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science short story・・・身近な科学編 [etc.]

なぜ歴史的な建造物が今も建っているのでしょうか?
そんな質問からスタートしました。
住宅の寿命には諸説あるそうです。素材にも関係がありそうです。でもそこに使われている釘が重要なポイント。
古代の釘は現代の釘と違うそう。
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古代の釘は砂鉄を原料にして、純度は99%以上あり、錆びにくいのだそう。
その鉄をどうやってつくっていたのでしょう?
ここには「たたら」という技法が関係してきます。実は境氏の研究テーマでもあります。
日本の古来から行われている鉄作りの技法を「たたら」と言います。
粘土を用いて縦3m、横1m、深さ1.2mの炉。この炉の地下には、地下からの湿気を止めるための構造になっています。
炉の中に炭を入れ、火をつけ、炉全体に火が行き渡るようにします。この炉の中に3日3晩かけて繰り返し、砂鉄と木炭を挿入。
砂鉄15t、木炭15を入れ、3日目に炉を解体して3tの鉄をつくりだすというものです。

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2017.0921O.A 邦楽we,the Ainus,regard .. ブログトップ

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