2021.0209 O.A 「引越し難しい〜〜〜」

鈴木雅章さん（翻訳者・ライター）

実は引越ししたくても家がなかなか見つからない・・・そんな鈴木氏。
息子さんがハイスクールに入学することもあり、シドニーからセントラルコーストへ移りたいそう。
セントラルコーストはシドニーから車で高速道路を使って1時間強の距離。なんと鈴木氏がオーストラリアで最初に家を借りた地域とか。今から24年前のことだそうです。
ところが、シドニー市内から郊外に流出する人が増えていて家が簡単に見つからないとのこと。
これも新型コロナウイルス の感染拡大によってリモートワークが急増したからなのです。
日本の東京でも似たようなお話しはニュースなどで見聞きしましたが、同じような現象が起こっているんですね。
彼のところには、猫と犬がいるので戸建ての家を探しているそうですが、競争が激しくなかなか思うようにいかないみたいです。
インスペクションといって公開見学の日があるようですが、そんな時にはびっくりするような数の人が集まるそうです。
ある家では50人以上100人近い人が集まったり、完全なり借り手市場とのこと。
一方、シドニー市内の不動産は借り手市場で、以前よりも賃貸料を下げているそう。
彼の知り合いの日系企業の社長さんのお話しでは、事務や営業等、自宅でもできる仕事はほとんどリモートワークになっている様です。
以前のように毎日出勤するようにはならないのではないか・・とのこと。
社員は圧倒的にリモートワークを希望する人が多いそうです。全ての企業が週5日フルに在宅勤務にしているわけではなく、週に何日かオフィスに出勤する企業や、
週2日だけ在宅勤務にするハイブリッド型の勤務体系が増えている感じとおっしゃっていました。
コロナによって働き方が随分と変わってきたことを実感するシドニーのお話しでした。
※写真は、鈴木雅章氏からお借りしました。