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2018.1214 O.A 釧路市立博物館 戸田学芸員「街灯とマンホールの蓋に想う」 [motto museum]

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仕事柄、街並みを観察することが多い戸田氏。行事などを行う時にも下見に出かけると写真をパチリ。そんな写真も数が増えるとこれは立派なコレクション。どこかに出かけて上を見上げる、足元を見てみると色々なものが見えてきます。まずは、街灯。釧路市内、特に港町周辺の街灯には、海に関するモチーフが使われていることが多いそうです。例えば、船の舵、錨、カモメ、波など。桜ヶ岡には石炭ストーブの煙突がオシャレに配置されていました。また、全くモチーフがわからないものも存在します。直線をデザイン化した様なものや、形があるけれど、これは一体何?というものも。そして、マンホールの蓋。こちらはマニアの方も最近は増えているのではないでしょうか。街中に多いのはタンチョウをモチーフにしたもの。歴史を感じる昔の消防に関するもの(火の見櫓や纏など)もありました。釧路町は長靴アイスホッケーの道具が文字とともにわかりやすく配置されています。戸田氏は他の都市へ旅行した時に資料として撮影されています。例えば、函館。五稜郭と旧函館区公会堂が綺麗な色とともにデザインされています。由仁町では、キタキツネとタマネギ、リンゴ、稲、桜が面白可笑しく配置された丸い形のものなどが。何かにフォーカスして街を観察すると面白いものが見えてきます。これらのものは、そこに住んでいる人にとってはとても親しみがあるものであり、その地を訪ねた人にとっては、街を知るきっかけの一つになるものと戸田氏はおっしゃっていました。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

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