等を撮ったり・・。
それをNHKに送り続けたそう。デモテープを送る感覚でひたすら送り続けたのです。
半年位でプロデューサーから連絡があり、ドラマの撮影の仕事を初めていただいたと。それが一番最初の仕事になりました。
その状態でも映像の知識やカメラの知識がなかったので、しっかり勉強しなくてはと一眼レフのカメラを購入し、ドローンとは別にカメラの勉強を始めたそうです。
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「静止画は一枚で全部伝わりますよね?それを見た瞬間に。そこが魅力というか重要性だと思うんです。
動画は作ってネットにアップしてもクリックして再生してもらわないと始まらない。まあ動画はより深く意味をもたせることができるかな?
釧路湿原を撮っている時はあまり空撮にこだわっていないんですよ。ドローンは上から見た景色が俯瞰で撮れます。
逆に湿原の中の細い情景はドローンでは撮れないものもあるのです。どちらも重要だと特に最近思うんです。」
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空撮で見えてきた釧路湿原の魅力とは・・・。実は他の空撮で、自然撮影をしようとすると必ずと言って良いほど、道路や電線が入ってしまいます。
それを写らないように撮影するのが苦労するところ。ところが釧路湿原に限ってはそんなことを一切考えなくて良いのです。それが魅力でしょうか。
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これからロシアの大湿原を撮ってみたいそうです。今はグーグルマップで湿原を探しているとか。川の蛇行の形とか模様が面白く、アートを感じているみたいです。
小さい頃からずっと佐々木栄松氏の作品をご覧になっていたそうで、それがご自身にとってのアートの起源になっているのかもしれません。
※尚、前半以外の写真は田中道人氏からお借りしました。
※田中空撮のHPは・・・https://www.tanaqoo.com/

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