SSブログ

2019.0110 O.A 「真冬の動植物たち」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

厳しい寒さが続いています。
これからが一番寒くなる時。。。動植物たちはどう冬を乗り切っているのでしょう?今日はそんなお話しです。
大体の広葉樹は秋に葉を落とし、冬眠状態になって厳しい冬を乗り越えようとしています。
ただ、一部の広葉樹、高山植物は葉を落とさずに雪の下で頑張っているのです。
例えば、ツルコケモモやイソツツジ。雪を掘ると出てくるのですが、ツルコケモモは葉を赤くして、イソツツジは葉を丸くして寒さをしのいでいます。
動物たちは冬眠するものとしないものがいますね。
冬眠するものの代表としては、ヒグマ、シマリスなど。最近では冬眠しないクマもいるとかいないとか・・。
シマリスは土の中にお家を作り、起きたり寝たりして暮らしています。
冬眠しない動物は・・・私たちの周りにもたくさんいます。
代表格がネズミ。彼らは真冬でも繁殖を繰り返しています。だからこそ他の動物たちのエサにもなっているのかもしれません。
このネズミたちは雪の上を歩いているので、その足跡というか、尻尾の跡で判別することができます。
ただ、雪が降り積もってくると、雪中生活に入ります。いわばカマクラみたいな感じ。その方が温かいのですね。
他には、キツネやエゾシカ、タヌキなどが有名です。タヌキはここ最近目撃例が多いそうです。
釧路湿原でもそのお話しはお聞きしますが、浜中でもそのようです。タヌキは足が短いので雪の上を歩くのが苦手。
お腹をすった跡が彼らが歩いた跡にはあるそうです。もしかするとここ数年、雪の少ない冬が続いていることと関係あるのかも???
そこで気になったのが、冬眠する鳥はいるのでしょうか・・・。
実は世界には洞窟の中で冬眠する鳥や、夜になると冬眠状態になる鳥は存在するようです。
動植物は自然に寄り添いながらうまく共生しているというのがよくわかるお話しでした。

Facebook コメント

the form of memories2019.0110 O.A BAND ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。