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2018.1011 O.A 「鮭とともにやってきた」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

今年は鮭がポロト沼にやってきたそうです。去年はとても少なかったのですが、今年は戻ってきた!!と。
・・・それとともに、色々な生き物がやってきているそうです。
まずは、カラス。どこにでもいるカラスですが、特にハシブトが多いそう。
そして、オジロワシ。今年生まれた様な若鳥が多いと。まだクチバシも黒く、体の中には白いものがある様な若いオジロ。
多い時には15羽から16羽くらいの数が確認されるそう。ボーッと佇んでいて、一羽が何かを見つけるとそこに集まって皆で食べている感じ。
今のうちにたくさん食べて体力をつけておかないと冬を乗り越えることができないのです。
厳しい冬を乗り越えることのできる若鳥は生まれた数のおそらく半数以下とか。
賢く、体力があり、判断力もあり、記憶力もあり、強く・・・等々。環境に順応していくことのできるもののみが残ることができるのです。
そして、今年は日高氏がポロトにお住まいになって15年。初めての出来事として、ヒグマが出現したそう。
今までもヒグマが通過することはあっても、そんなにたくさん目撃することはなかったそうです。
昼間から人目につくところに出てきて、鮭を狙っているとのことで、目撃情報がとても多いそう。
ただ、日高氏はまだお目にかかっていないそうです。
「川で鮭を釣ることは禁止されていますが、河口の海岸付近で以前は魚を釣っている人たちがたくさんいたんですよ。
ところが今年はそれが禁止されたんですね。平年との違いはそれくらいなので、クマの出没と関係があるかもしれませんね」と日高氏。
クマは犬よりも鼻がよく、鮭の匂いに誘われて現れたのかもしれませんね。
ポロト沼にはタンチョウもいますが、タンチョウは鮭はいらないみたいです。彼らには鮭はエサとしては大きすぎるのです。
湿原の中でバッタなどの昆虫や、ほかには貝などを食べているそうです。

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