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2020.1009 O.A 釧路市こども遊学館 角田学芸員 「ぴこぴこ動くアレ」 [motto museum]

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スタジオにミジンコを・・・。遊学館で飼っているそうです。よく見ると動きがとても可愛いのです。ミジンコは肉眼では見えないのでは?と思っていたのですが、しっかり見ることができます。ホッピングという水の中でピョンピョン飛んでいるのが何と無く楽しそう。実は2本の手の様に伸びている触覚を動かして動いているのです。ずっと動いているので見ていて飽きないとの事。眺めているうちに、なんとなくそんな気がしてきました。実はミジンコの顔をアップで見ると目がクリッとして可愛いのです。黒い点が拡大して見ると見えました。では飼育するのには一体どういうものが必要なのでしょう?透明な空きビン・土(園芸用腐葉土でもok)・汲み置きした水・・これだけ。まずビンの中に5mm位、薄めに土を敷いて水を入れます。水は5cm位。フタは開けた状態で直射日光が当たらない明るい所で2週間くらい置いておくそう。池の水を少し入れるととても良いとのこと。すると水の色が少し緑っぽくなってくるそうです。ミジンコの餌になる植物プランクトンが育ってきた証拠なのです。今度はミジンコをゲット!池や水溜まりには結構いるそうです。ミジンコの飼育環境を整えて安定したら、蒸発した水を継ぎ足すくらいで、他に特にすることはないので、そのままずっと飼育できるのです。でも観察していると、急に数が減ったり、全滅したり。その原因は様々で追求することは難しいかもしれません。「ミジンコの飼育環境ってまるで一つの生態系の様なんです。土から栄養素が水に溶け出し、植物プランクトンが光合成をしてミジンコがそれを食べ寿命を迎えたミジンコはまた土にかえる。その変化を見ていると生態系においてバランスというものがいかに大切かがよく分かるんですよ。」
http://kodomoyugakukan.jp/

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