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2018.0329 O.A 「ユーコンの春の兆しとHouse Sitting」 [various story]

上村知弘さん(カメラマン)
http://www.tntnaturecon.com/

そろそろ白頭鷲が営巣を始めたそうです。冬は南で越冬し、春に戻ってくるアメリカの国鳥。
毎年同じ巣を使うそうですが、少しずつ修復を重ねているみたいです。枯れた木を集めては巣に運んでいる姿を見かけるとおっしゃっていました。
他には小さなユキホオジロ。スズメよりやや大きめの鳥。
ユーラシア大陸から北アメリカの北極圏で繁殖し、冬はユーラシア大陸の中緯度地帯と北アメリカ中部に渡りをおこない越冬するそうです。
そのユキホオジロが3月上旬のまだ氷点下30度の時に戻ってきたそう。
そんな寒い季節に・・・すごいですね。
植物はまだ・・・といった感じですが、鳥達がいち早く春を感じさせてくれているみたいです。
さて、実は今回の収録はいつもと違う場所からでした。
今年2月から3月に彼はHouse Sitting中だったのです。House Sittingとは、家の人が留守をする時に、 その家に住んだり家事をしたりすることをいうそう。
極北の冬は長く6ヶ月ほど。ですからその間、vacationで南の国に行かれる方や仕事でユーコンを離れる方もいらっしゃるのです。
寒い中家をあけてしまうと、水道が凍ってしまったり、色々と不都合がでたりします。
そこで、知り合いの方や友人の友人を介して上村氏にお声がかかったという訳なのです。
民泊している感じに近いかも・・とおっしゃっていましたが、それぞれのお家を見ることができて、実際に家を建てる時の参考になると。
今まではゲル暮らしだったので、キャンプ生活からいきなり文化的生活が始まった1軒目は不思議な感覚を覚えたそうです。
手をかざすと流れ出す水、歩くと自然につく電気。今では当たり前に目にする光景ですが、彼にとっては居心地の悪い感じがしたのですね。
その生活にも慣れ、これからまたゲル生活が始まります。逆にまた少し違和感を覚えるかもしれません。
早く自分のお家が欲しくなったかな・・・・・彼のお話しからそんな雰囲気が少し感じられました。

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