book jewel [path-art]
どれもこれもがまさに芸術品。
確かに絵本というよりあらゆる素材を駆使して、技術の粋を集めた作品です。
ある意味実験的にといった表現がふさわしい感じがするものも・・。
ほぼハガキ大くらいの大きさの絵本の数々。
ただ、ものにより重さがまちまち。
というのは、そこに使っている素材の違いなのです。
まるでスポンジみたいなものや
ガラス板を使ったカラフルなもの、
寄木細工を使ったもの、
螺鈿等々。
確かに宝石と呼んでもふさわしいくらいのまばゆい光に彩られたもの。
おそらく武井武雄の後に続くこの様な制作をする作家は出てこないと感じます。
小さな世界に広がる奥深い世界。
そしてそこに使われた技術の全て。
見応えがありすぎると感じた作品展です。
(本の宝石 武井武雄の刊本作品展は12/20まで釧路市立美術館で開催中)
2020-12-07 10:00