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2019.0919 O.A 「ポロトは賑やかな秋」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

日が短くなり、周りの植物たちも茶色っぽくなり、
なんとなく寂しい秋を感じさせる今日この頃ですが、ポロト沼は鳥たちで賑わっているそうです。
まずは、オジロワシ。周辺で繁殖したであろう若い個体が多い時で30羽くらいもやってくるとか。
なぜなら・・・鮭が上がってきているから。
力尽きた鮭が沼のほとりにいるので、それを狙ってたくさんの鳥たちがやってくるのです。
タンチョウの雛もそのおこぼれをいただいているそうです。
例年はもう少し大きくなっているので、親が色々なところに連れて行くのですが、今年はやっと飛べるようになったくらいなので、ポロトにいるそうです。
そこで親とともに鮭をつついていたそうです。今までには見ることのできなかった光景です。
カモたちも北から渡ってきました。一番手はコガモ。続いてオナガガモ。まだまだこれから色々な種類のカモがやってきます。
まだ羽の色は地味め。でもこれからオスの羽は綺麗に派手になっていくとのこと。おそらくこの後は本州方面まで行くはず・・・と日高氏。
ヒシクイも移動を始めています。釧路でも「ガハハ ガハハ」と変な声が聞こえたら、空を見上げるとV字編隊を組んだヒシクイが見えるかもしれません。
ノビタキやオオジシギは囀るのをやめ、そろそろ南へ帰る準備を始めているそうです。
花たちもそろそろ終わり。野菊の仲間のエゾノコンギク、ウラギクとナギナタコウジュという青紫色の花たちが咲いているそう。
ラストは白い花のコハマギク。これでお花はおしまいです。
「そうそうまだ蚊がいるんですよ。10月初めくらいまでかな?今年は夏に少なかったけれど。蚊がいなくなると鳥もいなくなるんですよね・・・」
北へ南へ移動する鳥たちで空は賑やかになりそうです。来年もまた元気な姿でやってきて欲しいですね。

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