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enjoy my life [path-art]

IMG_6866.jpg今回は、弟子屈 山椒で開催されたKOBO展「PETER IVY+高橋みどり」の会場にお邪魔してフードスタイリストの高橋みどり氏にインタビューをさせていただくことができました。

フードスタイリストってどんなことをする方なのでしょう?ネットで検索すると、主に書籍や雑誌・広告の写真や、CMや映画など映像作品の撮影現場において、撮影される料理やテーブルセッティングなどの演出を手がける職業とあります。様々な形があるそうですが、高橋氏は綺麗とか派手というよりも、「美味しい」「楽しい」とか根本的なことを考えてそれを具現化している方なのだと思います。
なんとなく綺麗、可愛いといった捉え方ではなく、「自分が気持ち良い、楽しい」という気持ちを大事になさっています。決して人の真似ではそれは得られないというもの。
自分はこういう気持ちでこんな器を選んだ、楽しんだという考え方なので、自分の楽しいを見つけてほしい!そのきっかけ作りになればとおっしゃるのです。
「自分の」というのは誰のためでもなく、自分のため自分らしいものを・・ということ。
この世界に入ったのは大橋歩氏との出会い。
そこでプロフェッショナルの方々とたくさん出会うことに。
もともとテキスタイル、布そのものに興味があり、大学では陶芸を勉強なさったり。
「そもそもものづくりが好きなんですよ」とおっしゃっていましたが、現在の仕事に全て結びついているのですね。

作家にカメラマン、照明スタッフ等々セレクトして、全体を作り上げていく映画監督みたい。そこに「食」「楽しい」というキーワードを振りかけながら・・・。
「東京と黒磯との二重生活を続けて10年以上、最初は居心地があまりよくないかなと思っていたのが、逆に居心地が良くなってきたり、結局は自分の考え方ひとつなんですよね。60歳を過ぎて・・ということで色々と考えた時期もあったのですが、今ではこの歳になってワクワクできる自分って良いなって考えられるのです。軸足を変えただけなのに。」
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高橋氏の飾りのない等身大の生き方が、多くのファンを惹きつける魅力なのだとお話しを伺って感じました。

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