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maze on parade [path-art]

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7.jpg 通常はAギャラリーの出口が今回は入り口です。
ものすごい数の原画とその緻密さに圧倒されます。
香川元太郎氏は歴史考証イラストの専門家として、歴史雑誌や教科書などに多数のイラストを描かれています。
迷路・隠し絵制作でも定評があり、迷路絵本シリーズも数多く出版し、ベストセラーとなっています。
とにかく迷路がお好き。そのきっかけは2つあるそうです。
一つは子供の頃に街そのものが迷路の様な細かい路地がたくさんある街に住んでいたこと。
学校の帰り道、街の中でリアルな迷路遊びをなさっていたとのこと。
家と家の隙間の路地をちょっとドキドキしながら進み、冒険のようなワクワク感を感じていたそう。
そしてもう一つが積み木。お父様手作りの積み木で遊んでいたそうです。
たくさんの積み木遊びがエスカレートし、積み木で立体迷路を作るように。
橋の下をくぐったり、トンネルがあったり・・・そのように迷路を作ることにハマっていったそう。
原点はそこにあるのでしょう。
ですから一つ一つの作品に全てストーリーがあり、香川氏の遊び心を存分に感じながら作品を楽しむことができるのです。
近くから・・・少し離れて・・・いろいろな鑑賞の仕方を楽しむと見えない何かが見えてくる。
ものの感じ方、捉え方さえ豊かにしてくれるそんな展覧会だと思いました。
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(めいろ!めいろ!!迷路!!!展は6/21まで釧路市立美術館で開催中)
※2020.4/18〜5/25まで臨時閉館。(2020.05.25現在)

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