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白糠探検・・たちとたちとたち [shiranuka project]

白糠探検第七弾は食編・・・です。
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いつか行ってみたい!と思っていたメニューのないお店「やまかん」にお邪魔しました。
ここは山内水産株式会社が経営しているお店。
メニューがありません。営業時間もお客様に合わせて。オススメ料理のみ。
この「やまかん」がオープンしたのは今から20年くらい前のこととか。
山内水産の創業が昭和25年。今回お話しを伺った山内敏和氏のおじい様が始めた会社です。
当初はカニがメインで、今では当たり前になってしまいましたが、当時としては珍しいカニのむき身を出荷なさっていたそうです。
それからツブやタコ、アキアジなどを加工することに。
二代目、山内敏和氏のお父様が自分たちが楽しむため、仲間とお酒を飲みたいな・・・と思って始めたのが「やまかん」。
ですから店を始めようと思って作った場所ではなかったそうです。
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それがいつしか予約をとって宴会をやることに・・彼は理系に進もうとしていたそうですが、お店を継ごうと戻ってこられたそうです。
予約でメニューなしのコース料理。しかもコースの内容は決まっていません。その日の仕入れで決まります。
完全予約制。そのためロスも少ないので安くて美味しいものをたくさんお客様に提供できるという訳なのです。
1名から60名様までは大丈夫とのこと。お一人さま3500円(税込)からok、
こだわりは鍋と刺身とカニが必ずつくこと。もちろん鍋の具材はすべて生です。
さらに飲み物は持ち込みok!!
今回は冬なので外でというわけにはいきませんでしたが、夏場は外で海の音を聞きながら美味しい焼き物を食べることができるのです。
最高に贅沢なロケーションです。
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取材用に用意していただいたのが、タチポン、ツブの煮物、タチのてんぷら、タチの茶碗蒸し。
どれもタチの旨味がそれぞれに引き立っていました。意外だったのがタチの茶碗蒸し。
タチの良さを出すために具材はシイタケのみにおさえてありました。
クリーミーで濃厚なタチの味がそれぞれに味わい深く表現されています。
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最後に山内氏の旬のオススメを伺ってみました。
春:定置でとれたトキシラズを鍋や刺身や塩焼きで
夏:屋外でツブなどの貝類やホッケの焼き物を
秋:アキアジ、シシャモ
冬:タラ、ホッキ、ツブ、毛ガニ
「とにかく白糠には種類豊富に魚介類があるんですよ。ありすぎでこれって決められないかもしれない。
でも個人的にはシシャモとタコをもっと有名にしたいんです」
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鮮度が良いからどの料理もあまり手を加えずに食べていただくようにしています。
白糠の海をそのままいただいている感じがしました。
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