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2019.0627 O.A 「小さな高山植物も」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

霧多布湿原のワタスゲの穂は今年は見事でした。そろそろそれが終わりエゾカンゾウの季節に移ります。
去年のワタスゲは振るわず・・・一昨年は綺麗で・・・
サイクルがあるのかしら?「休むのも大事なんですよ。休まないと綺麗にならないんですよ・・」なんて。
最近は、海の近くの湿原の高山植物が咲き始めているそうです。コケモモやイソツツジなど。
ものすごく小さな花を咲かせているそう。もともと北の植物なので、栄養がほとんどなく、気温も低いので大きくなれずに生きていくものだそうです。
でも寿命は長いとか。くるぶしくらいの高さにしかならず、地面にへばりつくようにして生えているのです。
ハスカップもそろそろ実をつけ始め、真っ先に食べるのがカラス。
フンの色が紫というか青のインクみたいになるので、「アッ!ハスカップを食べたな」と分かるそうです。タンチョウもハスカップを食べるそうです。
タンチョウといえば、今年のポロト沼のタンチョウは若いツルになったので、子供は難しいかなと日高氏は思っていたそうですが、どうやらヒナが生まれたそう。
5月の中旬に抱卵を始め、6月の中旬にはヒナが姿を現したそうです。
タンチョウの巣は卵を温めるだけのもので、もう巣には戻らないそうです。小鳥たちとは違いますね。
通常のタンチョウに比べると1ヶ月半ほど遅いので、エサとなるサケの稚魚もいないので、日高氏は少し心配そうでした。
でも泳ぐこともしているそうで、元気に大きく育ってほしいです。
オジロワシのヒナも巣から頭だけを確認することができたそう。もちろん遠くから望遠鏡でですが。
こちらも事故等何事もなく成長してほしいと願わずにはいられません。
今年の植物は全体的にいつもの年よりも早い感じがするとおっしゃっていました。やはり早い時に暑い時期があったことが原因かもしれません。
これから霧多布湿原は花の季節真っ盛りになります。たまに小さな高山植物にも目を配って散策してみるのも良いかもしれませんね。

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