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northern [path-art]

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現在、別海で酪農の仕事に携わりながら写真を撮り続けている佐藤氏。
今年は東京のコニカミノルタプラザや浜中、根室で作品展を開催しました。
ライダーとして北海道に来て写真を撮り、もっと地に足がついた写真を撮りたいと住み始めました。
もう11年になるそうです。上っ面だけの写真ではなく生きたドキュメンタリーの写真です。
酪農をしている人、牛、そこで遊ぶ子供たち。彼の写真からは生き生きと輝く人間が映し出されています。
ところがここ最近、テーマが少し変わってきたそうです。
最初は旅人の視線だったのですが、今は北で暮らす感覚が身体に染み付き、考え方にも変化が・・・
北海道は本州などからの移住者によって栄えてきた場所。そこに暮らしていると、ところどころに開拓時代の匂いのする風景が残っていて、
その痕跡を残したいと作品を撮るようになってきたそうです。
酪農、開拓と視点は変わっても佐藤氏の根底に流れているものは、その場の空気感。これを一番大切になさっています。
見た人がまるでその場所にいるような感覚をおぼえることと思います。佐藤氏のフィルターはいつも優しく、時に厳しく被写体を見つめ続けているのです。
(佐藤弘康 写真展 NORTHERNは10/27〜11/26まで中標津 東1条ギャラリーで開催)
※尚もっとくわしく・・という方は・・・こちらへどうぞ
http://path-art.blog.so-net.ne.jp/2012-10-24

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