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wind ear [path-art]

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どんな音が聞こえるかな?
もし風に耳があったら、私たち人間のおしゃべりを聞いているのかな?
このwind earには「耳」と「穂」の意味があるそうです。確かに稲穂が風に揺れる感じがしますね。
半谷学氏は不要なモノがもつ「負のイメージ」も視点をかえることで「美のイメージ」になると今までにも様々な作品を制作なさっています。
何度もインタビューをさせていただきましたが、今回はジュエリーアイス との競演。
さらに第一形態から第四形態までを考えての展開。私がお邪魔した時は第一形態の時でした。
自然と上手に付き合っている丁寧な作品を拝見して、「半谷さんらしいな・・」と思いました。
徐々に自然の中で変化する作品群はジュエリーアイス とともに会場で静かに佇んでいます。
半谷氏からメッセージをいただきました。
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作品「風の耳 : Wind Ear」:ジュエリーアイスが発生する豊頃で「生きるために尽すこと」の世界観を楽しんでいただきます。
冬に太平洋から吹く風と十勝川がもたらす氷塊は、どちらも冬の豊頃町が厳しい環境であることを象徴するものです。
しかしそれらを「美しい」と感じて「楽しもう」とする心は、人々に与えられた尊い性質の一つではないでしょうか。
困難を笑顔で越えてゆく試みが強さと優しさから生み出されたものであるかぎり、私たちはそれがある場所に惹かれます。
どのような状況であっても、全てを出しきって何かを生み出そうとする人々がそこで暮らしているからです。
私の作品「風の耳 : Wind Ear」は、世界中からジュエリーアイスを見に訪れる皆さんと地元の皆さんと結びつけるための「装置」であることを願っています。
会期中に形が変化をすることも楽しんでいただけたら幸いです。   半谷学
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※尚、第二形態の写真は半谷学氏からお借りしました。
(Jewelry Ice Art 2020 WIND EAR は3/8まで豊頃町 大津海岸 ジュエリーアイス の会場で開催中)

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