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白糠探検・・シソの香りに誘われて [shiranuka project]

白糠探検第三弾は観光編。シソの収穫と絞り汁つくりと・・・シソ畑。
今日はシソの収穫と葉を枝からとる作業を行う日ということでお邪魔したのが、宮下地区集会所。
屋外で町内の方々の手によって次々とシソの葉が箱の中にいれられていきます。
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シソは痛みやすく、すぐ発酵するそうです。
このシソを旭川方面へ送るために、段ボールに入れるのですが、少しでも通気性をよくするために段ボールに人力で穴をあけました。
09095.jpg そうこうしているうちに、今度は赤シソが運ばれてきました。
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白糠のシソはもともとは各農家さんが育てていて、自分たちがシソジュースとして飲んでいたそうです。
ところが、シソは身体にも良く、料理や調味料として使うこともできて万能的、さらに色も綺麗ということで、
これを使って焼酎にできないかと提案があり、平成4年に「シソ焼酎 鍛高譚」が誕生しました。
当時は1年間に6000本位の量でした。その後焼酎ブームもあり、最盛期には年間で840万本にも。
その頃にはシソを栽培する農家も5件ほどになったそうです。
現在は鍛高の里と庶路の泊別の2ヶ所でシソは栽培されています。
白糠町では健康&白糠のPR&観光の3本柱でシソをおしていこうと動き出したのが平成17年のこと。
シソはだいたい、5月上旬に種をまき、6月下旬に10cmくらいに育ったものをポットに植え替えます。
そして6月中旬には畑に定植。9月上旬に刈り取り。
そこで畑にお邪魔しました。
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今年のシソはとっても状態が良いそうです。大きくて、立派で、ムシの被害もなくて・・
香りも最高!!
今日はシソの絞り汁も作られていました。
赤シソなのに・・煮詰めていくと・・あら不思議・・シソが青い葉に。
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このシソは今では色々な商品に使われています。
シソ焼酎鍛高譚、鍛高譚梅酒、鍛高譚梅酒ソーダ割り、紫香天、釧鯖(文字)、ラムネ、しそしょうゆ、シソドレッシング、ごんぼぽりドレッシング。
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シソは中国から昔、日本に渡ってきました。奈良時代にはすでに薬用、または食品香味料として重宝されていたそうです。
様々な栄養素が含まれていますが、特にβカロチンとカルシウムが野菜の中ではトップクラス。
白糠ではシソを使ってジュースを作ったり、料理をつくる体験教室がこの時期に行われます。
とても素晴らしい風景も楽しませてくれるシソ畑。
白糠の街に、シソの香りが漂い、そのシソが身も心も爽やかにしてくれる。
もっともっとシソについて深く知りたくなりました。
白糠のシソは最高なんです。もっと声を大に・・・叫んでも良いと思うのです。
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こちらの写真は鍛高の里の8月中旬のシソ畑を通りすぎた時に撮影。

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