SSブログ

2020.1204 O.A 釧路市こども遊学館 小笠原学芸員 「シュワシュワの正体?!」 [motto museum]

1.jpg 2.jpg
スタジオに大きなビーカーが2つ。またまた実験です。今回は身近な材料でお風呂時間をリッチに。。。癒しの時間を過ごそうという事で、発泡入浴剤を作ろう!!がテーマです。用意するのは重曹とクエン酸と塩。これだけです。分量は3:3:1の割合。そのままだと白いので、食紅を少々使い色付けしてもokです。香りをつけたい場合は、天然のアロマオイルを加えると良いでしょう。そのままだとサラサラなので、指でぎゅっと押し付け、霧吹きなどで少し水分を与えます。全部湿らせてしまうと発泡してしまうので要注意です。小さな容器に詰めて乾燥させて完成です。さて、なぜ重曹が良いのでしょう?炭酸水素ナトリウムは弱アルカリ性。油分を分解する作用があるので皮脂汚れが落ちやすくなるのです。お湯に入れる事で、肌表面の角質などが柔らかく取れやすくなるので、お肌すべすべ効果があるみたい。また、皮脂が酸化する事で発生する体臭を抑えるデオドラント効果があり、さらに塩を加える事で発汗作用もアップします。炭酸水素ナトリウムとクエン酸の化学反応で二酸化炭素が発生し、これがシュワシュワの正体という訳。化学反応には2種類あり、温度が上がる発熱反応と温度が下がる吸熱反応。シュワシュワ発泡は、吸熱反応の代表的な例。ここでビーカーの登場です。普通のお湯とそこに発泡入浴剤を入れたお湯の2つが用意されました。実際に温度は下がるのでしょうか?みるみるうちに発泡入浴剤を入れた方は下がっていきます。ですからお風呂に入って入浴剤を入れたらお湯の温度は下がっているという事。でもあまり実感はないですよね?それはお湯に溶けた二酸化炭素が経皮吸収され、血管拡張する作用で血流が良くなり、体が温まるという事の様です。
http://kodomoyugakukan.jp/

Facebook コメント

2020.1203 O.A 邦楽(アイド..book jewel ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。