2011.1021 O.A 今村 満氏3

鉄道一筋40年。楽しかったのはたくさんの資格試験に受かったこととか。逆に苦しかったのはその準備。実は仕事はあまり好きではなかったそう。
工業高校では文学部と呼ばれたほどで文字や絵を書くことが大好きだったそうです。
お父様のDNAを受け継がれているのでしょうか・・・お父様も絵描きだったそうです。尺別で、会館の幕の絵を描いていたのを覚えているとか。また、行灯の絵を描いたり、自分で服や帽子も作り、靴もつくる。さらには、腕時計の修理もする。印鑑もほる。・・・できないことはないみたい！！
太平洋では設計の仕事をなさっていたそうです。浦幌と尺別を結ぶ隧道の設計に携わっていたそうです。今村氏も小さい頃少年雑誌に漫画を投稿してよく掲載されたとか。
石炭を知らない孫にいよいよ石炭も忘れ去られたのか・・・としみじみ思ったそうです。
「まだ列車は走っているし、でも、石炭がなくなったら俺も終わりかな」
・・・まさにヤマに生きた男の言葉を聞いたと思った瞬間です。