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2020.1002 O.A 釧路市立博物館 城石学芸員 「ウポポイに行ってきた!」 [motto museum]

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実はopen前にも行かれたそうですが、9月に会議でウポポイ(民族共生象徴空間)に行かれたそうです。とにかく広い敷地には国立アイヌ民族博物館のほかに、屋外ステージ、工房、体験交流ホール、体験学習館、展望広場など施設が充実。もちろんショップやレストランもたくさんあり、アイヌの伝統的な食材や調理法を用いた創作料理、スイーツなどを楽しむことができるそうです。城石氏が行かれた時にはミュージアムショップが大人気だったそう。国立アイヌ民族博物館は、アイヌ民族の誇りが尊重される社会を目指し、多くの人にアイヌの歴史や文化を伝え、アイヌ文化を未来へつなげていく事を目的として建てられました。基本展示では、「ことば」「歴史」「世界」「しごと」「交流」「くらし」の6つのテーマをアイヌ民族の視点で展開。そこで解説の人称が「私たちの〜」という表現になっていたことに城石氏は着目。おそらくこれがこの施設の大きな特徴であると・・・・。また、施設内のアイヌ語の使用についてもお話しして下さいました。例えば、消火器やトイレなど全ての表示がアイヌ語になっているそう。現在の言葉をアイヌ語に置き換えて表現され、さらに、職員の方には全てアイヌ語名がつけられているそうです。アイヌ語には方言もあるので、一つの展示にしても地方ごとの表現の違いも展示されているとのこと。今後は国立アイヌ民族博物館を基軸にアイヌ文化で繋がる博物館等のネットワークの構築、道内外を含めて様々なアイヌ文化の発信基地として進化し続けていくことになるのでしょう。展開しながら充実していくイメージかもしれません。愛称のウポポイは大勢で歌うこと。お互いに尊重しあい、多くの方が集まり、多くの情報が集まる施設を目指してそんな願いが込められています。
https://www.city.kushiro.lg.jp/museum/

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