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2018.0607 O.A 「タンチョウの話が単調にならずに」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

今年もポロト沼のタンチョウのヒナが2羽誕生しました。5月の大型連休の前あたりからそわそわしていた日高氏。
なんとなく様子を伺っていたそうですが、5月10日くらいから親鳥の様子が違うことに気づきました。
1羽しか見えないそう。というのは1羽は座っていたようなのです。
1羽が沼の真ん中で餌をとり、1羽が卵を温めていたのです。夕方と朝にお父さんとお母さんがバトンタッチ。
昼はオスが卵を温め、夜はメスが卵を温めるそうです。他のタンチョウもその様です。
メスの方が食事をする時間がたっぷりとあるのです。卵を産むことで失った栄養を補給しているのかもしれません。
卵が孵ってからは、オスとメスが2羽でくっついて行動する様になるそう。間にヒナがいるのです。
また、座っている親鳥の羽の中にヒナが入って温まっているそうです。
この温めている親鳥はおそらくメスと・・・日高氏。オスは警戒にあたっているそうです。
上空にオジロワシがいるのを見ると警戒する声を出すそう。
1羽や2羽のオジロワシの場合は、蹴散らすそうですが、今年はポロト沼に多い時で23羽のオジロワシが集まったそう。
その時は流石に隅の方で静かにしていたとか。
ところで、タンチョウは泳ぐことができるってご存知ですか?
さらにビックリなのが、ヒナも泳ぐことができるそう。親鳥はとても上手に立ち泳ぎの様な感じで泳ぐそうです。
このヒナたち、だいたい100日間で飛ぶことができる様になるそう。おそらく8月中旬には旅立つ日がやってくるのでしょう。
現在、カメラマンの方々が可愛いヒナと親鳥をカメラに収めようとやってきているそうですが、タンチョウたちは警戒して普段の生活を送ることができないことも。
気持ちはわかりますが、少しだけタンチョウのことを思いやって撮影していただきたいですね。

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